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顎顔面矯正について

2022年10月31日

Happy Halloween!
みなさん、こんにちは。保育士の石野です(*^-^*)
早いもので、今日で10月も終わりですね。

さて、今回は『顎顔面矯正』についてお話したいと思います。
矯正治療と聞くと、どんなものを思い浮かべますか。ちなみに、当医院で働く以前の私の場合は、『ワイヤー矯正』や『マウスピース矯正』を思い浮かべていました。これらの矯正は歯列矯正といわれ、歯並びを整えること目的とした矯正治療です。では、顎顔面矯正とはどのような目的で行う矯正治療なのでしょうか。

顎顔面矯正とは、単に歯並びだけでなく、噛み合わせや顎関節を考慮しておこなう矯正治療です。その名の通り、『あご』の骨にアプローチする矯正方法です。顎や顔の骨、鼻腔の発育を個々の成長に合わせて意図的かつ自然な形で促し、骨格を矯正することで本来あるべき正しい噛み合わせの状態を作っていきます。その結果、きれいな歯並びを実現するというものです。

顎のサイズが小さい(=上顎骨の成長不足)ことで歯並びが悪くなる原因のひとつに、現代の食生活の変化があります。顎の成長には咀嚼が欠かせません。ところが、よく噛まなくても食べられる柔らかいものが多くなり、顎を動かす必要性が減ることで本来の骨格までに十分発達せず、小さくなってしまいます。その反面食べ物自体は栄養価が高くなっているので、大きな歯が作られます。これでは歯が生えるためのスペースが足りないため、前後にでこぼこした歯並びになってしまうのです。

また、顎のサイズが小さいということは顎の成長不足であり、本来の顎の機能を十分に果たせないことになります。例えば、上顎は鼻腔(鼻の内部、空気の通り道)とつながっているため、上顎が小さいと鼻腔が狭くなります。この空気の通り道が狭いと呼吸が難しくなり、口から空気を取り込もうと『口呼吸』になってしまいます。さらに、下顎は舌の動きに悪影響を与えるので、活舌や嚥下に支障をきたすこともあります。口呼吸や舌についてのお話は、「口腔機能発達不全症について」「鼻呼吸と口呼吸・お口ポカンについて」の回を参考にしてください。

顎顔面矯正では、歯に完全固定する『急速拡大装置』を使用します。あまり聞きなれない言葉ですよね。この装置は上の歯に固定し、ネジを回して上顎を大きく側方に拡大する役割を担っています。成長期の上顎骨は2枚の骨が合わさっていますが、まだ完全にくっついてはいません。装置のネジを回して2枚の骨が離れる方向に大きな力をかけることで隙間ができます。その後、一定期間スペースを保つと間に新生骨が形成され安定していきます。こうすることで、大きく拡大することができるのです。また、骨自体を大きく拡大するので後戻りも少ないとされています。健全な顎骨全体の成長を促すことを考えると、一般的には幼少期に行うことが多いです。

当法人の船橋こども歯科では、毎週金曜日に『歯並び相談会』を行っております。ご興味ございましたらお気軽にお問い合わせください。

いびきと口腔機能の関係について

2022年10月24日

皆さんこんにちは!
事務の及川です。

【いびきと口腔機能の関係】についてお話しさせていただきます。

最初に、口腔機能とはなにか?についてお話します。
口腔機能とは捕食(食べ物を口に取り込むこと)、咀嚼、食塊の形成と移送、嚥下、構音、味覚、触覚、唾液の分泌などに関わり、人が社会のなかで健康な生活を営むための必要な基本的機能のことをいいます。

次に、どんな人がいびきをかきやすいのでしょうか。
・肥満
・小さい顎
・太い首
・男性・閉経後の女性
・加齢
・家族歴
・鼻づまりなどの鼻症状
・口呼吸
・アデノイドや扁桃肥大
・仰向けでの就寝
・アルコール(飲酒)
・睡眠薬の服用
・タバコ
など
様々な原因があります。

前回のブログで「鼻呼吸と口呼吸・お口ポカンについて」でご紹介した、「お口ポカン」(口唇閉鎖不全)もいびきの原因の一つで、前々回のブログでご紹介した、口腔機能発達不全症も原因の一つと言われています。

【鼻呼吸と口呼吸・お口ポカンについて】
https://www.ichikawadc.jp/blogs/archives/3475

【口腔機能発達不全症について】

口腔機能発達不全症について

そして、本日は加齢にともなう口腔機能の低下により原因となるいびきと予防についてご紹介いたします。

高齢になると口の周りの筋肉や舌の筋肉が衰えてきます。食事中にむせたり、食べ物を飲み込めなかったり、発音が悪くなったと感じる人は口腔機能の低下が原因かもしれません。
このような症状がある方は閉寒性睡眠時無呼吸症候群を発症している可能性があります。
そして、加齢に伴い増えてくる症状の一つとして「舌根沈下」という症状があります。加齢により喉や舌の筋力が低下し、仰向けに横たわった時、重力の影響で舌が喉の奥に落ち込む。
この動きにより、気道を狭くし呼吸を妨げ、いびきの原因になると言われています。
いびきの原因の約7割が舌根沈下に伴う気道の閉塞と言われているため、対処方法や口腔機能改善トレーニングをご紹介させていただきます。

対処方法
就寝時、マウスピース装着

就寝時、マウスピースを装着することでいびきだけではなく、
歯ぎしりで悩んでいる方にも効果的です。
マウスピースをすることで歯が削られるのを防ぎます。

他にもいびきを改善する治療やほぼ右方がございます。
①持続陽圧呼吸法(CPAP)と呼ばれる装置を使った治療合で、睡眠時にマスクを装着して空気を取り込む方法です。
こちらは日中に眠気が強い方や中等症~重傷の方に行われます。

②手術による治療
アデノイド肥大や扁桃肥大が原因で起動が塞がり、睡眠時に呼吸障害で起きている方にCPAP治療やOA治療ができない場合に手術を行うことがあります。

そして、前回のブログでご紹介させていただいた、「あいうべ体操」です。
いびきでお悩みの方は、耳鼻咽喉科、呼吸器内科、そして、歯医者さんにもご相談ください。

口腔機能発達不全症について

2022年10月10日

皆さんこんにちは!歯科衛生士の嶋です。

朝夕冷え込む季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

今回は、口腔機能発達不全症についてお話しします。
お口は、「話す」「食べる」「呼吸する」などの重要な役割があるので、子どもの頃からお口の健康管理がその人の人生にとって大きな影響を及ぼしています。

「口腔機能」とは、「食べる機能」「話す機能」「呼吸する機能」のことで、これらの機能が正常に獲得できていない状態のことを「口腔機能発達不全症」といいます。この傾向が見られるお子さんには、乳幼児期からの口腔機能の正常な発達を促すように指導する必要がありますが、その必要性があるお子さんが近年とても増えています。乳幼児のお口の機能は、放っておいて自然に発達するものではなく、哺乳・離乳の時期から始まり、段階的に正しい飲み込みなどが出来ていることによって徐々に発達していくものになります。

歯科医院では、お口の機能の成長発達を阻害するものとして、大きく3つの要因に分けて考えます。

一つ目は「乳児嚥下の残存」です。

「嚥下」(えんげ)とは飲み込むことで、乳児嚥下の残存とは、「月齢は成長しているのに、赤ちゃんのような飲み込み方がそのまま残っている状態」ということになります。本来ならば月齢が進むにつれて、その時期に獲得したい口腔機能に合わせた離乳が必要になってきますが、いくつかの要因でこの成長を阻害してしまうことがあります。

二つ目は「口呼吸」です。

鼻呼吸ができず、口で呼吸をしていることです。本来は口は呼吸をする器官ではないのです。鼻呼吸と比べると、雑菌やほこりなどを含む乾燥した冷たい空気が直接肺に入り、酸素が供給しにくい状態になってしまいます。また雑菌やウイルスも直接取り込まれるため、風邪をひきやすい、口が乾燥する(虫歯や歯周病も悪化しやすいです!)など多くの弊害があるといわれています。
正常な鼻呼吸ができず、口呼吸をする習慣があると、舌のポジションが低位な状態(低位舌)になりやすく、嚥下の機能発達に悪影響を及ぼします。

三つ目は「低位舌」です。

舌のポジションはもっとも重要で、普段から舌の先が「スポット」と呼ばれる場所に触れており、嚥下(飲み込む)の際には、上あごにしっかり密着するように挙上されるのがとても大事です。もともと舌の動きが悪いケースでは、舌小帯と呼ばれる舌の裏側のスジが正常より短いことがあります。ケースによっては切除の必要もでてきます。また低位舌は口呼吸と関係しており、歯並びにも関係しています。

この3つの要因はお互いに影響し合っていて、結果として「口腔機能発達不全症」の状態になってしまいます。ケータイを触ったり、ゲームをしたりと、口を訓練する機会が減り、姿勢を悪くするものが増えていますが、お家でできるトレーニングを行うことによって、機能改善が図れます!
当院では、お子さんの正常な機能発達が得られるように「お口の機能の正しい発達を促す指導」を行っています。ケースによっては舌の動きを改善するような本格的なトレーニングなどをする必要もあります。口腔筋機能療法と呼ばれており、乳幼児期のお口の機能の正常な発達は、結果的に綺麗な歯並びにもつながります!

うちの子はどうなのかな?と心配になることもあると思います。医院では、子ども歯科専門があります!そこでは、先生から歯並びや矯正関連についての相談会も開催しています!!気になる方やご興味のある方は、ぜひスタッフにお声がけ下さい!

ホワイトニングの種類!

2022年10月4日

こんにちは。歯科医師の堀井です。
今回は当院で扱っているホワイトニングをご紹介したいと思います。
ホワイトニングでは歯の黄ばみをとって自分の歯の色を白くすることができます。
ホワイトニングには歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニング、また神経がない歯に行うウォーキングブリーチがあります。

オフィスホワイトニングは当院ではポリリン酸ホワイトニングをおすすめしております。

・ポリリン酸とはどのような成分?


ポリリン酸とは、もともと多くの生物が体の中に持っている生体分子の1つです。
発見者も日本人であることから、日本の歯科業界においては、安全性に関してとても高い信頼度や親近感がある成分です。
歯磨き粉の中にも添加されていることがある成分です。
ポリリン酸には、歯の表面にステインがつきにくくなる効果があります。ポリリン酸ホワイトニングとは、これまで使用されてきた過酸化水素に、ポリリン酸が添加されたホワイトニング剤で、ステインがつきにくい歯の表面をつくるのにより適しているといわれています。

・ホワイトニングしながら歯質強化も
歯のホワイトニングは、「歯を痛めるのでは?」とご心配な方もいらっしゃいます。
知覚過敏の症状がある方も、症状に合わせて濃度を調整できます。
また途中で染みる症状がでた場合は、凍み止めのジェルを塗ることができるので、安心して施術が受けられます。

ポリリン酸ホワイトニングには、ホワイトニング効果にプラスして、歯質の強化にもつながる側面があります。
定期的にホワイトニングしながら歯を白くして、歯質強化もできるのがポリリン酸ホワイトニングです。

・抗菌作用による口内環境の改善


ポリリン酸ホワイトニングの薬剤には、ポリリン酸ナトリウムという成分が添加されています。
この物質には口腔内の細菌に対しての抗菌作用があることが挙げられます。
抗菌作用があることから、 歯周病や虫歯を予防する効果も期待できます。

ポリリン酸ホワイトニングは、
・一回で集中的にホワイトニングしたい方
・本格的なホワイトニングをしたい方
・着色がつきやすい方
・歯を強くしたい方
にオススメです。

またオフィスホワイトニングとホームホワイトニングがセットになった、ナマラホワイトニングもご用意しております。
特徴は
・知覚過敏が出にくい
・ホームホワイトニングがセットになっていて、すぐにご自宅でもホワイトニングが可能
・施術時間(照射時間)が20分で短い
なのでホワイトニングを初めて受けられる方や、知覚過敏の方、手軽にホワイトニングを受けたい方、
色々なホワイトニングを試してみたい方にオススメです!

歯科医院でフェイシャルエステ!

2022年09月26日

皆さんこんにちは!!

さとう歯科医院 事務長の青木です。
今日は当院で行っているフェイシャルエステについて書いていきたいと思います。

当院では専用の美顔器を導入して
院内で本格的なフェイシャルエステを受けていただくことが可能です!

この美顔器は「エレクトロポレーション」という特殊な技術を用いた美顔器です。
エレクトロポレーションは
特殊な電気バルスで一時的に皮膚のバリア機能に微細な穴を開け、美容成分を浸透させる技術です。
本来、表皮からは浸透しない「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」「プロテオグリカン」などの
高分子の美容成分を新日まで浸透させます。

また従来のものと比べて
・痛みも少ない
・イオン導入の20倍の浸透力 などの特徴もあります。

口元のたるみや小じわ、目のたるみ・目の下のクマなどに効果があります。
女性だけでなく男性の方もご利用いただけます。

施術を受ける際は「化粧をしない」など注意事項もございますので
詳細は当院スタッフにお気軽にお尋ねください!

NCCLってなに?

2022年09月19日

みなさんこんにちは!
歯科助手・トリートメントコーディネーターの長岡です。

今回はNCCLについてお話ししたいと思います。

皆さんは『NCCL(ノンカリエスサービカルリージョン)』という言葉をご存知ですか?

『NCCL』とは『Tooth Wear(トゥースウェア)』の中の1つの病気です。

『Tooth Wear』とは?
虫歯では無いのに歯が溶けたり欠けたりする病気の総称です。
生活習慣との関連が深く、原因は様々です。

『NCCL』とは?
『非う蝕性歯頸部歯質欠損』という歯頸部に限定して出る虫歯以外が原因で歯が溶けたり欠けたりする疾患で近年注目されています。

『歯頸部』とは?
歯は肉眼で見える『歯冠部』と歯肉に埋まった『歯根部』に別れています。
そして歯冠部と歯根部の境目で、歯肉に囲まれた部分を『歯頸部』といいます。

『NCCL』の原因とは?
主な原因は『咬耗』『摩耗』『酸蝕』などがあげられます。
3つの原因は下記の通りです。
咬耗:歯ぎしり、食いしばり など
摩耗:歯磨きの圧、研磨剤入りの歯磨き粉 など
酸蝕:過度な酸性の飲食物の接種、嘔吐 など

ただNCCLはこれらの他に生活習慣や加齢など複数の原因が同時に作用する疾患と考えられており、原因や成り立ち、進行スピードなどは未だに明らかになっていません。

なのでお口の中の定期的なチェックが必要になります。
こういう症状がある方には硬めの歯ブラシはおすすめしません。
歯医者に行くと歯科衛生士に自分に合った歯ブラシを選んでもらうことができます!
また、自分のブラッシングの圧が正しいのかもチェックしてもらうことができます!

定期的に歯医者に行き、お口の健康を保ちましょう!

歯ぎしり、食いしばりについて

2022年08月24日

こんにちは!保育士の伊藤です。
暑い日が続いていますが、体調に気をつけてお過ごしください!
今日は歯ぎしり、食いしばりについてお話します!

朝起きたときに顎が疲れていたり、だるさなどの症状がでることはありませんか?
歯ぎしりや食いしばりが原因で、お口や身体の健康に影響を及ぼしていることもあります!

歯ぎしりというと、睡眠中に歯が強く擦れ合って「ギリギリ」と音が出る状態のことを思い浮かべると思います。

睡眠中の歯ぎしりは無意識に行うため力強く、歯や顎へのダメージも大きなものです。
このギリギリと歯を擦り合わせる状態を『グラインディング』と呼び、一般的に歯ぎしりと呼ばれているのは主にこのタイプです。
歯ぎしりは、このグラインディングと「ググッ」と上下の歯を強く咬みしめたり食いしばる『クレンチング』、「カチカチッ」と歯をすばやく打ち鳴らす 『タッピング』の3つに大別され、人は眠っているときに限らず昼間でも無意識に歯ぎしりを行っています。

原因は人によって違いますが、最も有力な原因が「ストレス」によるものです。
強いストレスによって無意識に顎に力が入ったり、歯ぎしりすることでストレスを発散しようとしたりします。
他にも、何かに集中するあまり歯を食いしばっていたり、歯並びの悪さなどで噛み合わせが安定せず歯ぎしりをしてしまっていたり、アルコールやタバコ・逆流性食道炎などの疾患の影響など、様々な原因が考えられます。

歯ぎしりや食いしばりを放っておくと、顎関節症、歯周病の悪化、歯の摩擦・割れ、肩こり、頭痛、歯並びなど様々な不快症状を引き起こしてしまう恐れがあります。

歯ぎしりや食いしばりの予防には、日中であれば症状が出ていないか意識してみたり、頬のあたりをマッサージしてこわばりを取るといったことも大切です。
また、症状が重い場合もありますので、自己判断せずに歯の治療を兼ねて歯科医院へご来院いただくことをお勧めいたします!
当院では実際に患者様のお口の中を拝見し、お掃除をした上で型どりをして、就寝時に装着して歯ぎしりの負荷を和らげるマウスピースを作製します!
しかし、マウスピースはあくまでも歯を衝撃から守るものであり、根本的な原因である歯ぎしりや食いしばりをなくすことはできません。
なので、マウスピースを使いつつ歯を離す意識をしたり、マッサージをするようにしましょう!

マウスピースが適応かどうかは1度お口の中を診させていただいてからの判断になりますので、是非ご相談ください!

知覚過敏の原因と予防法

2022年08月15日

こんにちは、歯科衛生士の田村です。

今回は、『知覚過敏の原因と予防法』についてお話していきます!

・知覚過敏とは
歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい物や甘い物、風に当たった時などに歯に感じる一過性の痛みで、特に虫歯や神経の炎症などの病変がない場合にみられる症状のことをいいます。

・知覚過敏の原因
エナメル実は歯の外側、表面を覆う硬い組織です。エナメル質は削っても痛みを感じることはありません。
エナメル質は体の中で1番硬い組織ですが、時間の経過と共に摩耗することで、内側の象牙質が露出してしまいます。
象牙質は器具でこすったり、冷たいものや熱いもの等に触れると、その刺激は内部の神経まで伝達され歯は痛みを感じるようになります。

[エナメル質の摩耗の原因]
〇歯肉の退縮
歯肉の位置は加齢とともに少しづつ下がってきます。それに伴い歯の根っこが露出し、象牙質がむき出しの状態になります。
歯の根っこには、歯冠部(歯の頭の部分)と違ってエナメル質が表面になく、象牙質がむき出しの状態です。そのため、少し歯肉が下がるだけでも過敏に刺激を感じやすくなります。
加齢以外にも、歯周病や過度なブラッシングにより歯肉が下がることもあります。

〇歯の亀裂、破折
歯をぶつけたり、噛み合わせの力が強くかかると、歯に亀裂が入ったり、欠けてしまうことがあります。そうすると、内部に刺激が伝わりやすくなります。

〇歯の咬耗
歯は使っていれば、少しづつですがすり減っていきます。その結果、エナメル質が無くなって象牙質が露出することがあります。

〇歯ぎしり、くいしばり
歯ぎしりやくいしばりの癖があると、歯がすり減る、または歯に亀裂が入ってしまうことによりしみる症状が出る場合があります。
また歯に非常に強い力がかかることによって、
歯の根元部分が欠けてしまう「くさび状欠損」を起こし、その部分から知覚過敏を起こす場合も多く見られます。

〇酸蝕歯
酸性の飲食物によって歯が溶けてしまう状態をいいます。
炭酸飲料を長時間かけて飲むような習慣や、酸っぱい飲み物や食べ物を頻繁に摂取する習慣があると、歯が溶けて内部の象牙質が露出します。
象牙質はエナメル質よりも弱い酸で溶けるので、さらに歯は溶かされ、知覚過敏も起きやすくなります。

〇ホワイトニング
ホワイトニングの施術中や施術後に、薬剤の刺激による一過性の知覚過敏が起こることがあります。

・知覚過敏の予防法

〇正しいブラッシングをする
過度に力を入れて歯磨きをすると、エナメル質が徐々に削られて知覚過敏を起こす場合があります。
正しいブラッシングをすることにより、エナメル質の摩耗を防ぎ、知覚過敏の予防・症状緩和につながることがあります。
力任せに磨くのではなく、軽い力で優しく丁寧に磨きましょう。
どうしても力が入りやすい方は、手先が柔らかい歯ブラシがおすすめです。

〇知覚過敏用の歯磨き粉を使う
・乳酸アルミニウム
・硝酸カリウム
この2つが知覚過敏を予防する主な薬用成分です。
継続的に使用することで、知覚過敏の予防、症状緩和につながります。

〇歯ぎしり、くいしばりに気をつける
日中に噛み癖、くいしばりがある方は意識して無くせるように気をつけましょう。
夜間に歯ぎしり、くいしばりがある方は、睡眠時にマウスピースを装着して、歯に過度な力がかからないようにしましょう。

〇酸を控える
酸性の飲食物をとった後は、歯の表面が少し溶けた状態になります。
しばらくすると、唾液の働きで歯の表面は再石灰化しますが、摂取する量が多かったり、長時間摂取していると歯の表面はどんどん溶けてしまいます。
嗜好品なので、辞めるのは難しいと思いますが、量を控えたり、時間を決めて摂取するようにしましょう。

以上が、知覚過敏の原因と予防です。
知覚過敏は一時的にしみるのが特徴です。
ずっとしみていたり、ズキズキ痛む場合は、気が付かないところに虫歯があるかもしれません。

しみるのが強い、気になる方は、早めに歯科医院を受診するようにしましょう!

歯の着色について

2022年07月31日

こんにちは、歯科衛生士の川嶌です!

今回は、歯の着色についてお話しいたします。

歯の着色の原因には、外因性と内因性があります。
外因性の着色の原因にはコーヒー、緑茶などポリフェノーやルを含むものを日常的に摂取したことによるものと、喫煙している方はタバコに含まれるヤニによる着色などがあります。

これらは歯の表面にあるペリクルという薄い膜と結びついて沈着してしまう事で着色となります。

内因性の着色の原因には失活歯や無髄歯と呼ばれる、進んだ虫歯などにより歯の神経を取ったことで歯が黒っぽくなってしまうものがあります。これは神経を取ったことにより歯に栄養がいかなくなってしまうからです。

また、神経のある歯でも加齢により歯の一番表面のエナメル質と呼ばれる部分が薄くなり、エナメル質よりも内側にある黄色っぽい色をした象牙質と呼ばれる部分が透けて見えることにより歯が黄ばんだように感じる事があります。

外因性の着色


内因性の着色

歯の着色を落とす方法
着色は歯磨き粉のみですべて落とすことはできません。

また普段の歯磨きで着色を落としたいと思って力を入れすぎると歯ブラシにかかる圧が強くなり歯茎に負担をかけるだけで逆効果です。

外因性の歯の着色は、歯科医院で行うクリーニングでしか落とせません。

普段の歯磨きで着色を予防して、それでも付いてしまう着色は定期的にクリーニングを行うことで落とせます。歯科医院でのクリーニングは、歯を綺麗に保つことができ、口腔内の健康管理にもなります。

内因性の着色については、ホワイトニングで歯を内側から白くする必要があります。また白い被せ物を被せる方法もあります。
被せ物を被せて白くする場合は、歯を削って被せる必要がありますがホワイトニングは歯を削らずに白くすることができます。

着色が気になる方はお気軽に当院にご相談ください。

フロスと歯間ブラシの違いについて

2022年07月19日

こんばんは!
保育士の片岡です。
天候が安定しない日が続いていますが、体調を崩さないように気をつけていきましょう!!

さて、今回は「フロスと歯間ブラシの違い」についてお話をしたいと思います。

お口の中を清潔に保つには、ハブラシだけではなく「歯間清掃用具」を使うことも大切です。
皆さんは毎日歯をみがいていると思いますが、それでも、むし歯や歯周病の罹患率は、依然として高い状態が続いています。それはなぜでしょう?
それは、ハブラシだけで歯をみがいても、歯の外側はキレイにみがけていますが、歯と歯の間には歯垢は残っていることがあるからです。
歯と歯の間にはハブラシの毛先が届きにくく、残ってしまった歯垢がむし歯や歯周病の原因になるのです。
歯と歯の間の歯垢を取り除き、お口の中をキレイにするために、最低1日1回は使っていただきたいアイテムがフロスや歯間ブラシです。

「フロス」は糸状なので、歯と歯の隙間が狭い部分の清掃に適しています。
歯と歯が接している部分は誰にでもあるので、フロスは子どもから大人まで、すべての方に使っていただきたいアイテムです。
歯間ブラシの入りにくい歯間の隙間が狭い方にオススメです。
当院には「フロアフロス」というフロスがあります。歯ぐきケアのために開発されたフロスです。
384本の糸をより合わせており、1本1本の繊維がうねっているので、汚れをゴッソリ絡め取りやすい作りになっています。
250Mのロングサイズがあり、長期間使用することができます。

 

「歯間ブラシ」は、歯と歯の隙間が広い部分に適しています。
使用する時には、ご自分の歯の隙間にあった大きさの歯間ブラシを選ぶことが大切です。
歯間の根元に三角形の隙間のある方、歯ぐきが後退気味の方、ブリッジをしている方にオススメです。

フロスと歯間ブラシにも種類やサイズがあります。

フロスには、大きく分けて「ホルダータイプ」と「ロールタイプ」の2種類があります。
「ホルダータイプ」は持ちやすいよう、フロスがホルダーに取り付けてあるのが特徴です。
ホルダータイプには、主に前歯に使いやすい「F字型」と、挿入しにくい奥歯にも使いやすい「Y字型」があります。
「ロールタイプ」は必要な長さのフロスを切り取り、指に巻きつけて使用します。
指先を使うので、より細かな動きが可能で、力を調整しながらケアできます。

歯間ブラシには2種類の形があります。
L字型とI字型です。どちらの種類もブラシのサイズがいろいろとありますが、使用する部位(歯間の広さ)に合わせた「サイズ選び」が大切です。
目安は、歯と歯の隙間にスッと抵抗なく挿入できるサイズです。
初めて使う場合は「小さいサイズ」から試すのがオススメです。
注意点もあります。
1. 広い隙間に小さすぎる歯間ブラシを使うと、歯垢を十分に落とすことができません。
歯の広い隙間の部分に小さすぎる歯間ブラシを使ってしまうと、歯垢を十分に落とすことができません。
2. 狭い隙間に大きすぎる歯間ブラシを使うと、歯ぐきが下がる(歯肉退縮)原因に繋がることがあります。
3.隙間の広さが大きく異なる場合は、数種類の歯間ブラシを使い分けましょう。
歯間ブラシには、歯と歯の隙間の広さによって使いやすいよう、サイズがあります。歯の隙間の広さが大きく異なる場合は、数種類の歯間ブラシを使い分けるようにしましょう。

このように、歯ブラシだけではなくフロスや歯間ブラシを使うことも大切なのです。
使用する部位や歯と歯の隙間の広さに合わせて自身に合ったものを使いましょう。

当院では、担当の衛生士がオススメのサイズをお伝えできますので、お気軽にお問い合わせください。

個別相談へのご案内

診療時間月火水木金土日
午前: 9:00~13:00○○○○○△×
午後:14:30~18:00○○○○○△×
  • ※ △土曜:9:00~17:00
  • ※ 日・祝日は休診

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