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粘液嚢胞って?

2024年08月9日

皆さんこんにちは!

歯科助手・トリートメントコーディネーターの長岡です!

 

最近は暑い日が続きますね💦

お休みに入る方も多いと思います。

水分をしっかりとって、熱中症にはくれぐれも気をつけていきましょうね!

 

 

本日は『粘液嚢胞(ねんえきのうほう)『』についてお話ししていこうと思います!

 

皆さん、『粘液嚢胞』って聞いた事ありますか?

聞き馴染みがない方が多いのではないでしょうか?

 

『口内炎が治らない!』『口内炎が大きくなった!』『口の中に水ぶくれが出来た!』これらはもしかしたら粘液嚢胞かも知れません!!🫢

 

●粘液嚢胞とは?

口の粘膜を噛んだり、異物が刺さることなどにより、唾液が出てくる管が閉塞して唾液が貯まったり、唾液の出る管が破れて、唾液が漏れだしてその周囲を線維性の薄い組織が取り囲むことにより生じる嚢胞です。

下唇やベロの下などに多くみられます。

自然につぶれて小さくなることもありますが、多くの場合は再発するため、放置しても治る可能性が低いです。

 

●粘液嚢胞ってどうできるの?

口の中で作られる唾液(だえき)は、『大唾液腺』と『小唾液腺』から出来ています。

『大唾液腺』は耳の下や顎の下、ベロの下に存在し、

『小唾液腺』は口の中の粘膜や喉(のど)の粘膜などに存在します。

小唾液腺からは細い管が無数に出ており、管を通じて唾液が口内に分泌され、口の中の粘膜を湿らせています。

この小唾液腺から出ている管が傷つくと、詰まったり漏れたりして、唾液が正常に分泌されずに粘膜の下に溜まってしまうことあるそうです。

 

●粘液嚢胞の症状は?

下唇やベロの下に5mm前後の口内炎のような水ぶくれが出来ることが多いです。

半丘状に粘膜がぷっくり膨れ上がったようになります。

粘膜と同じような柔らかさで、硬くなったりはしないです。色も周りの粘膜と同じような色です。

粘膜が傷ついた直後でない限り、痛みもないです。

10代〜30代の人に多いと言われています。

 

●粘液嚢胞の原因は?

・粘膜を噛んでしまう

・口内炎

・歯の先端や器具などが当たる

などが挙げられます。

 

●粘液嚢胞の治療法は?

・手術で摘出

歯医者の治療で麻酔をで使う時のように局所麻酔をして、切除します。1番よく行われている治療法です。

その他にも

・レーザー照射

・凍結外科療法

・薬の注入

などがあります。

 

 

いかがでしょうか?

皆さんが粘液嚢胞について少しでも知れたら嬉しいです!

 

 

最後に余談を……

実際にブログの内容を作っていた私におきたエピソードですが、なんと、口の中に粘液嚢胞が出来ていました😳

私は右側の下唇に出来ました。

全く痛みはなく、まさにこのブログの冒頭でも書いた通り『口内炎』だと思い混んでました😂

数回潰れては戻るのを繰り返していて、やはり潰すだけでは治らないのだと実感。

今度先生に切除してもらおうと思います😂

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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