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インプラント治療後のメンテナンスの重要性

2020年08月24日

こんにちは(*^^*)
歯科衛生士の加藤です。
最近は暑い日が続いていますが、皆様体調はいかがでしょうか?
水分補給をしっかりして、体調にお気をつけください。

では、本日はインプラント後のメンテナンスの重要性についてお話をいたします。

インプラント治療後はメンテナンスが必須となります。メンテナンスとは、患者さん自身による適切なセルフケアと定期検診です。

十分なメンテナンスが行われれば、インプラントが健康な状態で長期的に維持される事は多くの研究により証明されています。逆に、メンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)など様々な問題が起こると研究により報告されています。

インプラント治療は高額のため、患者さんからは、「一生もちますか」という質問が多いようですが、天然歯と同様に、適切なメンテナンスを行わなければインプラントは長持ちしません。 また、メンテナンスにより、口の中を清潔な状態に保つことは、インプラントはもちろん、残っている歯の寿命を伸ばすことにつながります。

口の中が不衛生になると、天然歯がむし歯や歯周病になるように、インプラントにもトラブルが生じます。
インプラント自体はむし歯になりませんが、インプラント周囲の粘膜に炎症が起こると「インプラント周囲粘膜炎」、それが進行すると、インプラントを支える骨が溶ける「インプラント周囲炎」になります。

インプラント周囲炎前

 

インプラント周囲炎後

 

インプラント周囲炎が起こる原因は、プラーク(歯垢)に含まれる細菌です。プラークはブラッシングで除去できますが、磨き残しがあると細菌は増殖し、インプラント周囲の粘膜に炎症を起こします。
適切なセルフケアおよび定期的なメンテナンスでプラークを除去することにより、インプラント周囲炎を予防することができます。清掃状態が悪くプラークが蓄積した状態が続くと、インプラント周囲炎のリスクが高くなります。

インプラント周囲炎は歯周炎よりも進行が早いです。
なぜならば、本来歯の根っこ周りには歯根膜という組織があり、治癒能力が備わっていますが、インプラントにはそれがないからです。
治す力がなく、病気はどんどん進んでしまいます。
そのことに加え、インプラント周囲炎は痛みのない病気です。ですので、定期的な健康診断、クリーニングに来ていただき、問題がないかのチェックが必須となるのです。

当院では、最低3ヶ月に一回の定期的なクリーニングを受けてもらうことで、インプラントになにかあったときの保証を設けています。
インプラントのお手入れ方法なども紹介させていただきます。

せっかく入れたインプラント、ぜひ、私たちに長持ちさせるお手伝いをさせてください!

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