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義歯(入れ歯)の種類!!

2018年08月9日

こんにちは、歯科衛生士の川嶌です(^-^)

今回は、入れ歯についてお話しをしたいと思います⭐️

ひと言で「入れ歯」といっても多くの種類があり、使用される素材も多数あります。保険の入れ歯の場合、床(しょう…入れ歯の土台となる部分)や人工歯にはプラスチックしか使えません。毎日使うことですり減ってしまうので、1~2年でつくり替えたほうがよいとされています。部分入れ歯であれば、クラスプ(歯にかけるばね)には金属しか使えないので、審美面で劣る入れ歯となります。全体的に厚みがあるので、違和感や不快感、痛みを覚えやすく、快適な使い心地にするのは困難です。

自費の入れ歯の作製には、床にシリコンや金属、人工歯にセラミック(陶材)などを使えます。種類により耐久性に違いがありますが、20~30年ほど同じものを使えることもあります。部分入れ歯であれば、クラスプに目立たない素材やクラスプのない入れ歯もつくることもできます。厚みが少なく違和感や不快感、痛みが起きにくく、快適にご使用いただけます。

当院では「多種類」の入れ歯をご用意しております。
「見た目が気になる」「痛いのが我慢できない」「はずれてしまう」など、患者様によって入れ歯の悩みは様々です。
その悩みを患者様が満足されるレベルで解消させるためには、昔から存在している入れ歯だけでは不十分です。このようなことから、当院では一般的な保険の入れ歯(義歯)以外にも、効果が実証されている様々な最新の入れ歯をご用意しています。

『20代~30代の方も愛用の「審美」入れ歯』

ノンクラスプ女性からよく聞かれる入れ歯の悩みとして「入れ歯の金属のバネが見えるのが嫌だ」というのがあります。笑ったときに、金属のバネが見えてしまうので、人前で笑えなくなったという方も多いのではないでしょうか。

当院が推奨する、右記の金属のバネがない入れ歯(義歯)、「ノンクラスプデンチャー」は、金属バネ部分を、歯茎に近い色の樹脂で作ることで目立たなくしています。

柔らかい樹脂で出来ており、お口にぴったりと装着できるため、従来のような金属による痛みが軽減されます。ぴったりと密着した入れ歯を望まれる方にもお勧めです。

治療前治療後

『痛みを感じない入れ歯―無痛入れ歯』

総入れ歯で、噛み締めたときに痛みやゆるみを感じる方にお勧めの入れ歯が「シリコン義歯」です。

「生体用シリコン」という特殊な弾性のあるゴム質の素材を、入れ歯の内側に貼ることで痛みをなくします。
「無痛」入れ歯と呼ぶことができるぐらい痛みはでません。体にも安全な素材です。

シリコン義歯を活用することで、従来の入れ歯よりも一層密着するようになり、はずれにくく、噛む力が倍になるといわれています。

『自分の歯のようにしっかり噛める入れ歯』

従来までは健康な歯に入れ歯をひっかけるのが主流でした。そのような方法ですと「見た目」が悪いばかりか、入れ歯をひっかけた歯が最終的にはダメになることが多くありました。しかし、入れ歯は進化しています。

見た目も機能性も追求したい方には、インプラント技術を入れ歯に応用した「インプラントオーバーデンチャー」と、「BPSデンチャー」をご提案しています。

『インプラントオーバーデンチャー』
インプラントオーバーデンチャーとは、2~4本のインプラントを埋入し、現在使用している入れ歯をしっかり安定させる治療法です。患者様が自由に取り外しできるためメンテナンスが非常に簡易で、大きな外科手術を必要としないため全身的な負担も少ない治療法です。

『BPSデンチャー』
BPSデンチャー(精密無痛義歯)とは、ヨーロッパの最新技術を駆使して歯があった頃の思い出とともにもう一度しっかりと咬めるように、そして自然と笑顔になれるよう、歯科医師と義歯専門歯科技工士立ち会いのもと、納得と満足が得られるまでとことん作り込む丁寧な義歯です。

今までの入れ歯との違い
入れ歯とは要するに義歯です。つまり今まで通りに咀嚼出来て、何でも食べられて、笑顔でいられる事が本来の入れ歯だと考えられます。

BPSデンチャーでは・・・
「たくわん、おせんべいなど良く噛める」
「入れ歯が落ちない」
「入れ歯ががたつかない」
「入れ歯で若々しく見える」
「入れ歯でも歌や、楽しい会話を楽しめる」
「着色しにくい」
「入れ歯で歯茎が痩せにくい」

入れ歯専門の技工士と直接その場で相談しながら型取り、歯の色や形を選択して頂きます。
今までのつらかった思いや要望を思いのまま打ち明けてください。
その思いに答えられるよう心のこもった入れ歯を作ります。
患者様の顎、筋肉の動き、噛み合わせ、人工歯の形、色を完全にオーダーメイドで作成いたします。
もし入れ歯でお困りなら、あるいはご家族の方、お知り合いの方で困っている方がお見えになるのなら、是非一度当院にご相談ください。

『歴史と安定性がある入れ歯』

チタン素材・コバルトクロム素材を使った2種類の入れ歯(金属床)があります。
これらはいずれも、従来の入れ歯と比べて「薄い」「軽い」「壊れにくい」「飲食物の温かみ・冷たさを感じられる」素材です。保険の入れ歯との比較を下記に示します。

金属床(総)金属床(部分)

1.軽い材料でつくる

保険の材料で作る入れ歯は重いため、噛むという動作に負担を与えます。
一方、金属床義歯で使用する材料には、保険の材料の約1/4の重さのものを使用します。

2.薄い材料でつくる

口の中は、髪の毛が1本入るだけで不快感があるほど敏感です。このため、金属床義歯で使用する材料の場合、保険のものに比べ約1/6の厚さの薄い材料を使用します。

3. . 食べ物の温もりを感じられる材料でつくる。

食べ物の温度を瞬時に伝えることが出来ます。保険の入れ歯を入れると、温かい・冷たいといった食べ物の温もりが感じられません。食べ物の温もりは味覚に大きな影響を与えます。
このため、金属床義歯では温もりを感じられる材料(専門的に表現すると、熱伝導率の高いもの)を使用します。

4. 他の健康な歯に過度な負担を掛けない
残存歯に優しい

部分入れ歯でも残っている天然歯にあまり負担をかけません。保険の入れ歯は「たわみ」がありますので、咀嚼することで入れ歯がたわみ、入れ歯をひっかけている歯に過度な力が加わり、その歯を痛めます。しかし、金属床義歯は「たわみ」がほとんどありませんので、バネをひっかけている歯にも優しいです。

5. 自分の顎の高さにあったミクロン単位での調整を行う

合う入れ歯を作るために一番重要なのは、手間をかけた調整です。
金属床義歯の場合には、ミクロン単位に及ぶ緻密な調整を行うことで、自分にぴったりと合った入れ歯をつくることが可能です。

歯科治療には様々な素材・治療法がありますので、患者様がどの治療法がご自身に合っているかを判断するのは難しいものがあります。当院では十分な時間を取り、実際の症例・素材・模型などを用いながら、患者様が納得されるまでご相談させて頂きます。

「見た目が気になる」「痛い」「噛めない」「外れる」など、入れ歯でお悩みでしたら、是非、お気軽にご来院下さい(^-^)/

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