歯ブラシの選び方、種類について
2019年03月18日
皆さまこんにちは!
歯科衛生士の宮内です。
最近は徐々に暖かくなってきて、春の匂いがしてきました!
さて今回は歯ブラシについてのお話をさせていただきます。
いきなりですが皆様が毎日使用している歯ブラシ、本当に自分に合ったものを使えていますか?歯ブラシ選びを間違えると磨き残しをしてむし歯を作ってしまったり、歯茎を傷つけたりしてかえって逆効果になる事もあります。毎日使用するものだからこそ、自分に合った歯ブラシを選び、いつまでも健康な歯を目指しましょう!
歯ブラシを選ぶ時のポイントは3つです。
①毛先の形態
②毛の硬さ
③ヘッドの大きさ
①の毛先の形態は一般的にはラウンド毛という先端が丸みを帯びているものがおススメです。歯肉炎や歯周病が進行している方には極細毛や、超極細毛などの毛先が細いもの選ぶことによって歯茎の中まで歯ブラシの毛を届ける事ができます。
②の毛の硬さは硬すぎると歯茎を傷つけてしまい、やわらかすぎると汚れを落としきることができません。歯茎の状態、磨く時の力の入り具合に合わせて自分に合った歯ブラシの硬さを選択しましょう。
③のヘッドの大きさは自分の磨き方から選択します。歯磨きをする際に1本ずつ細かく磨くことができる人や、お口が小さい人にはヘッドが小さいものがオススメです。また、細かく磨くことが苦手な人はヘッドが大きいものがおススメです。
そこで当院でオススメさせていただく歯ブラシが歯医者のメーカー「GC」から販売されている「ルシェロ」の歯ブラシです!
ルシェロ歯ブラシは虫歯予防から歯周病予防までバリエーションが幅広く、患者さまのお口の状態に合わせた歯ブラシを選択することができます。また、ルシェロ歯ブラシは日本人のお口のカーブに合わせて作られているため、角度をつけて当てなくてはならない奥歯も歯ブラシを当てるだけで簡単に歯面にフィットします!
ルシェロ歯ブラシは主に虫歯予防や歯肉炎に効果的な「ルシェロB」と歯周病に効果的な「ルシェロP」があります。
ルシェロBの歯ブラシの特徴は、短い毛と長い毛が使われていることです!短い毛が歯面の汚れを、長い毛が歯と歯の間の汚れをかき出してくれるので、歯ブラシを横に動かすだけで誰でも効率的に汚れを落とすことができます!
ルシェロPの歯ブラシの特徴は、毛先がGCオリジナルの極細毛になっているため炎症を起こしている歯茎にも入り込み汚れをかき出すことができます。
ルシェロ歯ブラシは他にもヘッドの大きさ、毛のかたさもにも様々な種類があります!
また、歯ブラシを使用する上でもうひとつのポイントは歯ブラシの交換時期です。1ヶ月を過ぎると歯ブラシの毛が開いていなくても毛のコシや張りは徐々に落ちてきます。汚れをしっかり除去するためにも、歯ブラシは1ヶ月で交換することをオススメします。
当院では患者さま一人一人に最適な歯ブラシを処方させていただきます。私に合った歯ブラシがわからないという方は、お気軽にスタッフにお声掛け下さい。