2024年10月18日
みなさんこんにちは!
歯科助手・トリートメントコーディネーターの髙橋です☺︎
最近は涼しくなる日も増え、外では金木犀の香りがするようになりましたね🌿
今回はインプラントの歯周病についてお話をしていこうと思います。
みなさんはインプラントにも歯周病によく似た病気があることをご存知ですか?
その病気はインプラント周囲炎と呼ばれ、痛みなどの自覚症状がほとんどないまま進行するだけでなく、進行速度も非常に速いのが特徴です。 具体的には、天然歯の歯周病と比べて、10~20倍ほどの速度で進行します。
進行速度が速い理由としては、インプラントと天然歯の構造が異なることが挙げられます。
インプラントは失われた歯の部分に歯根に代えて顎骨に埋め込む人工歯根のことをいいます。
歯周病は歯を失う原因1位と言われており、日本人の約80%が罹っていると言われています。
とても恐ろしい病気ですね…

インプラント周囲炎にはインプラントがグラグラ動いたり、骨が大きく溶けるという症状があります。また、はじめにお話したように自覚症状が出にくく、気がついた時には重症化していることもあるので日頃のメインテナンスによる感染予防が重要です!
予防法としては
・インプラントを入れる際、インプラントの周りの骨を増やしたりし、歯磨きしやすい環境を整えておく
・治療後はブラッシングをしっかりと行い、3ヶ月に一度歯科医院で定期的なメインテナンスを受ける
これらがあげられています。
また発症をリスクを高める要因として喫煙や糖尿病、歯ぎしり食いしばりなどの癖がある方も要注意です⚠️
当院ではインプラントを入れられた方に歯科衛生士による定期的なメインテナンスにお越しいただいています。
その先の予防も含め、より良い治療を提供できるよう努めています!
何か気になることやご質問があればお気軽にお尋ねください!
2024年10月11日
みなさんこんにちは!歯科衛生士の嶋です🦷
気温も下がり、秋の深まりを感じる季節となりましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか?
今回は歯冠延長術についてお話しします。
【歯冠延長術とは】
根っこだけになってしまった歯を残す治療方法です。
みなさん歯を失う原因は何かご存知でしょうか?
虫歯や歯周病、歯の破折です。
一度削ってしまったり、骨が溶けてしまった歯は元の状態に戻すことが出来ません。

上記であげた歯を失う疾患で、抜歯をせずに歯冠延長術で適応できる歯があります。
【適応できる歯】
・虫歯が進行して、歯ぐきから上に出ている部分(歯冠)がほとんどない。
・歯が割れて、歯ぐきの下まで及んでしまった。
※歯科医師がお口の中の状態とレントゲンで診査診断をし、適応できるか判断します。
また、歯が残せるかどうかは見える歯の高さがポイントです。その基準の一つにフェルールという概念があります。
【フェルールとは】
歯ぐきから上の部分で健康な歯質が2㎜以上あれば、健康な歯周組織を獲得できます。健康な歯質があることで咬む力が分散され、歯の根っこが折れるのを防止します。このフェルールを獲得することで、歯の寿命に大きく関わってきます。

当院で歯を残す選択肢として行っている2つの治療方法をご紹介します。
【クラウンレングスニング】
歯ぐきの位置を下げ、歯の根っこを露出させることで歯ぐきより上に歯がある状態をつくります。歯を抜かずに長期安定した被せ物が可能な状態にします。

【エクストルージョン】
歯ぐきに埋もれた歯の根っこの中央部分にフックを装着し、真上からゴムやバネの力で引っ張り上げます。これにより埋もれていた根っこの上部が挺出するため、土台を作成することができるようになります。

長い目でみて、自身の噛める歯があることは何十年後の全身や歯の健康寿命にも大きく影響してきます。
患者様自身の最善の治療選択と長く歯を守っていくためのプランを分かりやすく説明させていただきます。ぜひ当院にご相談ください!
2024年10月4日
こんにちは!歯科医師の堀井です。
今回は「唾液と味覚」の関係についてお話します。突然ですが、皆さんは唾液が味覚にどれだけ大切な役割を果たしているかご存知ですか?実は、唾液が無いと味を感じにくくなるんです!その理由について詳しく見ていきましょう。
唾液と味覚の関係
私たちが食べ物を食べたとき、舌の表面にある味蕾(みらい)が味を感じ取ります。しかし、食べ物の成分だけでは直接味を感じ取ることはできません。ここで重要なのが「唾液」です。唾液は食べ物を舌の上で溶かし、味蕾に成分を届ける役割を果たしているのです。言い換えると、唾液が無ければ食べ物の味が味蕾に届かず、味を感じにくくなってしまいます。
唾液の役割
唾液は、味を感じるためだけでなく、さまざまな大切な役割を果たしています。以下にその主な働きをまとめました。
* 消化の促進:唾液には消化酵素が含まれており、食べ物を分解しやすくします。
* 口腔内の清掃:唾液は細菌を洗い流し、口の中を清潔に保つ役割を果たしています。
* 虫歯予防:唾液の中に含まれる成分が歯を修復し、酸を中和することで虫歯を予防します。
唾液が減少する原因
唾液の分泌が少なくなると、味を感じにくくなるだけでなく、口腔内のトラブルが増える原因にもなります。唾液の分泌が減る主な原因には以下のようなものがあります。
* 加齢
* 薬の副作用
* ストレスや緊張
* 水分不足
もし「口が渇いて味を感じにくい」と感じたら、唾液の分泌を促進するための対策が必要です。
唾液を増やすための工夫
唾液をしっかりと分泌させるためには、いくつかの工夫が効果的です。
1. よく噛む:食事の際によく噛むことで、唾液の分泌が促されます。
2. 水分補給:こまめに水を飲むことで、口腔内の乾燥を防ぎます。
3. ガムを噛む:ガムを噛むことで、唾液の分泌が増えます。特にキシリトール入りのガムは虫歯予防にも効果的です。
まとめ
唾液は、単に口の中を潤すだけでなく、味覚を感じるためにも重要な役割を担っています。唾液の分泌が減ると味を感じにくくなり、口腔内の健康にも影響を与えることがあるので、日頃からしっかりと唾液の分泌を促す工夫を心がけましょう。
もし、口の渇きや味覚の低下を感じたら、ぜひ一度歯科医院で相談してみてください。唾液の分泌が健康の鍵を握っているかもしれません!
2024年09月27日
こんにちは!歯科医師の津田です!
少し涼しくなってきましたね🍁
食欲の秋が近づいてきていて嬉しいです😋🌰🍠🍇
突然ですが、8029運動はご存知ですか?
千葉ロッテマリーンズファンなら一度は見たことあるかもしれません⚾️🖤こんな広告があります。

歯の運動でいうと8020運動は有名ですよね!8020運動は80歳で20本以上歯を残しましょうという運動です。こちらは1989年から取り組み始め、現在は50%以上達成しています。
8029運動とは千葉県歯科医師会が提案する「いつまでも元気でいられるように」と、8029(ハチマル肉)にして「80歳になってもお肉を始めとした良質なタンパク質を食べることで介護いらずの元気な高齢者を増やしていこう」という取り組みです。

8020運動に加えて「オーラルフレイル対策」として8029運動を取り組み始めました。
オーラルフレイルとは、お口の機能が衰えのことをいいます。
症状としては、
「噛めない」「むせる、食べこぼす」「食欲低下」「滑舌が悪い」などが主に挙げられます。
オーラルフレイルが始まると、食事がうまくできないので食事が制限されてしまい、身体の健康が維持されません、、
悪化すると介護が必要になってきてしまいます。
そのため身体の健康を維持するためには、しっかり食事がとれるようにお口の機能が保たれた状態でいることが大切です。
健康でいるためにはいつまでも自分の歯で美味しく食事することが重要です。
そのための8029運動です🍗
ちなみに8029運動のキャラクターとしてこんなキャラクターもいます!

みなさんも老後は寝たきりではなく、今まで通り食事を楽しめて元気な高齢者でいたいですよね💪🏼👨🏼🦳👵🏻🤘🏻
そのためには定期的に歯科検診に行ったり、歯のメインテナンスに通うことをおすすめします。
歯や口腔機能を失ってからでは遅いです。
歯や口腔機能が悪くならないように予防していきましょう!
特にお口の中で気になることがなくても歯科を受診することをおすすめします。
いつでもお待ちしています!
2024年09月20日
皆さんこんにちは!保育士の奥村です✨
突然ですが、皆さんは『体の中で一番細菌が多い場所』がどこだか知っていますか?
おそらく腸内を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、意外なことに口の中、つまり『口腔内』が一番細菌が多い場所なのです!
私たちの口の中には数百種類以上の細菌が住んでいて、その数はなんと1000億から1兆個にも達します。
毎日歯を磨いているのに、なぜこんなに多くの細菌がいるのか疑問に思うかもしれませんが、実はこれらの細菌は口腔内の健康を守るためにも欠かせない存在です。😊
1 口腔内の細菌の種類とその役割
「口腔内に存在する細菌は、大きく分けると『善玉菌』と『悪玉菌』に分けられます。善玉菌は、口の中の健康を保つ役割を果たしており、細菌同士がバランスよく共存することで、私たちの口腔環境は保たれています。しかし、悪玉菌が増えてしまうと、このバランスが崩れ、虫歯や歯周病を引き起こす原因になります。特に歯垢に含まれるミュータンス菌は、虫歯を引き起こす代表的な悪玉菌の一つです。一方で、口腔内のラクトバチルス菌などの善玉菌は、悪玉菌の増殖を抑える働きがあり、口の中を健康に保ってくれます。つまり、すべての細菌が悪者というわけではなく、むしろそのバランスが私たちの口腔環境にとって非常に重要です。
2 菌交代現象
菌交代現象とは, 感染症の治療目的で長期に特定の抗菌剤が投与されると, 投与抗菌剤に感受性の細菌のみが死滅し, 耐性菌のみが生き残ると, 常在菌でのバランスが崩れ, 菌交代現象が見られるようになり, さらには生体に病害を及ぼす菌交代症が起こってきます。
3 口腔内の細菌が与える影響
「細菌のバランスが崩れると、口腔内だけでなく、全身に影響が及ぶことがあります。例えば、虫歯や歯周病は単なる口の問題に留まらず、進行すると全身の健康にも影響を与えることがわかっています。歯周病と心臓病や糖尿病との関連性が研究によって明らかになっており、口腔内の悪玉菌が血流を通じて全身に影響を及ぼす可能性があります。つまり、口の健康を保つことは、全身の健康にもつながるのです。
4 口腔内の細菌をコントロールするための方法
ここからは、口腔内の細菌バランスを整え、健康を保つためにはどのようなケアが必要なのか、すぐに実践できる方法をいくつかご紹介します!
・正しい歯磨き
1日2回、最低でも2分間は丁寧に歯を磨きましょう。当院では衛生士が患者さん自身の歯の磨き方の癖をチェックし、正しい磨き方を指導いたします。
・フロスの使用
歯ブラシでは届かない歯と歯の隙間に詰まった食べ物やプラークを除去するために、フロスをつかいましょう。
・バランスのとれた食事
糖分を多く含む食品は、悪玉菌を増やす原因となります。野菜や乳製品を多く摂り、食事のバランスに気をつけましょう。
・定期的な歯科検診
先生や衛生士からのチェックを定期的に受けることで、早期の虫歯や歯周病を予防できます。初診の方も受け付けておりますのでぜひご相談ください。
口腔内の健康は、毎日のちょっとした習慣で大きく変わります。私たちの体内で最も細菌が多く集まる場所だからこそ、しっかりとケアをして、全身の健康を守りましょう。歯磨きやフロスを取り入れ、これからの毎日をもっと健康に、快適に過ごしましょう。🦷
2024年09月13日
皆さま、こんにちは☀️
歯科衛生士の田中です。
9月に入ってもまだまだ暑さが続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は歯医者さんで本物の被せ物をつけるまでの『仮歯』について、どれくらいの期間持つものなのか、仮歯と本物の被せ物との違いについて詳しくお話ししていきます。
【仮歯とは?】
仮歯とは、被せ物が入るまでの間、一時的につけておくプラスチックでできた物のことを指します。その名の通り仮の歯として、本物の被せ物が入るまでの間、食事など口の中で活躍する歯のことです。
歯科の業界では『テンポラリー・クラウン』『TeC(テック)』と呼ばれます。

【仮歯の寿命は?】
仮歯の寿命は歯並びや口腔状態によって異なりますが、1ヶ月ほどとされています。
長時間装着してしまうと劣化してしまい、強度が落ちてすり減ってしまうため、いつ壊れてもおかしくない状態になってしまいます。
【仮歯のままじゃダメなの?】
仮歯は、最終的な歯が入る前のつなぎとして使用しているだけなので、1年以上も使い続けることはやめましょう。
セラミックや金属に比べて柔らかい素材でできているため、長期間使用していると、いつの間にか削れてしまうリスクや割れてしまう可能性も。
また表面がザラザラしている材質のため汚れが着きやすかったり、取り外すことを前提に作成されているため歯茎との隙間があるため、虫歯や歯周病の原因にもなりかねません。仮歯と隣接している健康的な歯にまで悪影響を与えてしまう可能性があります。
仮歯をいれたらそのままにするのではなく、なるべく早く治療を受けることをおすすめします。

【仮歯が取れてしまったらどうすれば良いの?】
①仮歯を保管しておく
仮歯が取れてしまった場合は歯科医院で再度付け直すことが可能です。失くしたり捨てたりしないよう、保管しておきましょう。
②仮歯を自分でつけない
仮歯は、歯科医院で仮歯をつける専用のセメントを使用してつけています。違うものでつけてしまうとすぐ取れてしまったり、逆に取ろうとしても外れなくなってしまう可能性もあります。自分ではつけず、必ず歯科医院で治療をしてもらいましょう。
今回は、仮歯の役割や仮歯が外れた場合の対処方法などについて紹介しました。
仮歯の役割については、以下が挙げられます。
- 刺激から守る
- 見た目を良くする
- 最終的な形状を決めやすくなる
- 口腔内を安全に保つ
また、仮歯が外れた場合の対処方法を理解しておくことで、慌てずに適切に対処することにもつながります。

今回紹介したことを参考に、仮歯について理解を深めてみてください。また、他にもわからないこと・気になることがあればスタッフにお気軽にお声がけください!
2024年09月6日
こんにちは!歯科衛生士の沖村です🙂
最近はだんだん涼しくなってきましたね!季節の変わり目の体調変化には気をつけましょう🍂
突然ですが皆さん、歯医者の治療ってなぜこんなに回数がかかるんだろう?と感じた事はありませんか?
歯の神経の治療ともなれば、一週間に一回のペースで来て下さいと言われた経験がある方も多いのではないでしょうか?
実はそれにはきちんとした理由があるのです!
今回は、【歯の治療はなぜ一回で終わらないのか?】についてお話ししていきます!

歯の治療で回数がかかる代表として、「歯の神経の治療」があげられます。
〜歯の神経の治療とは〜
歯の根っこの中には、「歯髄」という神経が通っているのですが、その神経がある所まで虫歯が進んでしまうと、虫歯菌によって炎症を起こし神経は死んでしまいます。
そうなった場合死んだ神経を取り除き、炎症を起こしている歯の根っこの中の細菌を綺麗にし神経の代わりとなるものを入れる治療が必要となります。
この根っこの中を綺麗にする治療にとても時間がかかります!
歯の根っこはとても細く基本的には上から見ることしかできないので、歯の根っこの先まできちんと洗浄できるよう慎重に時間をかけて行います。

細菌を綺麗にしたとしても、その日に炎症がサッと引く事はないので炎症を抑えるお薬を歯の根っこの中にいれ、1週間ほど過ごしていただき様子をみます。
これを何回か行う事で炎症が治り、いよいよ神経の代わりとなる薬を入れることで、歯の根っこの治療は終わります。
しかしここで歯の治療は終わりません。
歯の根っこの治療を行うときは、歯の頭の部分をかなり削って行うため根っこの治療が完成しても、歯の形は元に戻っていない状態です。
なので根っこの治療が終了したら、次は歯の形を元の状態にししっかり噛めるように被せ物を作っていく必要があります。
その治療の過程は、
①丈夫になるように、歯の土台を立てる
②土台の形を整える
③型取りをする
④被せ物を作成する
⑤被せ物をつける
と更に治療回数がかかります。

いかがでしたか?
回数がかかってしまう理由はこのように、工程が多い事と、炎症を抑えるのに時間がかかるからが主に挙げられます。
どの工程も手を抜いてしまえば、治療期間は短くする事ができるかもしれませんが、一つ一つ慎重に治療を行って、その歯がこの先長持ちできるよう、私達も最善を尽くしております。
まずは神経まで虫歯が到達してしまう前に、早期発見・早期治療が望ましいですが、もし神経の治療が必要になった際は、根気強く一緒に治療頑張りましょう💪
そして早期発見するためには、メンテナンスに来て下さい🦷
2024年08月30日
こんにちは、歯科医師の飯田です。
今日は被せ物って外れたままにしておくと何が起こるの?についてお話ししていきます。
まず水ってどれくらい小さいかわかりますか???
0.38nmになります。この大きさはナノメートルという単位で1nmは1億分の1メートルになります。ここで他の大きさをみていくとコロナやインフルエンザのウイルスが0.1μmで100nmになります。花粉が大きいものは100μmなので1000000nmとなります。
では虫歯菌と言われるものの大きさはどれくらいだと思いますか?
なんと1μmになります。つまり花粉よりも小さいのです。こんなに小さいので隙間があればどこにでも入れます。
つまり間があることで虫歯は起きやすくなるということがわかりますね。
ではよく言われている銀歯は良くないとはどういうことなのでしょう?
銀歯は歯と比べてとても固くまた熱によって縮んだり膨張したりします。つまり歯に形を作って入れる詰め物や被せ物はお味噌汁を飲んだ時、アイスを食べた時、固いものを噛んだ時に銀歯と歯の形は変わってしまうのです。そうなると銀歯と歯の間に溝ができます。この溝を通って虫歯菌が入ると虫歯になるのです。


でも、ゴールドとかはいいのかな?とおもう方もいると思います。ゴールドはただの金が詰められているわけではなく、固さや膨張や収縮など歯の値とできるだけ近くするための合金になります。なので歯とのフィット感が良くなる上固さも似てるので噛み合わせではと一緒に形を変えていきます。
そしてセラミックと言われているものは金属とは違いしっかりくっつくので間から虫歯になる可能性を低くしています。
このような理由でお口の中の詰め物や被せ物がまた虫歯になる理由の一つになります。
そんな中で被せ物や詰め物が取れた状態で放置した時どんなことが起きるでしょうか?
大体の詰め物被せ物を入れる時その下に神経から距離を保つために樹脂のものや、土台を建てるために樹脂のものや金属のものを使うことが多くあります。その部分が露出するということは、その部位から虫歯菌が隙間から入った場合虫歯になるのはより神経の近い位置や虫歯ができた時に歯を抜かなくてはいけない深い位置に虫歯ができるなどより深刻になることが多くあります。

これだけみても被せ物やなどを取れて放置すると怖いと思いますが、放置するにあたって他にも歯が割れるリスクが高くなるという怖いこともあります。
歯を根っこの治療した場合、治療した事のない歯の硬さを100%とすると何もしないと30%くらいまで下がると言われています。これを被せる事で120%まで上がることで歯の割れるリスクをできるだけ下げてます。しかし取れたまま放置すると30%のままなので割れるリスクがとても高くなります。

他にも詰め物をとれたまま放置すると変なところから割れるリスクが上がり最悪歯を抜かなくてはいけなくなる可能性もあります。
これまでのことをまとめてみると被せ物を取れたまま放置すると
1虫歯になりやすく歯や神経を残せなくなる可能性が高くなる。
2割れてしまうかもしれない。割れ方によっては歯が残せなくなるかもしれない。
となってしまう前にしっかり歯科に通っていただければと思います。
2024年08月23日
こんにちは!
歯科衛生士の阿部です🐱
皆さんは電動歯ブラシと手用歯ブラシどちらを使われていますか?
最近では、電動歯ブラシの種類が増え、薬局でも手軽に買えるようになってきましたね。
今回は「普通の歯ブラシ」と「電動歯ブラシ」どちらかが良いのかをお話しします。
①歯ブラシと電動歯ブラシの違い
電動歯ブラシといっても3種類あります。
「音波歯ブラシ」「超音波歯ブラシ」「電動歯ブラシ(高速回転タイプ)」の3つに分けられます。
音波ブラシは1分間に2万〜4万回の振動によって歯を磨きます。
超音波歯ブラシは更に振動数の多い、1分間に120万回以上の超音波を利用した歯ブラシです。
電動歯ブラシ(高速回転タイプ)は1分間に3千〜7千回という高速で左右反転する電動歯ブラシです。
それぞれのメリット・デメリットを元に比較をしていきましょう。
【電動歯ブラシのメリット】
①清掃効率が良い
②誰でも簡単に汚れが落とせる
③疲れない
①清掃効率が良い
1本1本の歯を包み込むように磨くことで、
プラークの除去率が上がってきます。
電動歯ブラシは、手で動かす歯ブラシよりも
圧倒的に清掃効率が良いです。
人間の力では不可能な速さで、たくさんの
振動により短時間でしっかり歯垢(プラーク)
を除去することができます。
②誰でも簡単に汚れが落とせる
電動歯ブラシは先述の通り、勝手に振動して
くれます。
そのため、正しく歯に当たっていれば誰でも
簡単に歯垢(プラーク)を落とすことができ
ます。
③疲れない
手で動かす歯ブラシは、歯の汚れを落とすた
めによくこすらなければなりません。
しかし、電動歯ブラシなら毛先を一定の位置
に当て、あとはスライドさせるだけです。
力の弱い子供や高齢者の方でも使用すること
ができます。
【電動歯ブラシのデメリット】
①比較的高価
②電池・電力がないと使用できない
③歯や歯茎を傷付ける可能性がある
①比較的高価
電動歯ブラシの相場は、数千〜数万円です。
先端だけでも数百円〜します。
衛生面や消耗品であることを考えると高価な
買い物だと思います。
②電池・電力がないと使用できない
電動歯ブラシには乾電池式や充電式がありま
す。
管理にも手間とお金がかかります。
③歯や歯茎を傷付ける可能性がある
自分の歯や歯茎に合っていないブラシを
使っていたり、パワーの強い電動歯ブラシを
使っていると歯や歯茎を傷付ける可能性が
あります。
口腔内の健康を保つためにやっていて怪我を
してしまっては本末転倒です。

【歯ブラシのメリット】
①どこでも簡単に手に入る
②値段が圧倒的に安い
③口腔内の症状に合わせてさまざまな種類から
選ぶことができる
①どこでも簡単に手に入る
コンビニ、スーパー、薬局であればどこでも
購入することができます。
②値段が圧倒的に安い
歯ブラシは数百円、あるいは数十円で購入す
ることができます。
※歯ブラシは消耗品です。交換時期についてよく質問をされますが、理想は1ヶ月に1回と
されています。
歯ブラシで落としているのはプラーク(細菌の塊)です。衛生面からみても1ヶ月で変えるのが理想です。
更に、毛先が少しずつ広がっていきます。
そのまま磨いていても清掃効率は下がっていきます。
③症状に合わせてさまざまな種類から選ぶことができる
毛先の種類がフラットなもの、山切りのもの、先端が細くなっているもの、その他メーカーによってさまざまな形態があり、選択肢が多くなります。
また、時期によっても使い分けることができます。
例えば、乳幼児期用、学童期用、子供の仕上げ磨き用、永久歯用、歯周病用など使う人によって使い分けることができます。
【歯ブラシのデメリット】
①磨ききるのに時間がかかる
手で磨くため、電動歯ブラシに比べると時間はかかります。

●電動歯ブラシと歯ブラシどっちがいい??
使う人や使い方によってどちらが良いかは変わってきます。
年齢、性格、好み、お口の中の状態など。
そのため、電動歯ブラシがおすすめ!普通の歯ブラシがおすすめ!とは断言できません。
電動歯ブラシでも上手く操作出来ていないと汚れは残ります。
普通の歯ブラシでも上手く出来ていれば綺麗に汚れを落とすことができます。

どちらにしても正しい使い方があります。
当院では、汚れを染め出して歯ブラシ指導も行っているので分からないことがあれば遠慮なくお聞きください。
2024年08月16日
こんにちは🌞
歯科助手の長岡です!
今回は知覚過敏についてお話します。
【知覚過敏とは?】
虫歯ではない歯が歯磨きや食事の際にしみたり痛んだりする症状の事をいいます。
歯がしみたり痛んだりする主な原因は、何らかの理由で象牙質が露出していることです。
象牙質は歯の神経を被うようにして形成されている組織で、歯の表面のエナメル質よりもやわらかく、歯への刺激を神経に伝える役割を持っています。
この象牙質が露出し、歯ブラシの毛先や食べ物などが直接象牙質に触れることで強い刺激を感じているのが知覚過敏の仕組みです。
【知覚過敏の原因は?】
知覚過敏の原因は主に以下のものが考えられます。
*歯磨きの仕方が悪い
*年齢などによって歯肉が後退する
*歯ぎしりや歯の噛み合わせが悪い
歯を頻繁に磨きすぎたり、磨く時の力が強すぎたりすれば歯の表面のエナメル質が削れてしまうことがあります。
また、歯ぎしりや歯が破折することで、象牙質が露出してしまうのも原因の1つです。
そのほかにも、年齢や歯周病によって歯茎が後退し、通常は歯茎の中に隠れている象牙質が露出するのも知覚過敏の原因です。
このように知覚過敏の原因は様々ですが、象牙質が露出する悪習慣や要因を取り除くことが知覚過敏の治療において重要と言えます。

【知覚過敏の主な治療法】
①知覚過敏用の歯磨き粉を使用する
知覚過敏用の歯磨き粉を使って自宅で治療する方法があります。
中でも「硝酸カリウム」と呼ばれる薬用成分を含んでいる歯磨き粉が知覚過敏用の歯磨き粉として一般的です。
硝酸カリウムは歯の神経の過敏な反応を抑え、知覚過敏の症状を緩和するとされています。
当院でもメルサージュという知覚過敏用の歯磨き粉を販売しております!
②柔らかめの歯ブラシを使用する
歯磨きのブラッシング圧が強いと歯や歯ぐきが削れ、象牙質が露出され知覚過敏の症状を引き起こします。
また、毛先が固い歯ブラシでは歯や歯ぐきを傷つけやすいため、柔らかめの歯ブラシに変えることがおすすめです。
当院では、クラプロックスという歯ブラシをおすすめしています。
毛が柔らかく歯の表面や歯茎を傷つけない上に、通常の歯ブラシより毛の密度が濃いので汚れもしっかり取れますよ!

③治療薬の塗布、CTG (結合組織移植)
歯が削れているのではなく、歯肉の後退などが原因で象牙質が露出している場合は、薬の塗布を行い象牙質を刺激から守ります。
また歯茎が下がっている方は、歯茎の厚みを増やすCTG(結合組織移植)も行っております。
CTGは露出した歯根が隠れ、見た目が改善されるメリットがあります。
④マウスピース、ボツリヌス注射
歯ぎしりなどが原因で知覚過敏になっている方は、歯のダメージを防ぐ為にマウスピースをつけて治療を行うのが一般的です。
いくら治療薬を塗布するなどして知覚過敏の治療を行っても、就寝中に歯ぎしりするくせがあれば治療の妨げになります。
当院でも、マウスピースを作る事が出来ますのでお気軽にご相談下さい。
また、マウスピースが苦手な方は噛む筋肉を緩めてくれるボツリヌス注射もおすすめです。
ここまで、知覚過敏の原因や治療法について紹介してきました。しかし、歯がしみたり痛んだりする原因は必ずしも知覚過敏とは限りません。
歯がしみるからといって知覚過敏と自分で判断するのではなく、歯の異状を感じたら是非当院にご連絡ください😊