☆かかりつけ機能強化型歯科診療所☆/地域医療/船橋
2018年04月26日
こんばんは!!
保育士と受付をやっております、片岡ですo(^o^)o
今回は、「かかりつけ機能強化型歯科診療所」についてお話したいと思います。
厚生労働省は2016年保険改定で「かかりつけ機能強化型歯科診療所(か強診)」を制定しました。
その目的は、保険の枠組みを一部拡大し、「う蝕(むし歯)や歯周病の重症化予防治療」をより広く定着させることです。
歯を失わないための定期管理(メインテナンス)を、保険診療で行うことができる専門的な歯科医院です。
一人ひとりの患者さんへ、生涯にわたり安心・安全な治療を提供することはもちろん、定期的なお口の検診や予防を図ることで患者さんの健康に寄与することができると認められた歯科医院です。
保険改定によって変わった点を、簡単にお伝えします。
一言で言うと、「う蝕(むし歯)や歯周病の重症化予防治療に対して、保険の適用が受けられやすくなった」ということです。
1点目は「エナメル質初期う蝕管理」です。
これまでは、フッ素塗布を保険でおこなおうとすると、3カ月以上の期間を空ける必要がありました。
新制度では、毎月の塗布が可能となっています。
2点目は「歯周病の安定期治療の新基準」です。
こちらも同様に、検査・歯石取り・歯面清掃などが毎月、保険を使って受けられます。
3点目は「在宅患者訪問口腔( こうくう) リハビリテーション指導管理」です。
お口の中にお悩みがあってもなかなか来院できない患者さんがいらっしゃいます。
そのような方に対し、保険の網を広げていくことで、治療の機会を提供しようというものです。
ただし、保険適用の拡大をすべての医院に認めているわけではありません。施設基準を決め、そのすべてを満たした歯科医院だけが「か強診」を名乗ることが出来ます。
もちろん、このような取り組みを、従来から引き続き実践している歯科医院もあると思います。
「か強診」の認定を受けている医院は2017年6月現在で約1割しかないのです。
かかりつけ機能強化歯科診療所は、「安全・安心が得られる医院」という部分に着目していただきたいです。
当医院は、常に患者様の為に自分用磨きに力を抜きません。今後とも成長のために日々精進していきたいと思いますので、これからも市川ビルさとう歯科医院をよろしくお願いいたしますm(_ _)m
来週は、SPT2についてのお話の予定です。
目を通していただけたら嬉しいです☆