医院ブログ

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メインテナンスの重要性について

2023年04月29日

おはようございます☀️

歯科衛生士の田中です。

少しずつ暑くなってきましたね。
温度変化による体調不良には皆様お気をつけください🙇‍♀️

今回は「メインテナンスの重要性について」お話させて頂きたいと思います!

〇メインテナンスの目的

メインテナンスとは、治療によって得られたお口の健康な状態を持続させ、再発を防止することを目的としています。

お口の中の健康を維持していく上で、歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどのセルフケアはもちろん大切です。ですが、セルフケアでは落としきれない歯石などを取り除いたり、定期的に歯茎の状態を検査して確認することは、メインテナンスに通わなければ行うことができません。

つまり、メインテナンスはお口の中の健康を維持していくためには欠かせません

また、メインテナンスの内容はクリーニングだけではなく、お口の中の健康を維持するためのモチベーションの上がるお話や歯ブラシでの歯磨きの仕方など、お口の中をきれいにするための指導も主な内容となります。ここで正しいお口の中の知識や磨き方を学ぶことで、セルフケアの質が大きく上がり、ご自宅でも歯周病やむし歯の予防を積極的に行うことができるようになります

さらに、必要に応じてフッ化物塗布などの予防措置もメインテナンスで行うことができます🪥

〇メインテナンスの間隔

先週の医院ブログにもあった通り、当院ではメインテナンスの間隔を患者さんのお口の中の状態により決めさせて頂いております。

お口の中の状態が健康な方でも3ヶ月ごと、歯周病や歯肉炎がある方やそのリスクが高い方は、お口の中の状態により12ヶ月ごとにご来院頂くことをおすすめしております。

また、3ヶ月以内の期間で来院して頂ければもしむし歯が発生しても大きくなる前に発見することが可能になるため、むし歯の早期治療にも繋がります🦷

このように、メインテナンスはお口の中の健康を保つためにとても大切です。定期的にメインテナンスに通い、お口の中の健康を一緒に維持していきましょう!

 

 

(さらに…)

ドライソケットについて

2023年04月22日



皆さんこんにちは!
歯科衛生士の沖村です!

皆さん、歯を抜く治療、抜歯をした後に激しい痛みに襲われたことはありませんか?

今日は抜歯治療の偶発症、「ドライソケット」についてお話しします!



▶︎ドライソケットとは?

歯は普段歯槽骨という骨の中に埋まっているのですが、抜歯する事によりその骨が口腔内に晒されたままの状態になり細菌感染を起こした状態のことを言います。

激しい痛みが一週間以上続いたり、触れたら痛むなどの症状がでます。


▶︎通常抜歯した後の歯茎はどうやって治る?

抜歯した穴が治る過程で、お口の中に晒された状態になった骨の上に血餅(かさぶた)ができ、そこに歯茎がかぶさってくることで治っていきます。

しかし何らかの理由で血餅ができず、骨が曝された状態が長く続くと、口腔内は細菌が多いので、骨が細菌感染してしまいます。

▶︎ドライソケットの原因とは?

①うがいのしすぎ

血餅ができない原因で1番多いのは、うがいのしすぎです。

うがいをしすぎたり、強いうがいをしてしまうと、せっかくできた血餅が剥がれてしまい骨が口腔内に曝される時間が長くなってしまうと細菌感染も起きやすくなってしまいます。


②抜歯した穴を触ってしまう

抜歯をするとどうしても気になって、舌で触ったりしてしまいますよね!

触っていないつもりでも、無意識で触ってしまっていたり、歯ブラシなどが触れてしまうと血餅が剥がれてしまいます。


③抜歯したすぐに血流が良くなる事をしてしまう

当院では、抜歯した患者さんに注意事項をお伝えしています。

その中に運動、お酒、長風呂を避けてくださいという注意事項があるのですが、それはこれらをする事で血流が良くなり、血が沢山でて止まりにくくなってしまいます。

血が沢山出るほど血餅は出来やすいですが、血の味に不快感を感じ、うがいを多く行ってしまう可能性があります。


④喫煙

③の項目とは逆に喫煙は、血流が悪くなってしまい血がでにくく、血餅が作られにくくなってしまうためドライソケットのリスクを高めてしまいます。


▶︎治療法は??


①鎮痛剤と抗生物質を服用する。

ドライソケットは、確率された治療法がなく放置していてもほとんどが1ヶ月ほどで自然治癒します。

ただ痛みがある際は我慢をせず、鎮痛剤と抗生物質を服用していただきます。


②洗浄をし抗生物質の塗布をする

生理食塩水で傷口を洗った後、抗生物質を塗布し炎症を抑えます。

③麻酔をし再度出血させる

ドライソケットの原因の大半が血餅ができなかった、もしくは剥がれてしまったことなので、再度傷口から出血させ、血餅を再製を促します。

もし抜歯をして痛みが出た場合我慢せず、お気軽にご連絡いただければと思います!


いかがでしたか?

ドライソケットは予防することができるので抜歯する予定がある方は実践してみてください🦷

抜く親知らずと抜かなくても良い親知らずの違いについて

2023年04月15日

­こんにちは!歯科助手の永木です☺️

今回は【抜く親知らずと抜かなくても良い親知らずの違い】についてお話しします。

 

「親知らず」とは前から数えて8番目の上下左右4本の奥歯のことです。
10歳頃に骨のなかで形ができはじめ、20歳前後に生えてきます。
昔は子供が親元を離れるのが早く、親に知られずに生えてくる歯なので、親知らずと呼ばれるようになりました。

 

「親知らず」と聞くと必ず抜いた方が良いというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?
しかし、必ずしも抜かないといけないわけではありません。

抜いた方が良い親知らずと抜かなくても良い親知らずの違いを見ていきましょう!

 

《抜いた方が良い親知らず》
・親知らずがむし歯や歯周病になっている
・親知らずが横向きや斜めに生えている
・生えてきて食べ物が詰まりやすくなった
・歯並びに悪影響が出ている

《抜かなくても良い親知らず》
・綺麗にまっすぐ生えている
・歯磨きがしっかりできている
・完全に骨の中に埋まっている
・元々骨の中にもない人
・健康な親知らずを移植に使う人

 

このように抜いた方が良いものもあれば抜かなくても良いものもあり、どちらも早めの診断・対策が大切です。

親知らずの抜歯を検討されている方や、親知らずを残したいと悩んでいる方はいつでもお気軽にご相談ください✨

インビザラインについて

2023年04月8日

こんにちは、歯科医師の飯田です。
前回は歯科助手の幾田さんが歯並びについてお話してくださったのでその歯並びを治していく方法の一つであるインビザラインについて説明していきます。
突然ですが去年世界でインビザラインのスキャンされた回数を知っていますか?

そもそもインビザラインとは、口腔内スキャンでお口の中を読み取りその情報からアライナーと呼ばれる歯の形をしたプラスチックを歯にはめていく、今流行りの矯正です。
皆さんが知ってる矯正はワイヤー矯正とアライナー矯正だと思います。
ワイヤー矯正はブラケットと呼ばれる金属のワイヤーを止めるための物を歯の頬側につけて並べていく物です。頬側につけるので金属が見えてしまうのが欠点です。しかし、細かい動きをするのが得意です。
アライナー矯正は口腔内スキャンで今の歯の状態を記録し、そこからどのような歯並びに変えていくかを決めていき、最終ゴールを作ります。最終ゴールまで何枚ものアライナーを使い少しずつ動かしていきます。アライナーは透明なので傍目からは矯正していることが分かりづらいようになってます。アライナーの利点ですね!
欠点としては細かいところに時間がかかることもあります。

インビザラインはこのアライナー矯正の今最も注目されているものになります。
ここでどれくらい使われているかについて最初の質問にお答えします。
去年スキャンされた数はなんと29億回だそうです!!!
何回かスキャンする方もいるので単純な回数ではないですけど想像よりもとても多かったのではないでしょうか?
それでは大まかな順番を見ていきましょう。
①矯正するにあたって何が1番気になるか話し合いをする
②スキャンをする、その後希望に沿った最終ゴールを作っていく
実際にスキャンしている時はこういう感じです。


③最終ゴールを一緒に見てそれでいいかの確認と承認
④届いたアライナーを口の中に合わせていく
(この時口の中にアタッチメントと言われている取っ掛かりを付けたりします)
⑤アライナーは7日〜10日交換していきます
⑥一回のスキャンで終わることはあまりないのでズレの修正や最終調整でまたスキャンしたりします
⑦ゴールまで歯並びが並んで終わりになります

最後にアライナー矯正は、患者様自身が付けていないと歯は動きません。およそ20時間以上が目安となっております。
その他気になることがありましたら当院にお越しいただければ無料スキャンなども出来るのでご相談に来て頂ければと思います!

歯並びの原因とリスクについて

2023年04月1日

皆さんこんにちは🌞
歯科助手の幾田ですっ!!🫧💓
桜が満開でお花見をしている方も多いのではないでしょうか🌸
今回は歯並びの原因とリスクについて紹介します‼︎

歯並びや咬み合わせにコンプレックスを感じている方は多いと思います。歯並びの乱れは虫歯や歯周病、口臭などの口内トラブルのほか、頭痛や肩こりなどの身体の不調と関係している可能性があるといわれています。ひょっとして慢性的な身体の不調は咬み合わせの不具合が原因かもしれません。

歯並びが悪い原因は遺伝的なものや、普段の生活のクセなどさまざまあります。遺伝の場合、両親のどちらかのあごの大きさや歯の大きさ、歯並びなどが影響する場合があります。特に受け口(反対咬合)は、遺伝的要素が強いと言われています。
また、歯並びが悪くなるような生活習慣がクセになっている人は、成長過程や成人してから歯並びが悪くなることもあります。

歯並びが悪い原因

 ①虫歯・歯周病が原因

 ②親知らずが原因

 ③ストレスが原因

 ④生活習慣・癖・姿勢が原因

【大人の歯並びが悪い原因①】虫歯・歯周病
大人になってからよく耳にする、虫歯や歯周病。これらも歯並びが悪くなる原因となります。乳歯・子供の歯と同様、むし歯や歯周病により歯を抜いた後適切な処置を受けないでいると、空いたスペースに周りの歯が寄ってきてしまい、歯並びが悪くなる原因となります。
抜歯までいかなくとも、歯周病は歯を支えている骨が溶けてしまうため歯が動きやすくなります。

【大人の歯並びが悪い原因②】親知らずの存在

乳歯・子供の歯などと違い、親が生え始めを知らない・・・というこから名付けられた「親知らず」。親知らずの生え方や、親知らずを抜歯した後のスペースなどにより歯並びは変化します。これも大人になってから歯並びが悪くなる原因のひとつです。

【大人の歯並びが悪い原因③】ストレス
ストレスや精神的な苦痛を感じると、人は無意識に歯を食いしばったり噛みしめたりします。大人になってからは仕事や人間関係など、ストレスを感じる場面も多くなってきます。

この「食いしばり」「噛みしめ」は、想像以上に歯に負担がかります。見た目に変化はなくても歯や歯茎、歯を支えている骨、あごの関節にまで負担がかかります。たとえ1回あたりの力は弱くても「塵も積もれば山となる」。持続的な力は想像以上に大きなダメージを与えるのです。
これらが直接的に歯並びを悪くする・・・というよりは、この負担は歯周病や歯が揺れる原因となります。それにより歯が抜けた・抜歯が必要になることがあります。
適切な処置を受けないでいると、空いたスペースに周りの歯が寄ってきてしまい、歯並びが悪くなる原因となります。抜歯までいかなくとも、歯周病は歯を支えている骨が溶けてしまうため歯が動きやすくなります。
ストレスや歯ぎしり・食いしばりなどは、患者さんご本人でもコントロールが難しいものです。歯医者でも手助けすることはできますが、根本的な解決はご本人でないと難しいです。

【大人の歯並びが悪い原因④】生活習慣・癖・姿勢
大人になってから、幼少期のような指しゃぶりのような癖はなくてもやわらかいものばかり食べていたり、頰づえをつく癖があったり、姿勢が悪いというのはかみ合わせに影響を与えます。それにより歯並びも影響を受けることがあります。

✨まとめ✨
歯並びの原因は、生まれ持ったものと毎日の習慣によるものとがあるため、治療の方法もケースバイケースとなります。大切なのはまず精密な診断を受けることです。その上で、、最適といえる治療法を探していきましょう。

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