歯根端切除術
2019年10月6日
こんにちは(^-^)
歯科衛生士の加藤です!
もう10月なのになかなか気温が下がりませんね(T_T)服装に困ってしまいます。
暑かったり、寒かったり忙しい気温が続いていますので、皆さん体調にはお気をつけください。
本日は「歯根端切除術」についてお話しします。
まず、皆さんは「根管治療」についてどのくらいご存知ですか??
根管治療とはむし歯や、外傷により歯の神経が細菌感染してしまった場合に神経を取り、管の中を綺麗にすることで中の細菌の数を減らす治療のことです。
しかし一度根管治療を行っても、神経の入っていた管のなかに残った細菌が原因で歯の根の先で炎症を起こしてしまうことがあります。
その場合
1)かむと痛い
2)歯ぐきが腫れる
3)歯ぐきから膿が出る
などの症状が起こる場合があります。
このようなことがおこると、再度神経の入っていた管の掃除をやり直すことで、処置してていきます。
しかし、歯の根はとても複雑な形をしているため再治療を行っても炎症が治まらず、症状がなかなか良くならないことがあります。特に再治療を繰り返した歯は治療が難しくなります。
「歯根端切除術」とは根管治療では治らない、根管治療ができない歯根部の炎症性の病巣に対し、外科的に①根の先の病巣の摘出 ②根の先端の切除 ③逆側からの根管治療を行って抜歯しないで歯を残すための方法です
先ほどお話しした通り、むし歯や外傷で歯の中の根管が感染し、歯根の先に病巣ができて歯茎が腫れたり痛みがある場合、根管治療を行うことで治っていきます。しかし根管治療を続けても治らない場合や、かぶせた冠や根管の詰め物がが除去できない、根管が曲がっているなどで根管治療ができない場合があります。
そのような歯を手術をして抜歯しないで助けることができます。
根管治療、歯根端切除術を正確に行うと歯根の先にできた病巣は90%以上の確率で治ると言われています。
当院では、「歯根端切除術」を行なっています。
根管治療でなかなか病気が治らない、繰り返してしまう根っこの先の病巣に悩まされている方はぜひ一度当院にいらしてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!