☆インプラント治療のメリットとデメリット☆
2018年08月8日
こんばんは!
保育士の片岡です。
暑い日が続いたり、今週は雨に台風と天気や気温の変化がすごいですね。
熱中症や体調不良にお気をつけください( >Д<;)
さて、今回私からは「インプラントのメリットとデメリット」についてのお話になります。
まず、インプラントとは…
歯科では、虫歯や歯周病、怪我などで歯が失われた際に用いる補綴治療のことです。人工の歯根を顎の骨に埋め込み、それを土台にセラミックなどで作った人工歯をかぶせることで、天然歯に近い強度と審美性を備えた新たな歯を作り出します。
一般には人工歯根(正式には口腔インプラントあるいは歯科インプラント)、単にインプラントといいます。
以前は歯を失ってしまった場合、ブリッジや入れ歯による治療しか選択肢がありませんでした。
歯を失ってしまった所をそのままにしておくと、場合によっては歯を支える骨はだんだんやせて減ってしまいます。抜けた歯のスペースにほかの歯がどんどん移動して、顎に負担がかかったり、噛み合わせが悪くなったりします。
しかし、インプラント治療の登場で、快適な噛み心地と、見た目にも優れた第二の自分の歯を手に入れることが可能になりました。
チタン製インプラントが天然歯のような噛み心地を実現します。
チタンと骨が結合することを「オッセオインテグレーション」と言いますが、このことが発見されて、インプラント治療が可能になりました。チタン製のインプラント(人工歯根)を顎の骨に埋め込むことで、顎の骨とインプラントが強く結合します。外れたり、グラついたりすることがなく、自分の歯のような咀嚼能力を可能にするのです。
入れ歯やブリッジには、噛み心地が良くない・歯周病になりやすい・しゃべりにくい・健康な歯を削らなければいけない・味覚に影響する、といったデメリットがありますが、インプラントはこれらの欠点を補うことができる治療方法です。
<インプラントのメリット>
①独立した歯をつくるため、他の歯に影響しない
②天然歯とほぼ同じ咀嚼能力・かたいものも噛める!
③歯槽骨の吸収を抑制できる
④天然歯と見分けがつかないほど審美性が高い
⑤アレルギーが起こりにくく、劣化しにくい素材で安全性が高い
⑥天然歯と同じ感覚で歯磨きができる
(取り外し、フロスを通せないなどがない)
⑦顎の骨に力を加えるので顎の、骨がやせにくい
⑧医療費控除の対象になる(年間10万円以上の場合)
<インプラントのデメリット>
①保険が効かない為、コストがかかる
②ある程度の期間が必要となる
インプラントをするには検査が必要となります。
インプラント治療は、顎の骨が十分になければなりません。インプラントを埋め込む土台(歯槽骨)がしっかりしていなければ、インプラントは安定しないためです。
しかし、近年は再生医療が進歩し、歯肉や歯槽骨を再生できるようになりました。インプラントを埋入しただけでは審美性に優れない症例でも、歯槽骨や歯肉を再生することによって、見た目も自然な仕上がりにすることが可能です。
歯を失ってそのままにしてしまっている方、治療方法に悩まれている方、インプラントを検討されている方はぜひ相談にお越しくださいo(^o^)o