入れ歯の保険診療と自費診療
2019年07月1日
こんにちは!保育士、受付の伊藤です!
今日は入れ歯の保険と自費についてお話しします!
「入れ歯」といっても種類が多くあり、使用される素材も沢山あります。
保険の入れ歯は、プラスチック素材で作られているため、厚みがでてしまい、お口の中でも違和感を感じがちです。
作製方法が限定されるため、お口にフィットする入れ歯を作ることが難しく、密着度はやや弱くなります。
また、保険の入れ歯は費用が安い分、使える材料が決まっていたり、作る過程に制限があったりと、できることが限られてしまっています。
自費のご負担で行う入れ歯治療は、精密な型取り、噛み合わせまでも考慮した作製方法で、お食事やおしゃべりに困らない、外れにくい入れ歯をお作りすることができます。
入れ歯を作る素材も自由に選ぶことができるため、自然で違和感のない色調、耐久性なども考慮し、お口に負担がかからず長持ちするものを厳選して使うことが可能です。
見た目にも自然な入れ歯、金属が目立たない入れ歯、さまざまな種類の中から、患者さまのご希望に合わせてお選びいただけます。
保険診療に比べて、自費診療は患者様への経済的負担をおかけしてしまいます。
しかし、患者さまのお口の健康と入れ歯への満足度を考えると、保険診療でお作りする入れ歯ではどうしても対応しきれないのが現状です。
「見た目が気になる」
「痛みが我慢できない」
「すぐにはずれてしまう」
患者様の悩みを満足して頂けるレベルで解消させるために、一般的な保険の入れ歯以外にも、効果が実証されている様々な入れ歯を当院はご用意しています。
・ノンクラスプデンチャー
笑ったときに、入れ歯の金属のバネが見えてしまうのが気になる、、、そう感じている方は多いのではないでしょうか。
当院では、金属バネ部分を、歯茎に近い色の樹脂で作ることで目立ちにくくなるノンクラスプデンチャーを推奨しております。
柔らかい樹脂で出来ており、お口にぴったりと装着できるため、従来のような金属による痛みが軽減されます。ぴったりと密着した入れ歯を望まれる方にもお勧めです。
・シリコン義歯
総入れ歯で、噛み締めたときに痛みやゆるみを感じる方にお勧めの入れ歯です。
「生体用シリコン」という特殊な弾性のあるゴム質の素材を、入れ歯の内側に貼ることで痛みを抑えます。
「無痛」入れ歯と呼ぶことができるぐらい痛くなりにくく、体にも安全な素材です。
また、従来までは健康な歯に入れ歯をひっかけるのが主流でした。そのような方法ですと「見た目」が悪いばかりか、入れ歯をひっかけた歯が最終的にはダメになることがありました。
しかし、入れ歯は進化しています。
見た目も機能性も追求したい方には、インプラント技術を入れ歯に応用した「インプラントオーバーデンチャー」と、「BPSデンチャー」をご提案しています。
・インプラントオーバーデンチャー
2~4本のインプラントを埋入し、現在使用している入れ歯をしっかり安定させる治療法です。患者様が自由に取り外しできるためメンテナンスが非常に簡易で、大きな外科手術を必要としないため全身的な負担も少ない治療法です。
・BPSデンチャー
ヨーロッパの技術を駆使して歯があった頃の思い出とともにもう一度しっかりと噛みやすいように、そして自然と笑顔になれるよう、歯科医師と義歯専門歯科技工士立ち会いのもと、納得と満足が得られるまでとことん作り込む丁寧な義歯です。
入れ歯でお困りの方、あるいはご家族の方、お知り合いの方で困っている方がいらっしゃいましたら、是非一度当院にご相談ください!