☆フロスの意義と正しい使い方について☆
2019年01月26日
おはようございます。
保育士の片岡です(*⌒∇⌒*)
寒く、乾燥した日が続いていますね。
大流行のインフルエンザにお気をつけくださいm(_ _)m
さて、今回私からは「フロスの正しい使い方と意義について」についてお話させていただきます!
まず、フロスとは?
フロスとは、歯と歯の間、そして歯と歯ぐきの境目にたまりやすい歯垢をやさしくきれいに除去する歯科用のナイロン糸のことです。
歯と歯の間(歯間部)は歯ブラシの毛先が届きにくいためプラーク(歯垢)が残りやすく、むし歯や歯周病が発生しやすい場所です。
細いナイロン繊維からできているデンタルフロスを歯間部の清掃に使用するとその部分のプラークを効率よく取り除くことができます。
毎日使用することによって歯と歯ぐきを健康に保ちます。
糸ようじが生まれたのは1987年です。
当時、日本で歯間ケアはほとんど定着していませんでした。
開発のきっかけは、小林製薬の開発担当者が新幹線で、外国の方が糸状のフロスを使っているのを見て 「これはなんだ!?」と衝撃を受けたことだったそうです。
さっそく取り寄せて使ってみたところ、不慣れな私たち日本人には使いにくかったため、つまようじのような感覚で手軽に使えるものにしようということで開発がスタートしました。
そして、子どもから高齢者まで、不器用な方や忙しい方でも、手軽で効果的な歯間ケアが続けられるようにという想いから、持ち手つきフロスとして生まれたのが「糸ようじ」です。
6本糸のスタンダードタイプに加え、2015年には細くなめらかな糸を4本採用した入りやすいタイプ、2016年には奥歯に使いやすいY字型タイプの発売など、使いやすさにこだわり進化し続けています。
歯と歯の間のお手入れの必要性についてです。
歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が届きにくいためプラーク(歯垢)が残りやすく、むし歯や歯周病が発生しやすい場所です。
この歯間部のプラークは、歯ブラシだけでは60%程度しか取り除くことができませんが、歯ブラシと併せてデンタルフロスや歯間ブラシを使うと90%近くのプラークを取り除くことができます。
効率よくお手入れをするためにも、毎日のケアに歯と歯の間のお手入れも取り入れましょう。
続いては使い方についてです。
<ホルダーつきのフロスの場合>
①歯と歯の間にデンタルフロスの糸の部分をあてます。
②ゆっくりと小さくノコギリをひくようにしながら、歯と歯の間にフロスを入れます。
③中に入ったら、歯の面に沿わせて上下に動かしながら、前と奥の歯の両方の面のプラークを取り除きます。
④ゆっくりと小さく動かしながら取り出します。
<糸まきタイプの場合>
①デンタルフロスを40㎝くらいに切り両手の中指に2、3回巻きつけます。15㎝くらいの長さにしピンと張ります。
②両手の親指と人差し指でつかんで操作します。
③使う場所(奥歯や前歯)に合わせ、歯と歯の間にゆっくり小さくノコギリをひくようにしながらフロスを入れます。
④歯肉の少し中まで(スッと入る所まで)フロスを入れます。
⑤歯に巻きつけるようにして、歯の面を上下にこすってプラークを取り除きます。
⑥取り出すときも、ゆっくり小さく動かしながら取り出します。
現在は様々なタイプ(糸巻き、Y字、F字タイプ)がありますが、正しく使って歯の健康に繋げてください!!