オゾンについて
2021年11月15日
みなさんこんにちは☀︎ 歯科助手の髙橋です☺︎
最近は陽当たりがよく、そして風が強い日が増えましたね🌬 乾燥による風邪に気をつけてください!
今日は「オゾン」についてお話したいと思います。
そもそもオゾンってどんなもの?と思う人がほとんどだと思います。
オゾンは「におう」「かぐこと」を意味するギリシャ語の「OZEIN」に由来した特有の青臭いにおいのする気体です。自然界では、上空25km付近に高濃度のオゾン層があり、通常の大気中にも低濃度のオゾンが存在しています。 普段の生活をしている中でオゾンの臭いを感じることはないと思いますが、紫外線を発生する誘蛾灯や殺菌灯、コピー機などの近くで独特のにおいを感じたことがありませんか? それがオゾンのにおいです。
オゾンは、化学記号で「O3」と表されるように、酸素原子(O)3個が集まってできた同素体です。
オゾンは酸素分子(O2)に比べて原子の結合力が小さく、不安定で分解しやすい性質を持っているため、 上の写真のようにすぐに酸素(O2)と酸素原子(O)に分かれます。
オゾンの分解によってできた酸素原子は非常に酸化力が強く、空気中のニオイやカビと結合し、空気中で共に消滅します💥
オゾンは通常の反応では毒性のある副次物を生成しません。また、オゾンを多量に使用しても最終的には分解し酸素に戻るため二次公害の心配がありません◎
なので、オゾンは様々な場所、業種の脱臭、殺菌に利用されています!
当院でも診療室に「オゾン発生装置」を設置しています!
こちらは実際の救急車などにも搭載されているオゾン発生装置と同じものです🚑
このように院内の感染対策を万全にし、私たちは診療に臨んでいます。オゾンの他にもたくさんの感染対策を行っておりますので、患者様に安心してご来院いただければと思います😊
当院でどんな感染対策を行なっているか気になる方はぜひブログをご覧ください!