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歯茎が下がってきた?歯肉移植って?

2024年01月26日

みなさんこんにちは!

歯科助手・トリートメントコーディネーターの長岡です。

本日は歯肉移植についてお話したいと思います。

 

 

みなさんこのようなお悩みはありませんか?

・歯茎が下がってきて見た目が気になる
・歯茎から歯が見えてしまい、しみて痛い
・歯茎が痩せて、昔より歯が長くなったように見える
・矯正治療後、歯茎が下がってしまった

→これらのお悩み、根本的に解決できるんです!

 

 

〈歯茎が下がってしまう原因〉

・ブラッシングの圧が強い

・歯周病

・矯正治療

歯茎が下がる原因は様々ありますが、歯茎は下がってしまうと自然に戻すことはできません。

歯茎が下がってしまうと根っこが出てしまいしみやすくなったり、汚れが溜まりやすくなり虫歯や歯周病のリスクが上がります。

最悪の場合歯を歯が抜けたり、抜かないといけなくなることも。

 

 

〈歯茎が下がってしまった時の治療法〉

歯茎が下がってしまった時の治療するには、一般的にはコンポジットレジンを詰める治療が行われています。

歯ぐきの部分にプラスチック樹脂を盛り付けることで根が隠れてしみる症状を解消することができます。

ですがこれは根本的な治療ではありません。材料が劣化してまた治療が必要になる対処療法です。

根本的に解決するには歯ぐきにボリュームを持たせる必要があります。

当院では、下がっている歯茎に歯肉を移植して歯ぐきの退縮を改善する、歯肉移植を行っています。

 

 

〈歯肉移植とは〉

歯茎が下がって根っこが出てしまっている部分に、上あごの歯肉の一部を移植して歯茎を増やす治療法です。

歯肉移植は外科治療です。

精密な治療になるためマイクロスコープやマイクロスコープ専用のメス、糸を使用するため、採取時や移植時に痛みはほとんどなく、傷口も1~2週間程度で安定してきれいに治ります。

プラスチック樹脂を盛り付ける治療と違い、歯茎を移植することによりしみる症状を抑えるだけでなく、将来的に歯茎が下がりにくい強い歯茎にすることが出来ます。

また虫歯や歯周病の予防効果も期待できます。

前歯から奥歯まですべての歯への治療が可能です。

 

 

〈歯肉移植による効果〉

・将来的に歯ぐきが下がりにくくなる

・将来的なむし歯や歯周病の予防
・歯ぐきが厚くなって歯が短く見える
・歯ぐきのラインが整って口元全体が美しくなる

 

 

まずは当院へご相談ください!

当院の口腔検査について

2024年01月19日

こんにちは☀︎

歯科助手・TCの髙橋です☺︎

朝晩は冷え込み、風の強い日が続いていますね。季節流行りのインフルエンザも増えてきているのでみなさん手洗いうがいの予防をしっかり行って感染しないように気をつけてください!

今回は当院で行っている口腔検査についてお話します!

当院ではさまざまな口腔検査を行っており、

・口臭検査

・唾液検査

・咀嚼機能検査

・オルコア

これらの検査があります。

まず口臭検査は口臭測定器「オーラルクロマ」という機械を使用し、硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルサルファイドと呼ばれる「3大ガス」 を「ppb」というごく少量の単位まで正確に分離検出し、口臭の原因を突き止めることが出きます。

また、口臭の原因の多くはお口の中の細菌(主に歯周病菌)です。
当院では「唾液」を検査することで、口臭の原因となっている菌を特定し、その菌に効果のある処置を行っています。

実際にプロバイオティクスと呼ばれる人体に良い影響を与える微生物などを活用して体質を改善していくことを目的とした概念に基づいたお薬であるプロデンティス・バイオブレスを使用し、歯周病治療や予防に役立てています。

次に唾液検査は、主に「歯の健康」「歯茎の健康」「口腔清潔度」の3項目を調べます。

当院ではこちらのSiLL-Haという機械を使い、上記の3項目を同時に測定できます。

測定した結果は、項目ごとに原因と対策を歯科衛生士からお伝えしています!

咀嚼機能検査では咀嚼能力を簡単に調べることができます。

検査用のグミを20秒ほど噛むことによって測定することができ、主に入れ歯を使用されている方や年齢を重ねて噛む力が衰えてきた方などにおすすめしています。

検査の結果が良好でない場合はトレーニング方法などを歯科衛生士からお伝えしています。

最後にオルコアはお口の中の歯周病の原因菌であるP.g.菌の数を測定することができます!

歯周病菌の数を測定したかったり、歯周病のリスクが高い人はこの検査をすることにより自分自身の歯周病の状態を知ることができます。

また、歯周病治療の前後に測定することによって治療の成果が目に見えてわかり、治療のモチベーションアップにもつながります!

このように当院ではお口の機能改善を目的としたさまざまな検査を行っています!

このブログを読んで検査について気になった方はぜひスタッフにお問い合わせしてみてください😊

歯に良くない食べ物とは?ステファンカーブとの関係について

2024年01月12日

皆さんこんにちは!歯科衛生士の嶋です。

毎日寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?

風邪やインフルエンザが流行しています。

予防対策とりながら気をつけてお過ごし下さい!

 

さて、本題に入りますが皆さん健康に生きるためには口から食べ物を食べることが必要不可欠です。そのためには、歯やお口の機能が健康で安定していなければいけません。

そこで、今回は歯に良くない食べ物についてお話ししていきます!

 

【虫歯になりやすい食べ物について】

虫歯になりやすい食べ物は基本的に次のような特徴があります。

◉歯にくっつくもの

◉糖分が多く含まれるもの

◉口の中に長時間残るもの

例えば、

◉キャラメル

◉飴

◉チョコレート

◉スナック菓子

◉オレンジやレモンなどの柑橘

◉ドライフルーツ

◉パン、麺などの発酵性炭水化物

◉スポーツドリンクやジュース、お酒

◉は上記の虫歯にやりやすい特徴すべてに当てはまるため、虫歯になりやすい食べ物と言えます。甘くないお菓子なら大丈夫と思いがちですが、食べる物の特徴を理解して食べる工夫が大切です。

また、歯は酸に弱いのでpH値(ペーハー値)の低い食品は注意が必要です!

そこで、酸の摂取頻度が多かったり、食事をとることでお口の中がどのように変化していくのかもう少し分かりやすく説明していきます。

 

 【ステファンカーブについて】

ステファンカーブとは、むし歯ができる仕組みを説明するためのグラフのことです。

お口の中の歯垢のpH(ペーハー)の変化を表します。

ステファンカーブは、縦がpH値、横が時間軸で表わされます。要するに時間の経過とともに、おの中のpHがどのように移り変わるかが分かります。

むし歯のはじまりは、お口の中に入ってきた糖分を使ってむし歯菌が酸を作ることす。

むし歯菌が作った酸は、歯を溶かします。これが「脱灰」です。むし歯菌が酸を産生し、歯の表面がpH5.5以下に下がると脱灰が始まります。この脱灰が始まるpH値を臨界pHと言います。

通常は、お口の中は中性です。

しかし、食べ物を食べるごとにむし歯菌が酸を出し始め、時間の経過と共にpHは下がり続け、歯が溶け始める臨界pH5.5を超えてきます。臨界pHを超え続けている間は、歯は溶け続けます。

唾液による緩衝作用(酸を中和する力)により、徐々にpHは上昇し、グラフのように臨界pHより上に上がります。お口の中のpH値が臨界pHより上にある間は、唾液により歯の表面の再石灰化が行われ、酸で壊れた歯の表面を修復してくれます。

私たちのお口の中は、上記のように、食べ物や飲み物がお口の中に入ってくると、『脱灰』と『再石灰化』を毎回繰り返しているのです。

このように、むし歯に対する防御機能を備えています。

食べた後は歯磨きをしてお口の中を綺麗にしたり、ダラダラ食べたり飲んだりすることは控え、再石灰化を促進させることが大切です!

 

【虫歯リスクを減らす3つのポイント】
①歯垢(プラーク)を減らすこと
お口の中を汚れたままにすると、細菌感染で虫歯や歯周病のリスクが高まったり、唾液による再石灰化が妨げられるので、食事後に歯磨きをすることがおすすめです。

②間食を減らすこと(食べる回数)
間食の回数が多いと唾液による再石灰化が追いつかずに脱灰が始まり虫歯ができてしまいます。ダラダラ食べをなくして、食べる量や時間を心がけながらお口の中を中性に戻す時間を作っていくことが大切です。

③唾液を増やすこと
唾液の量が少ないと再石灰化に時間がかかります。よく噛んで食べたり、お口の体操をして唾液を増やすこともとても重要です。

お口の健康を保つために、生活の中でステファンカーブや今からできる予防を意識して行ってみてください!

いい入れ歯とは?

2024年01月5日

こんにちは!歯科医師の堀井です。

今回のブログは入れ歯についての内容です。

歯を失ったときの治療法のひとつに、入れ歯があります。

入れ歯は無くなった歯を補うための装置です。

入れ歯には、大きく分けて2種類あります。
全ての歯を補う「総入れ歯」と、一部の歯のみ失った場合に使われる「部分入れ歯」です。

素材には色々な種類があり、作り方も様々です。

また入れ歯に関する悩みもいろいろなものがあります。

「噛むと痛い」

「うまく噛めない」

「直ぐにはずれてしまう」

「喋りにくい」

「吐き気がする」

等々患者様からは、さまざまなお悩みをご相談されます。

 

では皆さんは、良い入れ歯と聞いてどんなイメージをされるでしょうか?

 

「痛みや違和感がない」「しっかり食べ物を噛むことが出来る」

「美味しく食事を楽しむことが出来る」「見た目が美しい」

と良い入れ歯の条件は一つではありませんが、一言でいうとしたら、「日常生活に困らない入れ歯」が良い入れ歯と言えるのではないでしょうか。

なのでいい入れ歯を作っていく上では、患者さんの評価をもとに治療が行っていくことが大切です。

生活するうえで支障がある入れ歯をお使いでも「入れ歯はこんなもの」と諦められている場合もあります。

そういった先入観を取り除くために、どういったことが生活に支障を来しているのかということをしっかりお聞きします。

細かいステップを踏んで問題点が少しでも改善できるよう心がけて治療を進めていきます。

 

当院ではより高品質な入れ歯を製作するために、フルオーダーメイドの入れ歯製作システムである「BPSシステム」を採用しています。

BPSシステムとは、リヒテンシュタイン公国に本社を置くイボクラールビバデント社によって開発された生体機能的補綴システムです。

BPSシステムによる入れ歯は、患者様の症状に合わせて、できるだけ多くのご要望を採り入れながら良質な素材を用いてつくられるため、自費診療になります。

その分保険診療の入れ歯よりも初期費用は高くなりますが、それだけ完成度の高い入れ歯を作ることができるため、長い目で見れば決して高い治療ではありません。

 

保険の入れ歯

  

 

BPSデンチャー

 

 

保険の入れ歯に求められることはまず「最低限噛めること」です。

「もっと見た目の良い入れ歯を作って欲しい」

「違和感の少ない入れ歯がいい」

という希望があっても残念ながら保険の範囲で提供することが難しい場合があります。

 

 

「BPSデンチャー」では

しっかり噛める

痛くない

しゃべりやすい

違和感がない

外れない

と言う入れ歯としてもっとも大切な「機能性」を重視しています。

だからこそ当院では、精密義歯「BPSデンチャー」をお勧めしています。

 

 

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