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入れ歯のお手入れ方法について

2020年08月16日

皆さんこんにちは!
歯科衛生士の小網です。
毎日かなり暑い日が続いていますね。
今年の夏はマスクなどもしていて熱中症になりやすいので皆さんこまめに水分補給をしっかりして体調に気をつけてください!

さて今回は入れ歯のお手入れ方法についてです。
入れ歯を使っている方は正しいお手入れ方法をご存知でしょうか?

入れ歯にも歯と同じように食べかすやプラーク(歯垢)がつきます。毎日のお手入れで清潔にしておくことが大切です。
入れ歯のお手入れが不十分の場合に起こるトラブル
口臭が発生しやすくなります。
口内炎の原因になります。
入れ歯に色素や歯石が沈着しやすくなります。
部分入れ歯の場合、クラスプなどがかかっている歯がむし歯や歯周病になりやすくなります。
これらのトラブルを防ぐためにも、入れ歯と口のお手入れを行うことが大切です。

○食後のお手入れ
1.洗面器などに水を張る
落として破損したり排水口に流したりしないようにします
2.入れ歯を外して流水下で清掃します
義歯用ブラシを使用しましょう。
小さな入れ歯でも必ず外してから手の平にのせて洗面器の上でみがきましょう。
ゴシゴシと力を入れすぎないようにしましょう。
特に歯肉などに接する内面をみがきすぎると、すき間ができてしまいます。
汚れが残りやすい部分(クラスプなど)は丁寧にみがきましょう。

○就寝前のお手入れ
毎食後のお手入れに加えて、就寝前は義歯洗浄剤を使用してお手入れしましょう

1.ブラシを用いて流水下で清掃します

2.ぬるま湯に義歯洗浄剤を入れて、入れ歯を浸漬します
洗浄剤を使用するとブラシだけでは落としきれない汚れやカンジダ菌などの真菌や細菌を除去できます。1日1回は入れ歯洗浄剤を使用して清掃しましょう。
※浸漬時間は使用方法に従ってください。
※義歯の変形の原因になるため熱湯は厳禁です。

また入れ歯だけではなく、入れ歯周りの歯のお手入れも忘れずに行いましょう!
とくに金属の部分(クラスプ)をかける歯や入れ歯と接している歯の面は汚れがたまりやすく、むし歯や歯周病になる恐れがありますので、ていねいに磨いてください。

皆さん、正しく入れ歯のお手入れはできていましたか?これを機に正しいお手入れ方法を知っていただき、入れ歯を長く使えるようにしてもらえたらと思います!

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