2021年01月25日
皆さんこんにちは!事務の及川です。
毎日寒い日が続いておりますが、体調管理はできておりますでしょうか?
さて、今回お話しするのは歯肉マッサージについてです。
歯肉マッサージは歯茎マッサージ・ガムマッサージとも呼ばれており、大きく分けて2つ方法がございます。
1つ目は指で歯肉を圧迫するマッサージ方法。
2つ目は歯ブラシなどで歯肉を刺激する方法がございます。
当院では口腔内マッサージとして、患者様のお口の状態に合わせてご提供させていただいております。
それでは、歯肉マッサージとはどのような効果があるのかお伝えしていきます。
① 血行促進
不規則な生活・喫煙・歯周病など、様々な要因で不健康になってしまった歯茎は、血行が悪くなっています。これをマッサージすることで血行を良くし、代謝を促進させ、歯肉全体に栄養を行き届かせます。そうすることにより、歯肉の抵抗力をアップさせ、引き締まった健康な歯茎になります。
② 唾液分泌量増加
唾液には粘膜保護・自浄・水分平衡・潤滑・緩衝・抗菌・消化・組織修復・再石灰化・発ガン予防などの作用もあり、口腔のみならず身体が正常な機能を発揮するため無くてはなりません。
③ リラクゼーション効果
歯肉にもたくさんの血管とツボがありますから、マッサージによって筋肉がほぐれ、血行が良くなり、お口全体が活性化して、リラクゼーション効果が期待できます。表情筋がほぐれ頭がスッキリしてきますから、目の疲れが取れて、肩が軽くなります。
④ アンチエイジング効果
マッサージの効果により、歯肉の代謝が促進され、ツヤのあるいきいきとした歯肉に生まれ変わります。
歳を重ねるにつれ、お口の筋肉が衰えていき、しっかりと噛めないことから、内蔵機能の低下と脳への刺激が乏しくなります。このようなことからも、歯肉マッサージで血行を良くすることは、老化を止め、健康的な口腔環境を保つ術といえるでしょう。
このような方にオススメです。
・歯周疾患(歯肉炎、口臭)の方。
・お煙草を吸われる方。
・肩こりや目が疲れている方。
・入れ歯・インプラントの方。
・虫歯・歯周病予防のために。
次に自分でも簡単にできる歯ブラシを使った歯肉マッサージをご紹介致します。
歯ブラシでおこなう場合には、毛先を歯間の歯茎に当てて優しく震わせるように動かします。歯磨き粉は使わずに、時間をかけてゆっくりおこないます。
歯ブラシを回転させながら歯肉に当ててマッサージする方法もあります。
歯茎の状態によって痛みや出血がある場合は、やわらかい歯ブラシを使います。
市販の歯ブラシにも毛先の形や細さ、やわらかさなど、様々な形のものがあり、歯茎へのマッサージ作用のあるものも販売されています。
自分の歯茎の状態にあわせて選びましょう。
最後に
歯肉マッサージによる虫歯や歯周病の予防効果はエビデンス的には立証されてはいませんが、唾液量の増加やリラックス効果などが期待できます。
当院の口腔内マッサージをぜひ一度お試しください。
2021年01月20日
皆さんこんにちは!
最近は寒い日が続きますね❄️
体を温めて風邪をひかないようにしましょう!😌
お口のまわりには耳下腺(じかせん)・顎下腺(がっかせん)・舌下腺(ぜっかせん)と呼ばれる唾液を出やすくするポイントがあります。
唾液の分泌を促すために唾液腺に刺激を与えることを唾液腺マッサージと言います。
♦唾液が少ないとどうなる?
唾液腺から分泌される唾液の量は1日あたり約1~1.5リットルですが、さまざまな原因によって唾液の分泌が減ると、お口の中の潤い度が減少し、乾燥するようになります。
唾液が不足することにより、唾液の抗菌作用や自浄作用が低下し、むし歯や歯周病になりやすくなったり、口臭や粘膜の感染症、味覚障害、嚥下障害などを起こすことがあります。
特にお口の中が乾燥している状態のことを「ドライマウス」と言います。
また、高齢になると唾液は出にくくなります。
おしゃべりの機会が少なくなったり、お食事がお口から摂れなくなったりすると、ますますお口の乾燥は進んでしまいます。
乾燥したお口を潤す方法は、ブクブクうがいや、保湿剤の塗布などいくつかありますが、唾液腺マッサージも、その方法のうちの一つです。
唾液腺をやさしくマッサージすることにより、唾液の分泌が促され、潤いのある健康なお口に近づきます!
♦唾液腺マッサージの効果とは?
では唾液腺マッサージをし、お口が潤うとどんな効果があるのでしょうか?
大きく分けて4つの効果が期待できます!
①お口の中が潤うことにより虫歯・口臭予防に繋がる
②乾燥しがちな方にある、お口の中の粘膜の痛みなどの症状が和らぐ
③お口が開きにくい方は、お口周りの筋肉の緊張がほぐれお口が開きやすくなる
④食べることや飲み込むこと、会話がしやすくなる
お口が開けにくい方や唾液の分泌が減りがちなご高齢の方など、様々な年齢層の方にオススメできるマッサージです✨
♦実際にマッサージをやってみましょう!
では最後に唾液腺マッサージのやり方をお伝え致します!
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耳下腺は耳たぶの前、上の奥歯辺りのほっぺたの部分にあります。そこを人差し指を当て、指全体で優しく押します。
すっぱい食べ物を想像するとスーッと唾液が出てくる所です。
この動作を5〜10回程繰り返します。
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顎下腺はアゴの骨の内側のやわらかい部分にあります。そこに指を当て耳の下〜アゴの先まで優しく押します。
この動作を5〜10回程繰り返します。
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舌下腺はアゴの先のとがった部分の内側、ベロの付け根の部分にあります。そこに親指を当て下アゴからベロを押し上げるようにグーッと押します。
この動作を5〜10回程繰り返します。
簡単ですので是非皆さん試してみてください😊
2021年01月18日
皆さんこんにちは!
歯科衛生士の吉田です(*^^*)
寒暖差のある日が続いておりますが、皆さん体調にはお気を付けてください!
本日はタバコと歯周病の関係についてお話しいたします!!
タバコの煙には数千もの化学物質が含まれていて、そのうちニコチンや発癌性物質などの有害物質は200とも300とも言われます。
喫煙者は、お口が臭い・ヤニがついて汚いだけではなく、にかかりやすく、ひどくなりやすいので、更に治療しても治りにくいことが解っています。
ある統計データによると、歯周病にかかる危険は1日10本以上喫煙すると5.4倍に、10年以上吸っていると4.3倍に上昇し、また重症化しやすくなります。
実際に治療を始めても歯肉の治りは悪く(もちろん何もしないでいるよりは改善します)、手術を行ったとしても効果の現われ方が非喫煙者よりも低いのです。
しかも、治療後経過を追っていくと、喫煙者の歯肉は再び悪くなっていく傾向にあります。どうしてこういう事が起こるのでしょうか?
タバコの煙に含まれる「一酸化炭素」は組織への酸素供給を妨げますし、「ニコチン」は一種の神経毒で、血管を縮ませるので、体が酸欠・栄養不足状態になります。
ニコチンは体を守る免疫の機能も狂わせますので、病気に対する抵抗力が落ちたりアレルギーが出やすくなります。更に傷を治そうと組織を作ってくれる細胞(線維芽細胞といいます)の働きまで抑えてしまうので、手術後も治りにくくなります。
また、「ヤニ」という形で歯の表面に残っているので、歯がざらざらしてバイ菌が張り付きやすくなるのはもちろん、いつまでもお口の中や歯肉にニコチンが染み出しつづけることになるのです。
喫煙していると上のイラストのように歯の表面に茶色の着色汚れも目立ちます。
タバコを完全に断ち切るのは難しいと思いますが、歯周病のリスクが高くなってしまうため1日に吸う本数を少しずつでも減らせるようにしていくことが大切です。
歯周病を予防するためにも全身の健康のためにも禁煙することをオススメいたします。
2021年01月17日
皆さんこんにちは!歯科衛生士の嶋です。
毎日厳しい寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、サプリメントの有用性についてお話ししていきます。
サプリメントは日々の生活の中で足りない栄養素を補うための食品であり薬ではありません。バランスの良い食事を心がけ、不足している栄養素をサプリメントで賢く補っていくことで、高い効果を得られるのです。当院のサプリメントでは、サプリメントの有用性を最大限に引き出し、患者様の健康づくりを全力でサポートいたします!
なぜ歯科でサプリメントなのか?
体のバランスが崩れると口の中に症状が出ることがあります。健康な歯、歯茎、唾液を作る材料はタンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が大切になります。歯科ではお口の中の状態を直接みることができ、通院頻度も高いので、体調の変化や生活習慣病の予兆を発見できる可能性が高いといえます。
それでは、当院で取り扱っているサプリメントについてご紹介します。
○ ナイアシン150
ナイアシンはビタミン群です。血糖値を安定化させ、筋肉や過緊張を緩和します。歯ぎしりや食いしばりにも効果的です。この他にも、神経の働きを安定化させるため、寝つきがよくなります。アルコールの代謝も助けるため、アルコールを飲んだ後に飲むと二日酔いが軽減されます。
○αリポc200
ビタミンCの効果をアップさせるαーリポ酸と、免疫力アップや血液改善に役立つビタミンPを配合しています。
〈歯茎の健康〉
コラーゲン繊維は歯茎の大切な構成要素の一つです。歯と歯茎と歯槽骨を結びつける役割を果たしています。歯周病に罹ると歯茎の弾力性がなくなり、歯茎が下がったり、歯周ポケットが深くなるが、これは、歯茎の構成成分であるコラーゲンが分解されるためです。コラーゲンや歯槽骨組織の破壊も歯周病菌の出す毒素によって引き起こされます。
〈歯周病予防やお口の中に関わりの深い栄養素〉
ビタミンCです。抗酸化物質であるビタミンCは、免疫力を向上させ、歯周病予防に役立つだけでなく、コラーゲン生成のために必須の栄養素です。傷の治りを早くするため、抜歯やインプラント挿入後のケアにも注目です。
○水素サプリ 遵
水素は老化を促進する活性酸素を除去する働きを持っています。歯周病は歯周病菌の働きで進行していきますが、体内ではこの歯周病菌を排除するために、免疫機能が働き活性酸素を排出します。しかし、この活性酸素がかえって歯周病を悪化させてしまいます。水素には、抗酸化作用があるため、活性酸素ととても結びつきやすく、無害な水にして体外へ排出します。また、生活習慣病の改善や疲労回復にも効果的です。
○プロデンティス(ミント味)
母乳・口腔由来WのL.ロイテリ菌配合です。
L.ロイテリ菌は、天然の抗菌物質を産生すると同時に、ヒト免疫システムの調整を行いながら、さまざまな疾患の予防・治療に働きかけます。
〈特徴〉
・ヒト由来のためお口の中や体内への高い定着性と
炎症を緩和する優れた力
・胃酸に負けず、生きて腸まで届く力
・天然の抗菌物質を産生し、悪玉菌を減少
・免疫システム全般に働きかける力
・反作用・副作用が一切なく、幼児・妊娠中の方・
高齢者にも安心
・お口はもちろん、全身疾患にも応用できる多機能
性
○バイオブレス(ストロベリー味)
母乳由来のロイテリ菌を1億個以上配合しています。この菌は生きて腸まで届くことができ、消化管内に定着することで虫歯菌、歯周病菌、ピロリ菌、口臭の原因となる悪玉菌を抑制し、善玉菌といった良い菌を優勢な体内細菌バランスに整えます。
当院では、患者様に合ったサプリメントを提供しています。お口の中や体のことで何か悩んでいることがあれば、気軽にスタッフにお声がけ下さい!!
2021年01月4日
皆さんこんにちは(^o^)あけましておめでとうございますm(._.)m
歯科助手の林です︎︎☺︎
今回はフッ素についてご紹介していきたいと思います!!
虫歯予防にフッ素が効果があることは皆さんご存知ですよね(^^)/
でも何故フッ素が歯にいいのか?どんな効果があるのかはご存知ない方も多いのでは無いでしょうか??
また、中にはちょっとフッ素に不安をもたれている方もいるかと思います。
「フッ素」と検索すると「フッ素 毒」などと出てきたりします。
確かにフッ素を体内に摂取しすぎてしまいますと、毒にはなりますが、例えばの話これは食塩と同じです。食塩も大量に摂取しすぎると体に毒と言いますよね。これと同じような感じですのである程度摂取する分には問題はありません。
ですが、フッ素濃度が高いものを使用しすぎてしまいますと体に良くないので、6歳以下は950ppmで6歳以上は1450ppmで使用すると良いです。
『フッ素はいつから使うのがいいのか??』
フッ素は生えてきて間もない歯に使うと一番効果的ですヽ(^^)ノ
フッ素には歯の質を強くする効果と、むし歯の原因菌が酸を出すのを抑えるという2つのむし歯予防の作用があります。
乳歯は生後6ヶ月から3歳半頃まで、永久歯は4歳頃から中学3年生頃までに生えてきますので、その時期に使うと一番効果があります!!中学生までフッ素うがいを続けた子は大人になっても虫歯が60%も少ないという研究が日本で発表されています。
また、最近では大人の歯のむし歯にも20~30%の予防効果があるという研究報告もありますので、フッ素の利用は一生続けたほうが良いと言われています!(´∇`)
皆さんも是非フッ素が配合されている歯磨き粉を使って虫歯予防をしましょうヽ(^^)ノ
当院でもフッ素が配合されてる歯磨き粉を販売しておりますので、宜しければスタッフにお声かけください!!