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口腔粘膜の疾患について

2021年02月1日

こんにちは。歯科医師の朝倉です。

今回は「口腔粘膜の疾患について」です。

 

実は歯科医院では歯の治療だけではなく、お口の粘膜にできた病気も診ることができます。

一般の歯科医院では粘膜を含めてお口全体をチェックしていますが、口腔粘膜疾患は専門性が高いため、必要があれば専門の歯科口腔外科がある病院へ紹介させていただくことがあります。

 

 

■口腔粘膜疾患ってなに??

口腔粘膜疾患とは口の中の粘膜(舌、歯肉、口蓋、頬など)が、白色や赤色に変色したり、水疱(水ぶくれ)ができたり、表面の凸凹、不整な形、ヒリヒリした痛みがあるなど様々な兆候を示します。これらのなかには、良性、悪性、または悪性に変化する病気もあります。治療は、投薬、歯や入歯の調整などをして経過を診るものから、変化した組織を採取して顕微鏡の検査を行う場合などがあります。その結果によっては、病変部を切除することもあります。

 

■どんな種類のものがあるの??

とても沢山ありますが、主なものを紹介します。

①白板症

とくに頬の粘膜や舌、ときには歯肉にみられる白い病変で、こすっても取れません。白板症は比較的頻度が高いですが、とくに舌にできたものは悪性化する可能性もあるため、前がん病変(がんになる可能性のある病変)とされています。粘膜の浅い欠損をともなうこともあり、ものが当たると痛かったり、食べ物がしみたりします。

 

②扁平苔癬

皮膚や粘膜にできる角化性で炎症をともなう難治性の病変です。口腔では頬粘膜に多く認めますが、舌や口唇にも生じます。白い粘膜がレース状にみられ、周囲に発赤を伴うのが特徴です。しばしば接触痛を認めたり、食物がしみたりします。まれにがん化することもあります。

 

③口腔カンジダ症

真菌(かび)によっておこり口腔粘膜の痛みや味覚障害が出ることがあります。急性型では白色の苔が粘膜表面に付着し、この白苔はガーゼなどでぬぐうと取れます。白苔が認められないカンジダ症もあり、そちらはヒリヒリとした痛みが強くなります。

この真菌は常在菌の一種ですが、免疫力が低下していると発症します。特に高齢の不潔な入歯を使用している方に多く、誤嚥性肺炎の原因にもなります

 

④アフタ性口内炎

色んな種類がある口内炎のなかで、もっとも一般的なものです。口の粘膜の潰瘍を主症状とする口内炎で潰瘍の表面は白っぽく、周囲は赤みを帯びた様子になります。何もしなくても1~2週間で治ります。アフタが再発を繰り返す場合に再発性アフタといいます。 機械的刺激、遺伝性、極端な疲労、ストレス、あるいは片寄った栄養摂取などいろいろな要素が絡み合って発症するといわれていますが、原因は明らかではありません。

 

以上です。

もちろん4つでは到底収まらないですが、よく取り上げられる疾患でした。

 

■相談いただき診てみると??

“今までなかった膨らみがあるので診てほしい”と相談いただき診ると、幸いにもお口の正常構造である場合がほとんどです。

・骨隆起

・舌乳頭

この2つは凹凸し特に舌乳頭は位置によって大きさが違うので、不安に思う方が多いように感じます。

またある日突然できるものではないですが、なかなか普段口腔内をじっくり確認する機会はないので見つけるとびっくりされるようです。

興味があればぜひ調べて、゛鏡でお口の中を観察してみてください。

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