脳科学と人間関係についてのセミナーを受講してきました!
2025年12月13日
みなさんこんにちは!
歯科助手・トリートメントコーディネーターの長岡です。
季節も移り変わり厳しい寒さが続いていますね。
インフルエンザや風邪が流行しやすい季節なので、手洗いうがいで予防していきましょう!
先日、愛知県岡崎市にあるすまいる歯科理事長山村先生の「脳科学を活用した職場の人間関係を劇的に良くするセミナー」という、面白いセミナーを受講しました。
講師の山村先生は「人間関係の問題の多くは“脳の錯覚や思い込み”から生まれる」と語ります。脳の仕組みを知れば、チームワークは驚くほど良くなるとのことでした。
まず印象的だったのは、私たちの脳が持つ“現状維持バイアス”について。過去の失敗経験が扁桃体に蓄積されると、「どうせまた失敗する」という否定的な反応が自動的に起き、新しい取り組みへの抵抗につながるそうです。職場で変化に反発するスタッフがいるのは、その人の性格ではなく“脳の防御反応”かもしれません。
また、コミュニケーションはセンスではなく「ルール」であり、学ぶことで誰でも上達できるという考え方も印象深いものでした。特に、居心地の良さをつくる「空間コミュニケーション」は、今日からすぐに実践できる内容です。
1.うなずき
2.笑顔
3.姿勢
4.オウム返し
5.メモ
6.肯定的な感想(“でも・どうせ・だって”の3D禁止)
これらが揃うと、相手は自然と心地よさを感じ、信頼関係が築かれやすくなります。

さらに、脳の“幸せホルモン”についても学びました。
ドーパミンは成長の原動力ですが、同じ刺激が続くと分泌が低下します。入社して3年でやる気が落ちやすいのはこのためで、リーダーは道筋を示しながら刺激を更新してあげることが重要とのことでした。一方、女性の方が不足しやすいセロトニン、愛情ホルモンであるオキシトシンも、チームづくりには欠かせません。
最後に心に残ったのは「相手目線メガネ」という考え方。相手の立場で物事を見るだけで、衝突は減り、信頼は深まります。人間関係の達人になる第一歩は、“相手の地雷を踏まない”ことだと学びました。
今回のセミナーを通して、脳の仕組みを理解し、相手を思いやる姿勢が職場の空気を変えると実感しました。
分かりやすく取り入れやすい内容のセミナーだったので、早速職場でのスタッフや患者さんへのコミュニケーションに取り入れ、実践を重ねています。
これからのさとう歯科をさらにパワーアップできるように日々精進していきます!







