小児歯科

047-431-4721

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虫歯を防ぐことも、
もちろん大切ですが、
歯並びを含めた健全なお口、
そして身体の発育までを考えた
診療を実施しています。

当日予約可 次のような急な悩み、「即日対応」します 被せ物が「取れた」・歯肉が「腫れた」・歯が「しみる」・歯が「痛い」 当日予約可 次のような急な悩み、「即日対応」します 被せ物が「取れた」・歯肉が「腫れた」・歯が「しみる」・歯が「痛い」

よくこのような質問を受けることがあります。
「大人の歯が生えてくるから、子供の歯は虫歯になっても大丈夫ですよね?」

これは大きな間違いです。

乳歯には非常に大きな2つの役割が与えられています。

1つは、次に生えてくる永久歯を適切な位置へ誘導する役割。
生え替わる時期に乳歯がすでに虫歯でダメになっていた場合、永久歯を適切な位置へ誘導が出来なくなったり、永久歯自体が生えてこなくなる場合もあります。また、乳歯の虫歯菌が大人の歯に感染し、生えてきた大人の歯がすぐに虫歯になってしまう場合もあります。

2つ目は、乳歯は永久歯が生えてくるスペースを確保する役割も担っています。
虫歯で乳歯を抜いてしまった場合、その隙間を埋めるように、両隣の歯が寄ってきます。そうなると、永久歯が顔を出すスペースがなくなり、正しい方向に生えることができず、噛み合わせが悪くなる原因となります。

また、患者様から「虫歯は遺伝ですか?」とよく質問を受けますが、虫歯というのは遺伝ではありません。感染症であり、生活習慣病なのです。長期にわたって健康な「お口」でいるためにはできるだけ早い時期に予防習慣を作ることが重要となってきます。

院長

虫歯になるメカニズムがすでに解明されているため、予防をしっかりすることで虫歯を防ぐことができます。三つ子の魂百までといいますから、小さい頃からお子様に予防を習慣づけてあげることは大きくなってからの口腔内のリスクを軽減することにも繋がります。

白くて美しい健康な永久歯は、親から子への素敵なプレゼントです。
正しい知識を身につけて、私達と共にお子様のお口を守りましょう。

小児歯科治療のご紹介

何事もそうですが、まずは「敵」を知ることからすべてが始まります。
お口の中は千差万別ですので、人によりかかりやすい疾患や、その原因を正確に診査診断し、その方に合った治療方針で進めなければ良くなるものも良くなりません。例えば、「年齢」「お口の細菌の種類・数」「唾液や歯の性質」などですね。それを科学的に把握した上で、適切な処置を行っていきます。このステップを踏まない治療は、「勘」による治療と同じです。科学的根拠に基いた治療をしなければなりません。

  • ①口腔内審査

    虫歯や被せ物の状態、噛み合わせ等総合的に検査します。

  • ②口腔内写真撮影

    現状がどうなっているのか写真に残します。

  • ③レントゲン撮影

    肉眼では確認できない歯の内部の状態を確認します。

  • ④生活習慣の問診

    どんなものを好んで食べているのか、歯磨きのタイミングなどを確認します。

  • ⑤PCR検査

    歯周ポケットの深さを調べて歯周病の進行度を検査します。

  • ⑥唾液検査

    唾液の成分を調べることで虫歯のなりやすさを検査します。

これらの検査結果から患者様オリジナルのプログラムを構築します。
その後は、治療を進め、再評価を繰り返していきます。

その他、当院では、お子様のお口、そして健全な身体の発育を促す取り組みとして次のような取り組みも行っています。

あいうべ体操

あいうべ体操はお口の本来の機能を改善させることにより、ご自身のお口の周りの筋肉の力で歯並びの健全な発育を促していきます。そのため、痛みなどは伴いません。
具体的には下記のような歯並びを悪くする悪習慣をあいうべ体操などにより改善していきます。

口呼吸

口呼吸

口呼吸は歯並びの悪化と顔面成長を悪化させる可能性があります。また、病原菌がのどの粘膜から直接取り組まれてしまうため、健康のためにも良いことではありません。

舌癖

舌癖

普段何もしていない時に、舌が常に歯に触れていたり押し付けている場合はこの癖に該当します。舌先は上の前歯のつけねの少し手前あたりに当たっている状態が正しい位置です。たとえ小さな力でも舌の力によって歯並びは崩れてしまいます。

またこれらの治療法は歯並びの改善だけではなく、下記のような問題も改善できます。

  • ? ドライマウス(口腔乾燥症)の改善
  • ? 歯周病の予防
  • ? 食べ方の改善
  • ? 話し方の改善(発音障害改善)

均整のとれた適切な歯並びは「見た目」だけでなく、「虫歯・歯周病予防」にもなります。なぜならば、均整のとれた歯並びは、磨きにくい箇所も少なく、食べカスが歯に詰まりにくいためです。
その他、「集中力や持続力」などお子様の生活全般のレベルアップも期待できるという研究報告が出ていますので、歯並びがおかしいなと思いましたら、治療するしないにかかわらず、まずはお気軽にご相談頂けたらと思います。

その他、当院で行っている小児歯科の特徴をご紹介いたします。

取り組み1.まずは、歯医者の雰囲気に慣れてもらってから

雰囲気1

小児歯科で大切なことは、お子様の意思を尊重すること

お子様が初めて来院される時は、まずは雰囲気に慣れてもらい、院長やスタッフを仲の良い友達として認めてもらえるような関係性を構築することから始めます。じっくりお子様とお話しし、「診療台に座る」「器具を触ってもらう」練習から始めることで歯医者の雰囲気に慣れてもらいます。

緊急時を除き、突然治療を始めることはありませんのでご安心ください。

嫌がるお子様を無理やり診療台に座らせて治療を終えたとしても、お子様は大きな心の傷を抱えてしまい「もうこんな怖いところには二度と行きたくない」というトラウマを植え付けてしまいます。トラウマというのは一度味わうとなかなか克服できることではないですし、虫歯になっても歯医者に行かない大人に成長してしまいます。お子様の将来を考えると何も良いことはありませんし、当院としてはそのような事態は是が非でも避けたいと考えています。

お子様には「困難に打ち勝つ力が備わっています」

親御さんには、お子様が歯医者嫌いを克服していく姿を私たちと一緒に見守って頂きたいと思います。これまでの経験上、しっかりコミュニケーションをとり、お子様のペースで対応することで多くのお子様は心を開き、治療に協力してくれます。

当院と一緒にお子様の成長を見守りましょう!

取り組み2.可能な限りの「痛みを抑えた治療」・「恐怖心をなくす治療」

雰囲気2

お子様が歯医者嫌いになる主な原因は治療中の「痛み」によるものです。

この「痛み」を可能な限り抑えることでお子様の歯医者に対するイメージを変えることができると考えています。当院では、次のステップを踏んで、可能な限りの痛みを抑えた治療を実施しています。

Step1 表面麻酔
表面麻酔

多くのお子様が嫌がるのは、麻酔注射をする時の痛みです。
事前に注射する箇所に麻酔液を塗ることにより注射時の痛みを抑えます。この表面麻酔をするとしないとでは痛みに大きな違いがあります。

Step2 「極細の針」を使用
極細の針

針は細ければ細いほど痛みは抑えられます。
当院では極細の針を使用しています。

Step3 針を刺す部位の考慮
診療

お口の中には痛みを敏感に感じる部位、あまり痛みを感じない部位が存在します。
我々歯科医師は解剖学的な知識も持ち合わせていますので、どの部分が痛いのか、どの部分が痛くないのかをしっかり把握しています。そのため、極力痛みを抑えられる部位に針を刺すことを心掛けています。

Step4 電動麻酔注射の利用
電動麻酔注射

麻酔時に痛みが生まれる原因の一つは、麻酔液が体内に注入されるときの圧力です。当院では、麻酔液の注入速度や圧力をコンピューターによって自動的にコントロールできる電動麻酔注射を用い、麻酔時の痛みを軽減しています。

「痛みを軽減」する他、当院では「キ~ンという音を抑え恐怖を感じさせない治療」も実施しています。具体的には下記の取り組みを実施しています。

5倍速エンジン

「キ~ン」という歯を削る音は大人でも嫌なものです。
当院ではこの音を抑えた5倍速エンジンを活用しています。

スプーンエキスカベーター
スプーンエキスカベーター

これは手の力で虫歯感染部分を除去する道具ですので、あの不快な音はしません。

エルビウムヤグレーザー
エルビウムヤグレーザー

不快な音はしないことはもちろん、「痛み」も伴わないレーザー機器も活用しています。

ラバーダム防湿

その他、当院では治療部位に細菌が入らないようにするため「ラバーダム防湿」を利用して治療をすることもあります。
ラバーダム防湿とは、治療する歯以外を薄いゴム製シートで覆いかぶせて口腔内の唾液や細菌による治療部位への感染を防止する道具です。
ラバーダムを使用することで、様々な口腔内細菌が侵入するのを防ぎ、無菌的な処置を行うことが可能になります。逆を言えば、ラバーダム防湿を行わないで行う治療は細菌感染の可能性が高まり、再治療の原因ともなります。またラバーダムは、お子様の歯科材料等の「呑み込みリスク回避」にも役立ちます。

取り組み3.お子様の楽しいがいっぱい!「キッズスペース」「ご褒美」

キッズスペース

当院ではお子様にリラックス、そして楽しい場所と思って頂けるようキッズスペースを完備しております。キッズスペースで思う存分遊んで頂くことで、治療前の不安を取り除くことができます。

プレゼント

また、治療を頑張ったお子様には嬉しいプレゼントもご用意しております。来院される際の動機付けやプレゼントをコレクションするなどして頂ければ楽しいこと間違いなし!

院長の願い~この世から虫歯をなくしたい

院長

最後になりますが、虫歯を防ぐための口腔環境作りは、3歳までが勝負なのはご存知でしたか?
虫歯は感染症の一種です。つまり、3歳までに感染する機会をお子様に与えなければ、その後、虫歯菌が入ってきたとしても簡単には感染しなくなるのです。
これは世界的な統計でも実証されています。

虫歯の全くない子供たちをたくさん育てるには、そして健全なお口の発育、そして身体の発育を促すためには、生まれてから考えるのでは遅いと考えています。赤ちゃんがお腹の中にいる時期、つまりマイナス1歳からの取り組みが大切です。

具体的には、お母さんの妊娠中の食生活指導や、姿勢指導、口腔内管理。そして0才からは、赤ちゃんの正常な呼吸と嚥下のための、抱き方、寝かせ方、寝床・枕の作り方、授乳の姿勢、抱き方の姿勢等の指導、その後成長に合わせた指導などです。

お子様を虫歯0で育て、健全な成長を促すことはお子様への素敵なプレゼントだと当院では考えています。

そのためのお手伝いを私たちにさせて頂きたい。

個別相談へのご案内

診療時間
午前: 9:00~13:00
午後:14:30~18:00
  • ※ △土曜:9:00~17:00
  • ▲日曜:9:00~12:00/13:00~16:00
  • ※ 祝日は休診

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