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保険診療と自費診療

2019年06月21日

こんにちはo(U・ω・)
歯科衛生士の加藤です!関東もとうとう梅雨入りしてしまいましたね。足場の悪い中いつも通ってくださる皆様、大変感謝しております。
暑かったり、寒かったり体温調節がしづらい気温ですので体調にはお気をつけください(._.)

 

本日は、保険診療と自費診療についてお話をいたします。

まず、保険診療とはなにか、自費診療とはなにかということについてお話をいたします。
保険診療とは、国民保険や社会保険を利用し、治療にかかる負担の一部を患者さま自身が支払い、あとの足りない部分は国が補い行う治療です。

自費診療は自由診療とも言われています。こちらは保険適用外ですので治療にかかる費用全てを患者さまに負担していただくようになります。保険では使用できない材料、機材などを用いて治療をすることができます。

次は、それぞれのメリット、デメリットにスポットを当ててお話しいたします。
保険診療のメリットは治療費が安いことです。デメリットは提供できる治療に限界があるということです。国で決め決められた材料、機材で治療を行います。そのため、治したその時は良くても、長い目で見た時に、予後に差が出ることが考えられます。

自費診療のメリットは保険適用外の材料、機材が使えることが挙げられます。その歯の将来を考えた身体に優しい素材や、審美的に優れた素材を使用することができます。そしてなによりも一人ひとりの患者さまに長い時間をかけて治療を行うことができるというのが一番のメリットです。
例えば根管治療です。根管治療は無菌的な環境下が行うのが望ましいです。しかし、保険治療だと短い時間しか治療ができないため、回数がかかり治療が長引きます。それにより、治療部位には細菌が付着するリスクがぐっとあがります。保険診療の根管治療を行った歯の病気の再発は60パーセントと言われています。自費診療は長い時間をかけて一回一回の治療を行えるので治療の期間も短く、細菌感染のリスクも減らすことができます。自費診療の根管治療の成功率は外科処置もいれると95パーセントと言われています。

デメリットは保険適用ではないということではないでしょうか。

お口のため、身体のためを考えた時にどちらの治療を受けたいか考えた時に、保険診療と自費診療で迷われる患者さまは多数いらっしゃいます。

当院ではそれぞれの治療に対しての保険診療、自費診療のメリット、デメリットなどを上手に話してくれるカウンセリングスタッフがいます。患者さま一人ひとりにあった治療法の提案を行っております。話を聞くだけでも問題ありませんので、自費診療に興味がある方はスタッフまでお声かけお願い致します。

当院の初診〜治療開始まで

2019年06月8日

皆さまこんにちは!
歯科衛生士の小網です。
関東も梅雨入りしましたね!

さて今回は当院の初診から治療までの流れについてお話しさせていただきます!

当院では初めて来院された患者様にはカウンセリングと検査を中心に行ない、お口の中の状況把握をさせて頂きます。
まずはカウンセリングルームで、お話を聴かせて頂きます。時間や周りの雑音を気にする事なく、あなたの思いをお聞かせ下さい。その後、診療室にご案内します。

最初に、お口の中の写真、レントゲン写真、そして、お口の中全体のチェックを行います。その資料を元に説明をさせて頂き、診断をさせていただいてます。
基本的に、その日から診療することはありません。
お口の中の写真を撮ることで私達は以下の事を読み取っています。


① 歯肉の色
(淡いピンク、発赤、メラニン色素沈着)
② 歯肉の形態(退宿、腫脹、肥厚)
③ 歯肉の質(浮腫性、繊維性)
④ 歯肉の硬さ・緊張度
(軟らかい、硬い、引き締まっている)
⑤ 付着歯肉の幅(正常、狭い、広い)
⑥ 歯肉の損傷(擦過傷、クレフト)
⑦ 歯根露出状態(歯頸線の位置)
⑧ 歯面の状態
(プラーク、歯石、外来性沈着物)
⑨ 歯質の損傷(摩耗、楔状欠損)
⑩ 歯列の状態
(正常、叢生、転位、捻転、離開など)
⑪ 補綴装置(適合、不適合、破損)

このような情報を読み取り、より正確な診断ができるようにするためにお写真を撮らせて頂いてます。
また、レントゲン写真の撮影は目では確認できない虫歯の有無、顎の骨の状態、親知らずの存在、歯周病の程度などを確認するための欠かせない検査項目となっています。

このようにして当院は患者様により良い治療を提供するために様々な検査を行い、皆様にご協力いただいています。患者様を知ることにより、初めてその方にあった診療計画を提案することが出来ます。患者様へ満足と安心を与えることが私たちの最も大切にしていることです。

何か気になることやお口のことでお悩みの皆様、ぜひ当院に一度お越しください!
心よりお待ちしております。

虫歯の治療とその後

2019年06月8日

こんにちは!
歯科衛生士の田村です。
最近気温が高い日が続いていますが、皆様はいかがお過ごしですか?

さて今回は、虫歯の治療についてと治療後についてお話していこうと思います!
虫歯の治療にはいくつか種類があり、虫歯の大きさや程度によって異なります。
まずは虫歯の進行度について説明します。
虫歯の進行度は大きく分けると5つに分類されます。一つ一つ見ていきましょう。

①CO(シーオー)
虫歯菌の出す酸によってエナメル質表面が少し溶かされ歯の表面が白っぽくなる状態を言います。虫歯前病変や要観察歯といって、歯磨き粉に含まれるフッ素などで治療せずに治すことができます。
②C1
エナメル質のみの虫歯です。痛みがでることはほとんどありませんが、穴があいている状態なので治療が必要になります。
③C2
エナメル質を超えて象牙質まで達した虫歯です。この頃から冷たいものがしみたりなど、痛みを感じてきます。
④C3
象牙質からさらに神経まで進んだ虫歯です。
神経まで進行すると、何もしなくてもズキズキ痛んだり、温かいもので痛みを感じてきます。
⑤C4
虫歯が進行してしまい、歯の頭の部分が崩壊してしまっている状態です。ここまでくると神経も死んでしまっているので痛みを感じることはありません。

このように、虫歯は進行によって大きさも程度も異なるので、進行によって治療方法も変わっていきます。

まずはC1やC2などの比較的小さい虫歯の場合は、コンポジットレジンを使って治療をすることができます。コンポジットレジンとは光を当てることで固まるプラスチック樹脂材料です。柔らかい粘土のような材料なので、どんな形の虫歯でも、虫歯を削り取ったらその穴に直接

詰めることができます。
コンポジットレジンは1回で治療をすることができ、白く目立たずに虫歯を治療することができるので、小さい虫歯におすすめです!

次に、C2やC3の場合です。
C2はコンポジットレジンで治すこともできますが、虫歯の大きさによって歯を削る部分が多くなってしまい、コンポジットレジンでは補いきれない場合があります。このような中程度の虫歯の場合は削る部分が大きくなるので、金属やセラミックの詰め物で治療をしていきます。これを入れることで、治療後もしっかりとした噛み合わせを得ることができます!

次に、C3やC4の場合です。
虫歯が大きくなってしまった場合は歯の神経の治療が必要になります。神経の治療とは、歯の神経を取った後に根の中をきれいにしてから神経の代わりに薬を詰めていきます。
歯の根元はしっかりきれいにしなければ再発してしまう可能性もある為、時間を掛けてしっかりと治療をしていきます。ですので、治療が終わるまでにどうしても期間がかかってしまいます。
また、神経の治療後はその上に歯の土台や被せ物をいれる必要があります。
C4の根だけ残された虫歯の場合は、抜歯をせざるを得ない可能性もあります。
抜歯後は入れ歯やインプラント、ブリッジなどで抜歯箇所を補います。

このように、虫歯の治療には様々な種類がございます。

虫歯を治療した歯は、汚れが溜まってしまうと詰め物の下から再度虫歯になることもあります。ですので、治療後や治療中もご自宅でのセルフケアや歯科でのメインテナンスがとても大切です!

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