いい入れ歯とは?
2024年01月5日
こんにちは!歯科医師の堀井です。
今回のブログは入れ歯についての内容です。
歯を失ったときの治療法のひとつに、入れ歯があります。
入れ歯は無くなった歯を補うための装置です。
入れ歯には、大きく分けて2種類あります。
全ての歯を補う「総入れ歯」と、一部の歯のみ失った場合に使われる「部分入れ歯」です。
素材には色々な種類があり、作り方も様々です。
また入れ歯に関する悩みもいろいろなものがあります。
「噛むと痛い」
「うまく噛めない」
「直ぐにはずれてしまう」
「喋りにくい」
「吐き気がする」
等々患者様からは、さまざまなお悩みをご相談されます。
では皆さんは、良い入れ歯と聞いてどんなイメージをされるでしょうか?
「痛みや違和感がない」「しっかり食べ物を噛むことが出来る」
「美味しく食事を楽しむことが出来る」「見た目が美しい」
と良い入れ歯の条件は一つではありませんが、一言でいうとしたら、「日常生活に困らない入れ歯」が良い入れ歯と言えるのではないでしょうか。
なのでいい入れ歯を作っていく上では、患者さんの評価をもとに治療が行っていくことが大切です。
生活するうえで支障がある入れ歯をお使いでも「入れ歯はこんなもの」と諦められている場合もあります。
そういった先入観を取り除くために、どういったことが生活に支障を来しているのかということをしっかりお聞きします。
細かいステップを踏んで問題点が少しでも改善できるよう心がけて治療を進めていきます。
当院ではより高品質な入れ歯を製作するために、フルオーダーメイドの入れ歯製作システムである「BPSシステム」を採用しています。
BPSシステムとは、リヒテンシュタイン公国に本社を置くイボクラールビバデント社によって開発された生体機能的補綴システムです。
BPSシステムによる入れ歯は、患者様の症状に合わせて、できるだけ多くのご要望を採り入れながら良質な素材を用いてつくられるため、自費診療になります。
その分保険診療の入れ歯よりも初期費用は高くなりますが、それだけ完成度の高い入れ歯を作ることができるため、長い目で見れば決して高い治療ではありません。
保険の入れ歯
BPSデンチャー
保険の入れ歯に求められることはまず「最低限噛めること」です。
「もっと見た目の良い入れ歯を作って欲しい」
「違和感の少ない入れ歯がいい」
という希望があっても残念ながら保険の範囲で提供することが難しい場合があります。
「BPSデンチャー」では
しっかり噛める
痛くない
しゃべりやすい
違和感がない
外れない
と言う入れ歯としてもっとも大切な「機能性」を重視しています。
だからこそ当院では、精密義歯「BPSデンチャー」をお勧めしています。