医院ブログ

047-431-4721

キービジュアル

歯肉が下がらないためには

2024年06月28日

こんにちは😊
保育士の奥村です!
テーマ「歯肉が下がらないためには?」についてお話します!

「なんとなく歯茎が下がってきた気がする」「歯茎が下がらないようにセルフケアする方法はあるの?」とお悩みの方。ふと鏡で歯茎を見てみると数年前より下がった気がして、「どうしよう」と焦る方は少なくありません。歯茎が下がる大きな原因は歯周病で、放置すれば健康な歯にトラブルが起きる可能性があります。

︎ ⚠️歯茎が下がり始めると、以下の3つのようなサインが現れます。
* 食べ物が歯間に挟まりやすくなった
* 歯の根元が染みやすくなった
* 歯の根元が黄ばんできた

「食べ物が歯間に挟まりやすくなった」
歯茎が下がると隙間ができ、食べ物が挟まりやすくなります。
歯は根元に行くほど細くなっていますが、健康な歯茎の状態だと隙間が隠れているため見えません。
「以前より歯に食べカスが詰まりやすくなったな」と感じたら、歯茎が下がり、隙間が大きくなっている可能性があります。

「歯の根元が染みやすくなった」
以前より歯の根元部分が染みやすくなる症状も、歯茎が下がったサインの1つです。
歯茎から出ている部分の歯は、エナメル質→象牙質の層があり、表面のエナメル質が刺激や汚れがつかないようにしています。
しかし歯茎に隠れている部分は本来保護する必要がないため、エナメル質がありません。
象牙質の表面には無数の穴が開いており、その穴から歯の神経へ刺激が伝わり知覚過敏が生じます。
歯茎が下がった部分の歯は象牙質が露出しているため、冷たいものなどで歯が染みてしまうのです。

「歯の根元が黄ばんできた」
象牙質は着色汚れが付きやすい性質があります。
歯の根元が特に黄ばんでいる場合も、歯茎下がりのサインかもしれません。

⚠️歯茎が下がる主な原因は、以下の6つです。
* 歯周病
* 歯を磨く力が強すぎる
* 歯ぎしりや食いしばり
* ホルモンバランスの変化
* 加齢
* タバコ

上記のように歯茎が下がる原因は加齢や生活習慣など様々ですが、もっとも多い原因は歯周病です。
歯周病が進行すると最終的にアゴの骨が破壊されて溶かされ、この影響で歯茎が下がるのです。日本人の歯を失う原因の第1位が歯周病であることも考慮して、歯茎の健康管理は非常に重要です。

一度下がってしまった歯茎は、自己ケアだけでは戻すことが難しい場合があります。軽度の場合は、歯科医院でのディープクリーニングや対処療法で改善することも可能ですが、重度の場合には専門的な治療が必要となります。歯肉退縮手術や整形などの処置が必要になることもあります。

🦷歯茎が下がらないようにするためには
・歯のケアを適切に行う
・定期的な歯科検診を受ける
・生活環境やストレスの管理をする
・バランスの取れた食事を心がける
・喫煙や過度のアルコール摂取を控える
上記のことを意識して生活することが重要です。

当院では、様々なレントゲン写真を使った検査や、顕微鏡を使った歯周病の治療などを行っています。歯周病は早期発見・早期治療が重要ですので、ぜひご利用ください。

正しいブラッシング方法
力を入れすぎず、歯茎を傷つけないように優しく磨くことが大切です。電動歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスを使うことも効果的です。当院では衛生士が一人ひとりに合う歯ブラシを提案します。こちらは販売しておりますのでぜひお試しください。

歯ぎしりや食いしばりは、ストレスが原因となることが多いです。当院ではナイトガードの作製や、ボツリヌス治療も行っております。歯茎や歯の健康に不安を感じる方はご相談ください。

自分の歯茎の状態に不安を感じた場合は、早めに歯科医に相談することが大切です。歯茎の健康は全身の健康とも深く関わっており、放置すると重篤なトラブルを引き起こす可能性があります。適切なケアと専門家のサポートを受けながら、健康な歯茎を維持し、健康な口腔環境を保つことが重要です。

以上のように、歯茎の健康を守るためには、自己ケアと定期的な歯科検診が欠かせません。適切なケアと予防策を行いながら、歯周病や歯茎の問題から身を守り、健康な口内環境を維持しましょう。健康な歯茎は健康な歯を支える基盤となりますので、日常生活の中での歯茎のケアを怠らず、口腔内全体の健康を守りましょう。

治療した歯が再び虫歯になる理由

2024年06月22日

こんにちは、歯科衛生士の矢野川です。

今回は、治療した歯が再びむし歯になる理由についてお話します。

 

昔、つめ物をして治したはずの歯がなんだかしみたり、痛くなってきて再度むし歯に

なっていたという経験はありませんか?

このような状態になる事をニ次う蝕といいます。

二次う蝕になる、主な原因は

①つめ物やかぶせ物の経年劣化により、隙間ができてしまい、むし歯菌が入り込む

→金属のつめ物では、噛む力によって変形が生じ、プラスチックの詰め物では小さなヒビが生じ、隙間からむし歯になるリスクが上がります

②加齢や歯周病によって歯肉が下がり、被せ物をした根元が露出し、そこからむし歯に

なってしまう。

→歯肉が下がることでセメント質という部分が表画に露出してしまいます。

やわらかい歯で酸に溶けやすいため、むし歯になりやすい部分です。

 

 

★せっかくむし歯の治療をしたのに、またむし歯になるなんて…

どうしたら良いの?と心配になる方もいらっしゃるかと思います。

そこで、予法についていくつかご紹介し

ていきます。

①被せ物やつめ物の材料を変える

→保険適用で使われる材料に費用面では大きなメリットがありますが、二次う蝕や全属アレルギーのリスクなども上げられます。

②詰め物、被せ物をした部分は、他の部分よりリスクがある事を自覚し、より丁寧にセルフケアを行う

③定期検診に通い、トラブルが起きていないかチェックする

などが上げられます。

1本の歯を治療できる回数には限度があり、回数をおうごとに歯を失うリスクが上がります。

普段のセルフケアと定期的な歯科受診でお口の健康を守りましょう!

詰め物・被せ物が取れてしまう原因

2024年06月14日

こんにちは☀️

歯科衛生士の田中です。

皆さま、お食事中など急に詰め物が取れてしまったり、何度も付け直しても取れてしまった経験はありませんか?

今回は歯の詰め物はなぜ取れてしまうのか、原因や対策について詳しくお話ししていこうと思います。

 

🦷歯の詰め物・被せ物とは🦷

【詰め物】

小さな虫歯を削り、穴が開いた場所を補うために行います。 これは歯科用語で「インレー」と呼びます。

【被せ物】

虫歯の進行が大きく、歯の神経を取る処置を行ったり、虫歯で失った部分が大きい場合に行います。これは歯科用語で「クラウン」と呼びます。

🦷詰め物・被せ物が取れる原因🦷

 

①接着用セメントの劣化

詰め物・被せ物の装着に使用した接着用セメントは、経年的に劣化していきます。とくに、保険診療で作った接着用セメントは比較的劣化しやすく、詰め物が外れる原因になりやすいです。

 

②詰め物・被せ物と歯の隙間に虫歯ができた

詰め物・被せ物と歯の間に虫歯ができると、歯質が溶かされ歯と詰め物・被せ物の間に隙間ができてしまいます。その結果、ぴったり適合しなくなりやがては外れてしまうのです。

そこで大切になってくるのが、治療後の口腔ケアです。詰め物や被せ物を装着した歯は治療していない歯と比べると再び虫歯になるリスクが高く、適切な口腔ケア方法を身に付けなければまた虫歯ができてしまう可能性が高くなります。そのため、詰め物を装着したあとも定期的にメインテナンスを受けることがとても大切です。そして何より、正しいセルフケアの方法を身に付けることがとても重要です。定期検診でブラッシング指導を受けて、プラークのついていないきれいな状態を維持できるよう頑張りましょう。

 

③歯ぎしり・食いしばりによる力

歯ぎしりや食いしばり、噛みしめといった習癖によって詰め物が外れることもあります。また、強い圧力によってせっかく作った詰め物や被せ物が欠けてしまったり、ヒビが入ったりすることもあるため要注意です。歯ぎしり・食いしばりは歯茎に炎症をもたらすこともあるため、できる限り早期に改善しましょう。

手軽にできる対策としては、寝ている時にマウスピースをつけて衝撃を緩和させたり、日中は上の歯と下の歯を離すように意識することなどがあげられます。

また、なかなか意識的にやめられなかったりマウスピースをつけると寝られないという方には、噛むために使う”咬筋”という筋肉の力を緩めてくれる『ボツリヌス注射』というものも当院で行っています。気になる方はお気軽にスタッフにお尋ね下さい。

 

🦷詰め物・被せ物が取れた際の注意点🦷

 

①取れた物を自分ではめ直さない

詰め物や被せ物が取れた歯が虫歯になっている可能性や、詰め物自体が変形しているなど、さまざまな問題が発生していることが予想されます。自分でははめ直さないようにしましょう。

 

②取れたものは捨てない

取れてしまった詰め物や被せ物は、虫歯など問題がない場合は元に戻せる可能性もあります。外れてしまった物はすぐに捨てるのではなく保管しておきましょう。

 

③早めに歯科医院へ受診する

詰め物が取れた際、絶対に行ってはならないのが「放置する」ことです。詰め物が取れた以上、その状態がどうであれ放置して良いことはありません。もしかしたらもうすでに虫歯を発症しているかもしれません。“痛みがないので問題ない”と自分で判断するのではなく、早めに歯科医院を受診しましょう。

 

今回は『詰め物・被せ物が取れてしまう原因』についてお話ししました。他にも気になっていること、不安なことがあれば気軽にスタッフにお尋ね下さい☺︎

訪問歯科のメリットとは?

2024年06月7日

皆さんこんにちは!

最近雨が降ったり、気温が高かったり、気候の変化が激しかったりしますが体調はいかがお過ごしでしょうか?

歯科衛生士の沖村です🙂

突然ですが、ご自身で歯医者に来られない方がご自宅で歯科医療を受けられるのはご存知ですか?

今回は当院でも行っている訪問歯科についてお話ししていきます!

◉訪問歯科とは?

訪問歯科診療の対象となるのは、病気や障がい、要介護などで「通院困難な方」と決められています。

体に障害があったり、病気を持っている人ほど口腔ケアを行いにくく、治療が必要な状態になりやすいです。

そのような方に対し、歯科医師・歯科衛生士が自宅や介護施設・病院等に訪問し、歯科治療や専門的口腔ケアを行う制度です!

 

 

◉訪問歯科のメリットとは?

「患者様が通院しなくても歯科治療を受ける事ができる」だけにとどまりません!

例えば入れ歯を作った場合、歯科医が直接利用者の食生活の場面などを見ることで、よりきめ細かく調整することができます。

また、口腔ケアの方法を指導する場合は、通院困難な方だけでなく、介護者にもケア方法を指導する事ができます。

介護者が歯科医療者でない限り、口腔内の状態の把握や正しいケア方法をご存知でない方がほとんどだと思います。

そんな時、不安を直接解決できる所も訪問歯科のメリットです!

そして訪問歯科診療ならば、通院困難な方の生活や介護の状況も理解しやすいので、より適切な口腔ケアを提案することが可能になります。

いかがでしたでしょうか?

もし、利用してみたい!自分は適応できるのか?などございましたら当院にご相談下さい!

個別相談へのご案内

診療時間
午前: 9:00~13:00
午後:14:30~18:00
  • ※ △土曜:9:00~17:00
  • ▲日曜:9:00~12:00/13:00~16:00
  • ※ 祝日は休診

047-431-4721

このページの先頭に戻る