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歯科におけるレントゲン撮影とは

2022年12月12日

こんにちは☀️

歯科衛生士の田中です👧

今年もあと少しで終わりですが、みなさまいかがおすごしでしょうか

今回は、歯科におけるレントゲン撮影についてお話をさせて頂きます!

📸レントゲン撮影とは

X線撮影とも呼ばれます。

エックス線を目的の物質に照射し、透過したエックス線を写し出し可視化することで、内部の様子を見ることができる画像検査法の一つです。 歯科や医科などの医療だけではなく、空港の手荷物検査や構造物が壊れていないか等の検査にも利用されています。

基本的に硬いものが白く映り柔らかいものは黒く映るので、銀歯などの金属は真っ白に写ります。またむし歯は歯質が柔らかくなってしまうため黒く写ります。

📸レントゲンの種類と目的

①パノラマ

顎全体が撮影できるため、口腔内の全体像がある程度把握できます。

初診時はまずこのレントゲンを撮影し、口腔内全体の診断を行います。

②デンタル

パノラマよりも小さく細かい部分的な写真が撮れるため、パノラマではわからなかったむし歯や歯周病の状態等がより詳細にわかります。

③歯科用CT

日本語でいうと『コンピューター断層撮影』と言います。これまで紹介したパノラマ・デンタルは2次元でみえますが、前後に重なっている部分は重なったまま写ってきます。しかし、CTはそれを3次元でみることが出来るため、前後の重なりも関係なく確認することができます。

📸レントゲンは危ないの??

レントゲンは放射線を患部に当てて画像が出来上がります。放射線というと「人体に悪影響がある」と悪いイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。患者さんにも、「レントゲンって体に害はないの?大丈夫?」と聞かれることがあります。みなさま不安な点だと思いますので詳しく説明させて頂きます!

まず、放射線というのは自然界に元々存在します。この放射線を自然放射線と呼び、自然放射線からの被爆量は日本では年間1.mmsvですので、日本で1年生活しているだけでだれでも被爆している、ということになります。


では、デンタルやパノラマの被曝量はどのくらいでしょうか🤔

デンタルの被曝量.01mmsv

パノラマの被曝量0.03mmsvです。

デンタルは日本での生活の2日分、パノラマでも1週間分です。
また人体に悪影響が及ぶのは約100mmsvと言われています。

ちなみに、東京とニューヨーク間で飛行機に乗った場合も0.mmsvの被爆をするのですが、飛行機に乗って被曝による影響を受けたという内容は聞いた事がないと思います。

つまり、歯科のレントゲンは体に害はありませんので、今後は安心してレントゲン撮影を受けて頂ければと思います😌

もしわからないことや不安なことがあれば、気軽にスタッフにお声がけ下さい😊

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