ラバーダムについて
2020年01月28日
皆さんこんにちは!保育士の神田です☺︎
今回は根管治療の際に当院でも使用している、ラバーダムというゴムのマスクについて説明します。
ラバーダムとは、歯にゴムのシートをかけて、唾液などの細菌の侵入を防ぐものです。
これにどんな意味があるのかというと
①細菌の侵入を防ぐ
根管治療の失敗の原因のすべては細菌が関与しています。治療中に髪の毛など触るとそこにいる細菌が根管内に移ります。また唾液は、気を付けていてもラバーダムがないと何かのタイミングで必ず根管内に入ります。ロールワッテと呼ばれるもので唾液の侵入を食い止めても、必ずもれはあります。
②より正確な根管治療を行える。
マイクロスコープという顕微鏡を使う際に視野が広くなります。特定の歯を見たい時、口角がマイクロの視線の先にあって邪魔になることが多々ありますがラバーダムで口角を引っ張ることで根管内をしっかり見ることができます。
③誤飲防止
歯科治療は細かい道具を多用しますので、誤って口腔内に落下させることが多いです。ラバーダムをかけることで誤飲は防ぐことが出来ます。
主にこのようなことからラバーダムは非常に有効だと考えられます。
保険適用でラバーダムを使用しての根管治療を行うことができますので何か気になることありましたらぜひ市川ビルさとう歯科医院にお越し下さい!