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何故お砂糖は歯に悪いのか

2020年02月15日

こんにちは、事務長の青木です。

今日は、なぜ砂糖が歯に悪いのか?についてお話しします!

皆さんは虫歯菌が砂糖をどのように栄養源としているかについてご存知ですか?

甘いもの、特に砂糖は貴重な調味料のひとつでありエネルギー源にもなり、それ自体は体に悪いものではありません。しかし取りすぎてしまうと、虫歯や歯周病を起こしやすくなったり、肥満をはじめ多くの生活習慣病のリスクを高めたりします。現在の世の中には甘いものが溢れているため、うっかりすると甘いものを取りすぎてしまいがちです。

虫歯は、歯垢の中の細菌が作り出す酸によって、歯が溶かされる病気。
チョコレートやキャラメルなど、砂糖を含む食べ物と虫歯には、とても深い関係があります。

 

『砂糖と虫歯』
甘いもの、砂糖を摂取するといわゆる虫歯菌が酸を産生します。この酸によって歯の表面が溶かされます。一方でこの酸は唾液によって中和され、溶かされた歯の表面の修復が起こります。しかし砂糖を取り続けると、虫歯菌は大量の酸を産生し続けて、唾液の修復機構が働かなくなります。歯は溶かされ続けて、その結果虫歯になるのです。

 

虫歯のリスクを減らすためには、食事と食事の間の間食を考える必要があります。飴などの口の中に長くとどまるものをとると、虫歯になりやすくなります。また、お砂糖の入った清涼飲料水、スポーツドリンク、缶コーヒーなどにも注意が必要です。口の中に糖分が残っている時間が問題と考えていただいて良いでしょう。食事の2時間前からは飲食を避けるとか、冷蔵庫の中にジュースなどを置かないというような工夫も良いかもしれません。

 

 

 

砂糖の取りすぎは虫歯だけでなく、歯肉炎や歯周病も引き起こします。一般的に、歯周病は成人になってからの病気ですが、最近ではその前兆である子供の歯肉炎が増えているという報告があります。これらは、まさに生活習慣がつくる病気であり、子供の頃からの食習慣から始まっているともいえます。このように、虫歯と砂糖には密接した関係があります。

 

 

『ダラダラ食いは歯の大敵』
歯垢のpH(酸性度)は、ふだんは中性ですが、砂糖を含むものを食べると、酸性に変わりますが、唾液などの働きで数十分後には、元のpHに戻ります。

 

砂糖を含む間食を食べないときは、1日に3回の食事のときだけ歯垢は酸性になり、それ以外のときは唾液の働きで歯が守られています。しかしながら、砂糖を含むものを1日に何度もダラダラ食べていると酸性になっている時間が長く、むし歯になりやすくなります。

 

とくに寝る前に間食すると、寝ている間は唾液がほとんど出ないため歯垢は酸性のままです。

 

 

砂糖を摂取した後にしっかりと歯を磨く、歯科医院でのバイオフィルムなどの除去やフッ素塗布により虫歯の出来にくいお口を作りましょう!

 

ヒューマンブリッジ

2020年02月3日

みなさんこんにちは。

事務の及川です。

 

本日は、ヒューマンブリッジについてお話させていただきます。

ヒューマンブリッジは、支台歯の削除量が極めて少ない、体に優しい欠損補綴の選択肢の一つです。

隣り合った歯を必要最低限しか削らず、手術なども必要ないため、入れ歯、ブッリジ、インプラントに次ぐ第四の選択肢として注目されています。

 

ヒューマンブリッジとは?

ヒューマンブリッジは驚くほどダメージが少なく、何よりも歯にとって一番大切なエナメル質を残して装着可能です。

支台歯の削除量が極めて少ない固定性のブリッジです。従来のブリッジは歯のエナメル質を大きく削り取るため、

大きなダメージが欠点でしたが、ヒューマンブリッジは驚くほどダメージが少なく何よりも歯にとって一番大切なエナメル質を残して装着可能です。

歯のアンダーカットを積極的に利用しているため、単に接着しているだけではなく、従来の歯科治療では考えられなかったような3次元的に計算された構造となっています。また、短時間で装着可能で、心臓病、高血圧、糖尿病など、インプラント非適応症の患者さんにも施術可能です。

インプラントとブリッジの中間的な位置付けの補綴方法です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒューマンブリッジの特長

  • 隣り合った歯をほとんど削らない

隣り合った歯をほとんど削らないため、残った歯に対するダメージを最小限にできます。

 

  • 麻酔・痛みない・手術不要

歯をほとんど削らないため、痛くない、無麻酔で処置できます。インプラント治療のような外科的な手術も不要です。(症例によっては麻酔が必要な場合もあります)

 

  • インプラント治療ができない方へ

心臓病、高血圧、糖尿病、手術が怖い、他、何らかの事情によりインプラント治療ができない方にもヒューマンブリッジは対応できる場合が多くあります。

 

  • 取り外す必要がありません

接着剤で固定するため、取り外しの手間がかかりません。また、固定式のため、噛む機能が高く、外れ落ちにくいです。

 

  • 異物感が少ない

基本的に隣り合った歯の噛み合う面は削らないので、装着時の違和感が少ない。

 

  • 対応する症例条件

少数の歯の欠損に対する幅広く対応することが可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒューマンブリッジの治療手順

 

 

 

① エナメル質の表面に、奥歯の場合は小さなくぼみを1箇所ずつ作ります。前歯の場合は、2箇所ずつ細かい溝を作ります。この時の溝やくぼみの深さは0.5~0.7mmですので象牙質が露出することはありません。

 

 

 

② 型取りをしてヒューマンブリッジのパーツを製作し、パーツを接着剤で装着していきます。この時にパーツは3次元的に歯にはめ込む形になるため、単に接着剤でつけるよりも、より強固なものになります。

 

 

 

③ 両隣にパーツが装着された状態です。前歯の場合には、裏側に金属が来るため、前から金属は見えません。

 

 

 

④ 歯の無い部分に人口の歯を接着剤と共にはめ込み完成です。

健康な歯は削るのは避けたい、インプラント手術も避けたいという悩みを抱えている方には適していると思いますので、お気軽にご相談下さい。

 

 

 

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