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TCの存在と役割

2022年02月28日

こんにちは!保育士の伊藤です。

寒い日が続いていますので、体調には気をつけてお過ごしください!

 

今回はTCの存在と役割についてお話しします。

TCとはトリートメントコーディネーターの略です。

歯科医院では、主に歯科医師による「治療」についてや、歯科衛生士による「予防」について、そしてどのように治療するのか、どうして予防が必要なのかといったことを患者さんに「説明」して、納得していただかなければならない場面がたくさんあります。

TCは、その「説明」のプロのことを指します。

別の言い方をすると、歯科医師の先生と患者様の間に立って、お互いが納得できるように説明をする「架け橋」のような存在です。

歯科治療の内容については基本的にドクターが説明をしてくれます。

患者様からの質問に対してもお答えします。

しかし、歯科治療において知識のない患者様は、普段あまり聞き慣れない歯科治療の専門的な説明など、なんとなくでしか理解できないものだと思います。

例え一通りの説明を聞いた後でも、どこか不安や疑問、心配なことがあるままになっていることもあるのではないでしょうか?

それはきっと相手が歯科医師だからではないでしょうか?

「先生が丁寧に説明してくれたけど、忙しそうだから追加で聞きたいことを聞けなかった、、、」などの患者様の本音を聞いたり、治療の相談に乗ったり、先生に代わって補綴物の材料やお支払いについてまで説明を行うことなどが、主なお仕事として任されています。

患者様からすると、本当は先生には聞きづらいけれど聞きたいことはいくつもあって、わからないことは納得いくまで何度も説明してもらいたいと思っているのではないのでしょうか。

医療分野の詳しい話は、どうしても専門的で難しく感じる場合もあるでしょう。

そんなときもTCは、患者様が理解しやすいよう丁寧にご説明いたします!

わからないことや疑問に思うことがあれば、いつでも何度でもお尋ねください!

それが、患者様にとってもっとも適した治療を選択する一番の近道です。

 

 

不安や不満を解消するため、当院にもトリートメントコーデイネーターがいます!

お口の中のお悩みが解決できるように患者様に寄り添います。

なにか困ったことがありましたらスタッフまでお声掛けください。

年齢別の虫歯リスクについて

2022年02月21日

こんにちは、歯科衛生士の田村です。

今回は、「年齢別の虫歯のリスク」についてお話していきます!

小さいお子様から高齢の方まで、年齢を重ねると虫歯になりやすい場所は変わっていきます。
そのため、その時にあった虫歯予防が必要になります!

〇1~2歳
乳歯は永久歯よりも歯が弱く、虫歯になりやすい傾向があります。歯の生え始めはエナメル質が十分に固まっていないため柔らかく、酸に弱いため注意が必要です。
1~2歳は上の前歯が虫歯になりやすいです。
この時期はかじりとりで食べる時期なので、上の前歯の裏側に食べ物が溜まりやすくなります。自分できれいに磨くのは難しい年齢なので、親御さんが歯磨きをして汚れをかき出してあげてください。

〇3歳〜
奥歯の咬む面が虫歯になりやすいです。
食べ物を奥歯でしっかり噛んで食べる時期になるので、食べカスが奥歯に溜まりやすくなります。特に上の奥歯は目でも見えにくい場所になるため注意が必要です。

〇4歳、5歳
奥歯の間が虫歯になりやすいです。
第一大臼歯(大人の歯の奥から2番目)が生えるために歯が動き始めます。
この動きにより歯が押され、隙間があった歯と歯の間が詰まっていきます。
そこに汚れや食べカスが溜まると虫歯になります。子供の歯の間は大人の歯と違い、面で接触します。そのため歯の間が虫歯になると面で広がるので、あっという間に虫歯になります。
この歯の間の虫歯は歯科医師でも判断が難しいところです。フロスや歯の色の変化を見て一次判断をすることができるので、仕上げ磨きやフロスはしっかり行いましょう!

〇6歳〜
第一大臼歯が虫歯になりやすいです。
この時期は第一大臼歯が出てきます。
大人の歯は子供の歯に比べて虫歯になりにくいと言われていますが、生えたての大人の歯は非常に虫歯になりやすいです。
歯はゆっくりと生えてくるため、出てきた当初は段差があり歯ブラシが届きづらく磨き残しになりやすいことが原因です。

〇中学生、高校生
永久歯が生え揃うのは、14歳、15歳頃です。
年齢としては、偏食や歯磨き不足が目立ちやすい時期です。保護者の方の仕上げ磨きもなくなり、部活や勉強などで忙しくなりきちんと磨いていない場合が多いようです。
忙しくても、夜だけでも時間をかけて丁寧に磨くようにしましょう。
また、この時期の定期検診はとても大切です!
定期的に検診を受けて、虫歯ができても小さいうちに治療が受けられるようにしましょう!

〇成人
成人期は学生から社会人になり、環境の変化によるストレスなどで歯や歯茎のケアを怠りやすい時期です。
1本の歯が治療できる回数は限りがあります。
症状が出てから歯医者に行くのではなく、定期的に検診を受けてご自身のお口の中の状況を把握しておくことが大切です。

また、女性の場合は結婚や出産などのライフイベントが口腔内に大きな影響を与えます。
妊娠中はつわりで歯磨きが出来なかったり、ホンモンバランスの影響で唾液の分泌量が減少しやすくなります。そのため口腔内の状況が悪くなり虫歯ができたり歯周病になりやすくなります。
つわりなどで歯磨きが難しい時は、1日のうちで体調の良い時を選び、小さめの歯ブラシを使ったりこまめにうがいをしたり工夫しながら対応しましょう!

〇60歳以降〜
高齢期では唾液の分泌が少なくなったり、歯を支えてる骨が痩せ、それと共に歯茎が退縮することで根元が見えてきます。
露出した根元はエナメル質より弱いので虫歯になりやすくなります。
この時期はフッ素入りの歯磨き粉を使ったり、歯科医院で高濃度のフッ素を塗ってもらうなど、フッ化物応用を上手に取り入れて虫歯の予防をしていきましょう!

どの年代でも、虫歯の予防・早期発見には定期的な検診がとても大切です。
ぜひお気軽に当院にお越しください!

2022年02月14日

こんにちは。歯科医師の堀井です。

今回は歯磨きについてお話ししたいと思います。

私たちは食事のあとや寝る前に、当たり前のように歯磨きをしていますが、

みなさん歯磨きは何のためにしていますか?

歯みがきの一番の目的は、細菌のかたまりである「歯垢」を落とすことです。

歯垢はプラークとも呼ばれます。

虫歯や歯周病のなどの病気が発症する根本の原因は、プラークの中に存在する細菌であり、健康維持には歯磨きによるプラーク除去効果を高めることが有効です。

プラークとは、食べものの残りカスが歯の表面につき細菌が繁殖したもので、白くねばねばしています。食後8時間程度でプラークができるといわれ、プラーク1mgのなかには、およそ300種類1億個ものの細菌が存在しています。

プラークは粘着力があり、水に溶けないので、直接歯を擦らないととることができません。

歯の表面だけでなく、歯と歯ぐきの境目にもプラークはたまります。プラークの細菌は、歯根に添って歯ぐきの奥深くまで繁殖していきます。細菌の作り出す毒素によって、歯を支えている骨(歯槽骨)がダメージを受けて、溶けてなくなっていくのが歯周病です。

歯周病は口腔常在菌の中の歯周病原菌の数が増えることで発症します。

またプラークは口臭の原因になることもあります。プラークに含まれる細菌が、硫化水素(温泉のガスのような臭い)やメチルメルカプタンといった臭いの強いガスを作ります。またむし歯やその周囲の食べかす、歯周病が進行したときに歯周ポケットから出る膿みも嫌な臭いを発するため、口臭の原因となると考えられています。

口の中にプラークをなるべく残さないためには、毎日の歯磨きが重要です。

また寝ている間は唾液の分泌量が減り、口の中の細菌が増えるので、夜寝る前には、とくに丁寧に歯をみがくことが重要です。

歯科医院では歯磨き指導を行なっております。

歯磨き指導を受けていただくことはたくさんのメリットがあります。

・磨き残しを把握できる

自己流の歯磨きでは、磨き残しになりやすい場所が出てきます。磨き残しになりやすい場所は人によって違いがあり、磨き方だけでなく歯並びや使用する歯ブラシの違い、利き手などによっても違います。自分のうまく磨けていない場所を把握することが大切です。

・歯磨きのコツを習得

歯の向き・生え方・形状は、皆さん違っています。磨く箇所に応じて適切な歯ブラシの当て方や動かし方が求められます。 正しい歯の磨き方やコツを習得することによって、効果的にプラークを除去できるようになります。

・正しいブラッシングの維持

定期的な歯磨き指導により正しいブラッシングを維持することは、「口腔内を清潔に維持できる」「口の中の変化を確認できる」といったメリットがあり、長期的な健康維持につながります。

毎日の歯磨きの質を向上させ、定期的にチェックやクリーニングを受けることが、予防効果を高めます。

EXT(抜歯)の原因について

2022年02月7日

こんにちは、歯科衛生士の川嶌です。

今回は歯を抜く事になる原因についてお話しいたします。

歯は大切な体の一部ですから「抜歯」と言われると「本当に抜かなければならないの?」と思いますよね。そこで、残すより抜いた方がいいケースについて解説します。

1. むし歯が進行している歯(虫歯抜歯)
むし歯が進行しボロボロになった歯をそのまま放置すると、細菌に感染し、歯を支えている骨が溶ける、歯ぐきが激しく痛むといったさまざまなトラブルの原因となります。また、歯の根の先端が細菌に感染して膿がたまっている場合も、骨などへの感染を防ぐため歯を抜くことがあります。

 

2. 歯周病が進行してしまった歯(歯周病抜歯)
歯周病は細菌によって歯を支える骨が溶けてしまう病気です。むし歯のように、歯そのものが悪くなるわけではないので、「抜かなくても・・・」と思いますが、歯がぐらぐらするほど歯周病が進行=そこにはたくさんの細菌が生息しているということであり、その歯をそのままにしておくと、周辺の健康な歯までもが歯周病に侵されてしまう恐れがあるのです。そのため、歯周病でぐらぐらになった歯は将来のお口の健康のために抜かなければなりません。

 

3. 根っこが割れてしまった歯(根破折)
歯の根っこが割れ、ヒビが入ると、そこから細菌が入り込みます。すると歯の神経が細菌に侵され激しく痛んだり、歯ぐきが腫れる、歯を支える骨が溶けるといった症状の原因となります。まずはヒビの修復を試みますが、毎日の食事などで歯に衝撃が加わるため、どうしてもふさぎきれないことがあります。このような場合は、周囲への影響を考え抜歯を選択することがあります。

 

4. 変な向きに生えている親知らず
上下にキレイに生えている親知らずであれば、問題ありませんが、横向きであったり斜めに向いていたりする親知らずの場合、歯周病や口臭、歯並びの原因になるので、抜歯する必要が出てきます。またキレイに生えていても、親知らずは基本的に奥のほうに生えてくるため歯磨きが行き届かず虫歯や歯周病に感染しやすいので、抜歯することをすすめられるケースもあります。

 

5. 矯正治療で行う抜歯(便宜抜歯)
一般的な抜歯は、虫歯・歯周病が重度化し保存不可(もう持たない)と判断したときのみ行います。しかし、矯正治療で行う抜歯は個々の歯に問題があるわけではありません。歯列全体で見た際に、機能的にかつ長期間健全な状態を保つためにやむなく歯の本数を減らす場面に遭遇します。矯正治療のすべての症例で便宜抜歯するわけではありません。
総合的に、便宜抜歯を行うことが歯列全体の健康にとって良いとの判断があったときのみ有効となります。

 

 

当院では、どのようなときもまず「歯を残す」ことを第一に考え、最大限の努力をします。
しかし、無理に歯を残すメリットよりも、お口全体で考えた時のデメリットの方が大きいという場合、抜歯を選択する方が良い場合もあります。
大切な自分の歯を守るためにも、早期発見早期治療を心がけて頂ければ幸いです。

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