インプラントは歯周病になるの?
2024年10月18日
みなさんこんにちは!
歯科助手・トリートメントコーディネーターの髙橋です☺︎
最近は涼しくなる日も増え、外では金木犀の香りがするようになりましたね🌿
今回はインプラントの歯周病についてお話をしていこうと思います。
みなさんはインプラントにも歯周病によく似た病気があることをご存知ですか?
その病気はインプラント周囲炎と呼ばれ、痛みなどの自覚症状がほとんどないまま進行するだけでなく、進行速度も非常に速いのが特徴です。 具体的には、天然歯の歯周病と比べて、10~20倍ほどの速度で進行します。
進行速度が速い理由としては、インプラントと天然歯の構造が異なることが挙げられます。
インプラントは失われた歯の部分に歯根に代えて顎骨に埋め込む人工歯根のことをいいます。
歯周病は歯を失う原因1位と言われており、日本人の約80%が罹っていると言われています。
とても恐ろしい病気ですね…
インプラント周囲炎にはインプラントがグラグラ動いたり、骨が大きく溶けるという症状があります。また、はじめにお話したように自覚症状が出にくく、気がついた時には重症化していることもあるので日頃のメインテナンスによる感染予防が重要です!
予防法としては
・インプラントを入れる際、インプラントの周りの骨を増やしたりし、歯磨きしやすい環境を整えておく
・治療後はブラッシングをしっかりと行い、3ヶ月に一度歯科医院で定期的なメインテナンスを受ける
これらがあげられています。
また発症をリスクを高める要因として喫煙や糖尿病、歯ぎしり食いしばりなどの癖がある方も要注意です⚠️
当院ではインプラントを入れられた方に歯科衛生士による定期的なメインテナンスにお越しいただいています。
その先の予防も含め、より良い治療を提供できるよう努めています!
何か気になることやご質問があればお気軽にお尋ねください!