2024年02月23日
みなさん、こんにちは。保育士の石野です(*^-^*)
今年は閏年、2月が29日までありますね。また、4年に一度のオリンピックイヤーでもあります。
4年に一度の29日、なんだか特別に感じてしまうのは私だけでしょうか!?
さて、今回はお口の中の状態と遺伝についてのお話です。
『父親譲りの目元』『母親そっくりの鼻筋』等、顔の目鼻立ちは遺伝が関係しているイメージがあると思います。
では、歯やお口の中の状態は遺伝とどのような関係があるのでしょうか?

例えば、歯並びについて考えてみます。顎の骨の形や大きさなどの骨格は、歯並びを形成するのに非常に重要な要素です。
骨の形成に遺伝が関係していることから、歯並びは父親や母親など両親から遺伝する可能性があります。また、両親だけでなく祖父や祖母などから隔世遺伝が起こる可能性もあります。
顎の骨が小さい場合、歯が並ぶスペースが足りないため、ガタガタの歯並びになってしまいます。反対に顎の骨が大きい場合、歯と歯の間に隙間ができる「すきっ歯」になってしまうことも少なくありません。また、顎の骨の大きさだけでなく、上顎と下顎のバランスが悪いために、歯並びに影響を与えていることもあります。
また、歯の数や大きさも、遺伝によって歯並びに影響する要素の1つです。永久歯の基本的な歯の本数は28本(親知らずがある場合は32本)ですが、本来生えてくるべき永久歯が生えてこない「先天性欠損歯」がある人や、生まれつき歯の本数が多い「過剰歯」がある人もいます。歯の本数は生まれつきの骨格形成によって決まるため、遺伝的要因が高いとされています。
同様に、歯の大きさが両親から子どもに引き継がれることもあり、父親または母親が大きな前歯をしていると、遺伝によって親子で同じような歯並びになる可能性があります。
ここまでは遺伝的な影響についてお話をしましたが、歯の健康に影響を及ぼす要因は遺伝的なものと環境的なものがあり、これらが相互に作用しています。
引き続き歯並びについて考えてみます。環境的な影響としては、猫背のような姿勢をとっていたり口呼吸していたりすると、「出っ歯」のように歯並びが悪くなる可能性があります。


歯の強さや弱さに影響を及ぼす要因は、遺伝的なものと環境的なものが相互に作用する複雑な関係にあります。遺伝的要因は個々の歯の特性に一定の影響を与える可能性があります。その一方で、日々のケアや生活習慣、定期的な歯科検診などの環境的要因が歯の健康を保つ上で非常に重要です。

何か気になることがありましたら、スタッフへお気軽にお申し付けください🍀
2024年02月16日
こんにちは、保育士の盛松です🌼
最近は暖かい日もあればものすごく寒い日もあって気温差が激しいですね💦
皆さん体調はいかがですか?
今後も体調管理には十分お気をつけてお過ごし下さい!
さて、今回は反対咬合、受け口とも呼ばれるものは自然に治るのか?と言うところについてお話ししていきます!
受け口とは、本来上の歯が下の歯より前に出て咬んでいる状態ですが、反対に下の歯が上の歯よりも前に出て咬んでいる状態のことを言います。
受け口の原因としては先天的な生まれつきの骨格や歯並びによるものだったり、普段何気なく過ごしてる癖、例えば頬杖、長く続いた指しゃぶり、舌で歯を前に押してしまう癖など後天的な場合もあります。
受け口の見た目以外のデメリットとはなにか?
重度の受け口の場合唇を閉じることが難しくなることで口の中が乾きやすくなり、口臭が強くなったり、唾液の保護作用がうまく働かず虫歯になりやすくなったりします。
また噛み合わせが悪くなるので、食事がしづらかったり、発音や滑舌にも影響しやすくなります。
顎の成長は女子は14〜15歳まで男子は18歳頃まで続くと言われています。それ以降は成長が止まってしまうため自然での改善は見られないでしょう。それ以降の治療としては歯列矯正や外科処置での治療が必要になります。
自然に治るのは2〜3歳までが限界で、骨の成長は14歳くらいまでで止まってしまう為、日常で悪い癖がついたものを矯正してお口のバランスを整えるのにベストな歳は6歳くらいから始めるのがいいでしょう。
当法人内のこども歯科では、日常生活でついた癖や、お口のバランスを整えるためのトレーニングを行ったりお口の中の状態を整えるための小児矯正を行っております。
お子様のお口の状態が気になる方はぜひ一度初診のカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?
2024年02月9日
こんにちは、歯科医師の飯田です。
先日はすごい雪が降っていましたね。
皆さん大丈夫だったでしょうか?
今回はキシリトールとフッ素はどう違うの?についてお話ししていきたいと思います。
まずキシリトールとは何なのかご存知でしょうか?よくガムなどにはいっていて、虫歯になりにくいとかよく聞くと思います。本当にそうなのでしょうか?

まずはキシリトールについて詳しく説明していきます。

キシリトールは白樺やトウモロコシなど作られているそうです。そこから人の手が加えられてお菓子などに配合されています。つまり、天然素材を加工して作った甘味料ということになります。人工的に作ったものと言われるとなんかあまり良くないものと考えがちになりますが、実際には自然界にも存在しており、イチゴに含まれていたり、人の肝臓でも作られています。
虫歯になる原理はお口の中に細菌の栄養源となる糖が存在することで細菌の代謝のサイクル上酸をつくります。その酸により歯が溶ける事で虫歯になっていくのです。キシリトールはその酸をつくる糖を作らないので、細菌が酸をつくることがないため虫歯になりにくいとされています。また唾液の量を増やす作用や虫歯の原因菌の活動を抑える作用などなどたくさんの効果があります。
ここでひとつ質問です。
ハーバード大学の栄養学の教授が発表したマクドナルドのポテト、健康面を考えて一度に食べてもいい量は何本だと思いますか?

米農務省は12〜15本と発表している中、6本が適量だということです。
そんなアメリカでもキシリトールはどれだけ摂取してもいい食品とされています。それほどの安全性があります。ただ多量に摂取してしまうと下痢や腹部の不快感などが起きるので、一度の摂取量は30g位までにしておくのがいいでしょう。
そして気をつけないといけないのが人間には害がないとされてますが、犬にとっては毒になるということです。
キシリトールを摂取すると人も犬も血中に吸収されます。この時、人の膵臓は血糖を下げるためのインスリンというホルモンがでません。しかし犬の場合はインスリンが放出されてしまいます。つまり、低血糖状態になってしまうためぐったりとしたり嘔吐などが起きてしまいます。
なので犬を飼っている方はキシリトール配合の物は少し気をつけて管理しましょう。
次にフッ素についてお話ししていきます。よく歯磨き粉にフッ素配合と書いてありますが、こちらはフッ素があると歯に対して何が起こるのでしょう?

まず、歯の表面のエナメル質はハイドロキシアパタイトという構造物でできているのですが、こちらは酸によりphが下がると脱灰と言って成分が抜け落ち脆くなります。これが進むと虫歯になります。しかし前もって歯の周りにフッ素がある状態にしておくと、ハイドロキシアパタイトという成分がフッ素と結合し、より酸に対して抵抗を持つことができ虫歯になりにくくなるのです。
WHO(世界保健機関)は昔から虫歯予防にフッ化物応用がされてきている。そして2021年には歯科部門も作られフッ化物の抗虫歯作用の効能について掲げています。
とくに、乳歯の虫歯予防にはフッ化物局所塗布・フッ化物配合歯磨剤、永久歯にはフッ化物局所塗布・フッ化物洗口・フッ化物配合歯磨剤が虫歯予防効果を高めることが認められています。

ただこちらもたくさん摂取してしまうとフッ素中毒があるのでしっかり規定されている使用法を守りましょう。
まとめるとキシリトールは、甘味料でありながら歯を溶かす酸をつくらないこと唾液の量を増やす作用があり、フッ素は歯を溶かしにくくするための補強する作用があります。
どちらも虫歯になるリスクを下げるものになるので、どちらかがいいとかではなくどちらも日常的に使っていくことをお勧めいたします。

当院ではキシリトール配合のチョコであるリカルチョコ、フッ素洗口剤などもあるのでスタッフに気軽に声をかけてみてください。
2024年01月26日
みなさんこんにちは!
歯科助手・トリートメントコーディネーターの長岡です。
本日は歯肉移植についてお話したいと思います。
みなさんこのようなお悩みはありませんか?
・歯茎が下がってきて見た目が気になる
・歯茎から歯が見えてしまい、しみて痛い
・歯茎が痩せて、昔より歯が長くなったように見える
・矯正治療後、歯茎が下がってしまった

→これらのお悩み、根本的に解決できるんです!
〈歯茎が下がってしまう原因〉
・ブラッシングの圧が強い
・歯周病
・矯正治療

歯茎が下がる原因は様々ありますが、歯茎は下がってしまうと自然に戻すことはできません。
歯茎が下がってしまうと根っこが出てしまいしみやすくなったり、汚れが溜まりやすくなり虫歯や歯周病のリスクが上がります。
最悪の場合歯を歯が抜けたり、抜かないといけなくなることも。
〈歯茎が下がってしまった時の治療法〉
歯茎が下がってしまった時の治療するには、一般的にはコンポジットレジンを詰める治療が行われています。
歯ぐきの部分にプラスチック樹脂を盛り付けることで根が隠れてしみる症状を解消することができます。
ですがこれは根本的な治療ではありません。材料が劣化してまた治療が必要になる対処療法です。
根本的に解決するには歯ぐきにボリュームを持たせる必要があります。
当院では、下がっている歯茎に歯肉を移植して歯ぐきの退縮を改善する、歯肉移植を行っています。
〈歯肉移植とは〉
歯茎が下がって根っこが出てしまっている部分に、上あごの歯肉の一部を移植して歯茎を増やす治療法です。
歯肉移植は外科治療です。
精密な治療になるためマイクロスコープやマイクロスコープ専用のメス、糸を使用するため、採取時や移植時に痛みはほとんどなく、傷口も1~2週間程度で安定してきれいに治ります。
プラスチック樹脂を盛り付ける治療と違い、歯茎を移植することによりしみる症状を抑えるだけでなく、将来的に歯茎が下がりにくい強い歯茎にすることが出来ます。
また虫歯や歯周病の予防効果も期待できます。
前歯から奥歯まですべての歯への治療が可能です。
〈歯肉移植による効果〉
・将来的に歯ぐきが下がりにくくなる
・将来的なむし歯や歯周病の予防
・歯ぐきが厚くなって歯が短く見える
・歯ぐきのラインが整って口元全体が美しくなる
まずは当院へご相談ください!
2023年12月29日
みなさん、こんにちは!保育士の石野です(*^-^*)
今年も残すところ、あとわずか。新しい年を迎える準備は整いましたか?
年末年始は、10年に一度レベルの暖かさになると予想されていますね!
どうぞ、体調管理に気をつけてお過ごしください。
ところで、みなさんは歯磨きの時、歯ブラシ以外に何か使っていますか?
実は歯ブラシだけでは、どんなに丁寧に磨いても60%程しか歯垢(プラーク)を除去できないのです。
歯の汚れは目で見にくい歯と歯の間や、歯周ポケットにも溜まります。これらの場所は歯ブラシの
毛先が届きにくく、磨き残しも多くなります。
ここで活躍するアイテムが『歯間ブラシ』や『デンタルフロス』です!
歯ブラシと一緒に歯間ブラシやデンタルフロスを併用すると、歯ブラシが届かない場所の歯垢除去を助けてくれます。
歯間ブラシとデンタルフロス、どちらも歯と歯の間の汚れを取るという意味で同じ用途に使われるものです。
では、歯間ブラシとデンタルフロスの違いは何なのでしょうか?
歯間ブラシやデンタルフロスを使う時は、歯と歯の間の隙間の広さや歯肉の状態、奥歯や前歯など歯の位置によって最適なものを選んで使うことが
必要です。
歯間ブラシもデンタルフロスも歯垢を除去するためのものですが、得意とするところが違います。基本的には『歯と歯の間が広い部分は歯間ブラシ』
『歯と歯の間が狭い部分はデンタルフロス』がおすすめのです。

歯間ブラシは『前歯に使いやすいストレートタイプ(I字型)』と、『奥歯に使いやすいL字タイプ』があります。歯と歯の間が広い部分だけでなく、ブリッジ(繋がっている被せ物)が入っている方やワイヤーの歯科矯正をしている方も歯間ブラシが使いやすくおすすめです。また、様々な大きさがあるので自分に合ったサイズを使いましょう。歯ブラシ同様メインテナンス時に、衛生士がみなさんに合ったものを処方しますのでお気軽にお申し付けください。

デンタルフロスは、細い糸が何本も束になってできていて、歯と歯の間の汚れを絡め取ることができます。歯と歯の間が狭い部分だけでなく、歯間ブラシを通せない場所や歯と歯肉の間にある溝(歯周ポケット)にもおすすめです。『持ち手が付いているホルダータイプ』と『糸の部分だけのロールタイプ』があります。フロス初心者さんにはホルダータイプが扱いやすく、慣れてきた方には操作性も良く、経済的なロールタイプもいいですよ。


歯垢は、そのままにしておくと虫歯や歯周病の原因になります。
虫歯や歯周病にならないためにも1日に1回は歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯磨きを
しましょう。1日に行う回数よりも毎日続けることが大切です。
2023年12月15日
こんにちは!歯科助手の若生です!
今年も残り半月になりましたが、皆さん大掃除など年末の準備は進んでいますか?
突然ですが、皆さんは歯の神経は残した方がいいか、それとも抜いた方がいいかどちらだと思いますか?

歯の神経があることで痛みを感じるならない方がいいのでは?と考える方もいるかもしれません。
しかし…
正解は、歯の神経は残した方がいいです😊✨
ということで、今回は歯の神経を残した方がいい理由についてお話しします。
1.歯に神経があることのメリット
①いつものように美味しく食事を食べられる
ご飯を食べるときに改めて実感することはほとんどありませんが、「パンを噛んでいる」「スープが熱い」といったいつもの食事の時にいつものように感じることができるのは、歯に神経があるからなのです。
②虫歯を感知できる
歯の神経があるからこそ虫歯を自覚できます。虫歯が痛い。歯の神経があるから、その神経が虫歯菌にやられ始めると、痛みが出ます。
③さらなる異常(虫歯)から歯を守る
虫歯で歯が溶かされると歯の神経細胞は、第2象牙質と言って、新たな歯を作り始めます。つまり、歯の神経があるからこそ、虫歯菌から歯(歯の神経)を守ることができるのです。
2.歯の神経を取るデメリット
①歯がもろくなる
歯に栄養が行き届かなくなるため、歯は枯れ木のようにもろくなって寿命も縮まります。また、固い物を噛んだ時に割れてしまう事もあります。
②歯の色が変色する
神経をとってしまうとその歯は死んでしまうので、新陳代謝が無くなります。残った古い組織はやがて黒く変色するため、歯も黒ずんできます。
③再び痛くなることがある
神経を抜いた後の空間が感染をおこすと、数年が経ってから腫れや痛みを起こすリスクが残ります。また、根の先に膿の袋を作り、蓄膿症や口臭の原因になることがあります。
3.なぜ歯の神経を取るのか

歯の神経を取ることはデメリットばかりですが、それでも神経を抜くほうが良いと判断することがあります。
①歯に激痛がある
歯の神経にまでむし歯が進むと、激痛があります。このような時は麻酔も効きにくく、治療が過酷になります。神経を抜かなければ痛みはなくなりません。
②歯の根から膿が出ている
根の先から膿が出ていると、神経の一部または全部が死んでしまっているので、神経を抜いて歯の内部の空間を消毒します。
③病気の進行を止める
神経がある部分は歯の内部の通路の役割もするため、虫歯の細菌が歯の内部に進行し、その先の根の先の骨まで侵してしまうのを防ぐことができます。
4.最後に
歯の神経は取らないことに越したことはありません。
当院では、神経を残す治療「直接覆髄法」を行っています。
これは、虫歯を除去し神経が露出している場合でも、最新のMTAセメントという材料を使用し、神経の保護、保存を行い神経を残すことのできる治療法です。
虫歯の症状や進行状況などにより適応できない場合もありますが、「神経を残す」「歯を長持ちさせる」うえで非常に有効な治療法です!
気になる方はお気軽にご相談ください!
2023年12月8日
みなさんこんにちは、保育士の盛松です🌼
最近は気温がぐっと下がりとても寒くなりましたね!まだまだ感染症など流行っているので皆さん体調には十分お気をつけください😌
さて今回は根管治療についてお話ししていきます。
根管治療とは漢字の中に根という字が入っているように、歯の根っこ(神経)の治療のことを言います。
虫歯菌が歯の神経まで到達してしまった場合や、歯の神経が炎症を起こしてしまった場合に、この根管治療が必要になります。
根管治療は実はとても難しい処置内容だということを皆さんはご存知でしょうか?虫歯菌に感染した神経を取り除きその内部を綺麗に清掃していくのですが、歯の根っこの構造はとても複雑な形をしています。その複雑な形をしている根を完全に綺麗にしなければ『痛み』や『腫れ』の原因となる可能性があります。そういったことから、根管治療は精密にいかに菌が少ない状態で治療を行うことがとても重要になってまいります。
当院ではマイクロスコープと呼ばれる、治療部位を高倍率で拡大できる歯科用の顕微鏡を使用しながら、根管治療を進めております。また治療部位に菌が入るリスクを下げながら処置を進められる、ラバーダムと呼ばれるゴムのマスクを使用して、細菌感染のリスクを抑えながら治療を行っております。
同じ歯の根管治療は何度も行えるわけではなく、治療する回数が多ければ多いほど脆くなってしまいます。根が脆くなってしまうと歯が割れてしまい、割れた歯は残すことが難しく抜歯の対象となってしまうので、再治療を繰り返さない為にもしっかりとした器具・機材を使って当院では治療を行っておりますので、安心して治療に臨んでいただければと思います😌
2023年12月1日
皆さま、こんにちは☀️
歯科衛生士の田中です。
やっと気温が下がり冬を感じる寒さになって来ましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか❄️
服装や温度調節など、どうかお身体に気をつけてお過ごし下さい😌
さて、皆さまは「歯ぎしり」「くいしばり」という言葉を聞いたことがありますか?
言葉自体は耳にしたことがあっても実際に自分はしてしまっているのか、また、それによってどのような影響が出るのかを正しく知っている方は意外と少ないのではないのでしょうか?
今回はこの「歯ぎしり」「くいしばり」について、
①歯ぎしり食いしばりとは
②歯ぎしり食いしばりを自分はしているのか、その簡単な診断方法
③原因
④影響
⑤対策
について細かくお話したいと思います。

①歯ぎしり食いしばりとは
無意識下で、ギリギリと音を立てて歯をすり合わせる行為を指します。これは、一緒に寝ている人に迷惑をかけてしまうだけではなく、ご自身の体にも悪影響を及ぼしてしまう危険な行為です。
また、歯ぎしり食いしばりと聞くと寝ている時のイメージが強いと思いますが、日中でも集中している時など意外と噛み締めてしまっている方が多いようです。
②歯ぎしり食いしばりを自分はしているのか、その簡単な診断方法
○歯の先端が削れている
○寝起きや日中など、顎に力が入り痛い時がある
○ほっぺたの裏側や舌の側面に歯型が付いている
○舌の下にボコッと丸い塊ができている
などなど、、
これらが見られた場合は、就寝中や日中に自分が歯ぎしりや食いしばりをしていないか確認してみましょう。就寝時に関してはご自身での確認は難しいと思うので、同居しているご家族などに確認してみて下さい。

③原因
原因ははっきりとはわかっておりませんが、多くは「ストレス」と「噛み合わせ」と言われております。 また、歯並び・噛み合わせの問題や、合っていない被せ物・詰め物により噛み合わせが安定していない方も、起こりやすいと言われます。
④影響
歯ぎしりや歯の食いしばりによって歯にかかる力は、思っている以上に大きな力です。 歯に力がかかり続けると、歯がすり減ったりヒビが入ったり、力が強いと歯が割れてしまうことも。
歯茎にも悪影響があり、過度な負担がかかることで歯茎が下がってしまったり、歯肉に炎症が起こることもあります。
また、神経がダメージを受けてしみたり痛みが出やすくなったり、歯に力がかかり続けることであごが痛くなったり口が開けづらくなる顎関節症になることもあります。
さらに、食事の時の歯にかかる力は約10〜20kgですが、睡眠中の食いしばりは食事のときの約3倍以上の力がかかっていると言われ、100kg以上もの強い力がかかることも。このような大きな「力」が筋肉を緊張させ、血行不良・睡眠の質の低下・免疫力の低下などを招き、アゴの痛みに始まり、頭痛・肩こり・腰痛などの全身症状につながることもあります。

⑤対策
🌙就寝時🌙
夜間の就寝中に関しては、歯ぎしり食いしばりを改善するうえで最もポピュラーな対策方法は『マウスピース』を使う方法です。 寝ている間にマウスピースを装着して、力のかかり方を修正することで歯やあご守ってくれます。
☀️活動時☀️
正常な口の状態とは、上唇と下唇が接触していても上の歯と下の歯が接触しておらず、2mmの隙間がある状態です。この状態を安静位と呼びます。人間は24時間中、食事の時間を含めても上下の歯が接しているのは18分程度が正常です。日中はこの安静位をご自身で意識することで、無駄な負荷がかかるのを防ぐことができます。
それぞれの原因によって異なる対策方法もあります。
・ストレス→ストレス自体を取り除く
・歯並び、噛み合わせ→矯正治療
・合っていない被せ物、詰め物→治療
など、はっきりした原因がわかるようであれば根本的な部分から改善ができるとより良いですね!
また、咬筋という噛むために使う筋肉に直接「ボトックス注射」を打つことで、筋力を緩めて噛む力自体を弱めるという治療法もあります。
歯ぎしり食いしばりは、自覚がなくても多くの方がしており、読んでいただいた通りお口や身体に多くの悪影響を与える可能性があります。ぜひこの機会にご自身のお口の中にも意識を向けてみて下さい。そして、原因は様々なので何が原因なのか歯医者さんに相談してみてください🦷🧑
2023年11月24日
本格的に肌寒い季節がやってきましたね。
皆様体調いかがお過ごしですか?
こんにちは!歯科衛生士の沖村です!
今回は当院で新しく導入した
【クラプロックス】という歯ブラシについて紹介します。
〈クラプロックスとは?〉
スイス創業のグローバル企業クラデンAG社が開発した75カ国で取り扱われている総合口腔ケア製品のブランドです。
〈クラプロックスの特徴〉
①可愛い見た目!
見た目が華やかで、目を惹きますよね♪
色の種類は12種類のホルダーカラーと6種類のブラシカラーがあり、バリエーションは72通りもあります!
②もっちり、ふわふわ!
クラプロックスの歯ブラシは超極細毛の「CUREN繊維」という歯茎を磨ける位大丈夫なほど柔らかい毛を使っています。
通常の歯ブラシの約2〜10倍の毛量があるため、歯垢を絡め取ってくれます!
歯茎に炎症があって痛くて磨けないという方にもオススメです。
③歯ブラシの交換時期
従来の歯ブラシは交換の目安が1ヶ月です。
ですがクラプロックスは高い撥水性で乾燥を促し細菌やカビの繁殖を防いでくれて衛生的なので、3ヶ月同じ歯ブラシを使うことができます!
〈当院で取り扱っている製品〉
◯手用歯ブラシ

普通の歯ブラシとは少し磨き方が異なるので、メンテナンスにいらした際に歯科衛生士から磨き方をお伝えします⭐︎
是非一度、試してみて下さい!
◯電動歯ブラシ

手用歯ブラシと同じブラシ毛を使用した電動歯ブラシです!
3つの振動レベルが搭載されており、好みのタイプが見つけられると思います。
ブラシタイプも3種類あり、1つはタフトブラシになっているので、磨きにくい奥歯や被せ物の周りもごっそり歯垢を除去してくれます!
◯歯間ブラシ

毛が細長く、ワンストロークで汚れがかきだせます。
また歯茎に優しい繊維で作られているので痛みを感じることなく磨けます!
当院のメンテナンスに来ていただければ、どの大きさの歯間ブラシがいいか測定する事できますので、是非お声がけください!
このようにクラプロックスは、見た目のインパクトが強くそこに目が行きがちですが、実はこんなにも機能面で優れているので、当院のスタッフも愛用しています♡
気になった方は是非お声がけください♪
2023年11月17日
こんにちは!歯科助手の永木です。
今回は【歯医者は痛い時だけ行くはもう遅い?】についてお話していきます。
皆さんは歯医者に行くのは歯が痛くなったらでいいと思っていませんか?
実は……この痛くなったらという状態では手遅れの事が多いです。
痛みを伴う原因は主に『虫歯』と『歯周病』があります。
①虫歯
<虫歯の段階>

C1・・・歯の表面が少し溶けた状態。痛みは出ないことが多い。
C2・・・虫歯菌が象牙質まで達している状態。
冷たい物や甘い物がしみるようになる。
C3・・・虫歯菌が歯髄まで達している状態。
強い痛みを伴い、根の治療が必要。
C4・・・虫歯菌が充満してほぼ根っこしか残っていない状態。痛みもなくなり、抜歯が必要。
このように、初期虫歯に気づいていれば樹脂の材料を詰めるだけの簡単な処置で終わりますが、痛みが出てからでは大切な自分の歯を失う可能性があります。
また、虫歯が進行してしまうと歯を残せなくなってしまうだけではなく、別の疾患を患ってしまう可能性もあります。
②歯周病
<歯周病の段階>

●歯肉炎・・・歯茎に炎症が起きて腫れる。
●歯周炎軽度・・・歯磨きの際出血が起こる。
歯茎の炎症が酷くなり歯周病菌が歯槽骨や歯根膜を破壊。
歯周ポケットの深さ4~5mm
●歯周炎中度・・・さらに炎症が酷くなり歯槽骨が半分近く破壊。
歯茎から膿が出る。口臭が発生する。歯がグラグラする。
歯周ポケットの深さ6~7mm
●歯周病重度・・・歯槽骨が半分以上破壊。
歯茎がブヨブヨ。歯もグラグラする。
歯が抜けてしまうことも。
口臭が酷い。
歯周ポケットの深さ8mm以上
歯周病は歯茎の出血、腫れ、口臭など様々な症状が出ます。
歯周病も虫歯と同じく、悪化し放置すると最終的に歯が無くなってしまいます。
虫歯や歯周病を予防するには、
歯周病治療(定期メンテナンス)が最も最適です!
定期的な歯周病治療・メンテナンスを行うことによって、症状が軽い段階で治療が出来たり、その後もお口の中を良い状態で保つことが出来ます。
お口の健康は身体の健康に影響します。
定期的なメンテナンスに通いお口の中の健康を保っていきましょう!