医院ブログ

047-431-4721

キービジュアル

補助用具の選び方と使い方⭐️

2017年11月12日

こんにちは!歯科衛生士の川嶌です(^o^)

最近、朝晩の冷え込みが厳しくなり、マスク姿で通勤されている方も増えてきているように思いますが、お口のケアをきちんとする事で風邪やインフルエンザ予防に効果的と言われています。

毎日の歯磨きの際、虫歯や歯周病を予防するためには、細菌の塊であるプラーク(歯垢)を歯の表面からきれいに取り除くことが必要です。そのためには丁寧な歯磨きが重要ですが、歯ブラシだけでは歯の表面はきれいに磨けても、歯と歯の間のプラークは60%程度しか除去できないと言われています。虫歯の最も起こりやすいのが歯と歯の間です。
そのため、歯ブラシと同じくらい大事な道具とも言える「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」などの補助清掃器具を併用することが必要になります。

そこで、今回は普段から使える「補助清掃用具」として、「デンタルフロス」「歯間ブラシ」「ワンタフトブラシ」の3つについて詳しく紹介していこうと思います。

●デンタルフロスについて
歯ブラシで磨ききれない歯と歯の間のプラークや食べかすの除去に使用します。

欧米ではフロスorダイ(フロスか死か)と言われるほど使用頻度が高い清掃グッズですが、日本ではまだまだ普及しているとはいえません。最初は糸ようじなどホルダーが付いているものが使いやすいと思います。虫歯や歯周病、口臭予防の第一歩としてまずデンタルフロス(糸ようじ)を使用することをおすすめします。

デンタルフロスにはワックスタイプとアンワックスタイプがあり、歯と歯のすき間がほとんどない方や、初めてお使いになる方にはワックスタイプ、プラーク除去率が高く扱いなれている方にはアンワックスタイプが適しています。

【デンタルフロスの使い方】

ロールタイプ

1.両手の中指に巻いてちょうど良い長さの所で切ります。
2.上の歯の場合、親指と人差し指でフロスをつまみます。
3.フロスを歯の間に入れ、根本からプラークを掻き上げるイメージで動かします。
4.下の歯の場合は両手の人差し指をフロスに添えて使います。


※F字タイプは前歯、Y字タイプは奥歯に適しています。

●歯間ブラシについて
歯間ブラシは歯と歯のすき間部分やブリッジのすき間部分の清掃に適しています。
歯間ブラシはすき間の大きさに合ったものを使って下さい。歯肉退縮を起こしていない健全な歯肉に使用すると歯肉が下がってしまい、隙間ができて、食べカスがつまりやすくなるので注意が必要です。

【歯間ブラシの使い方】

えんぴつを持つように歯間ブラシを持ち、ゆっくりと「歯と歯の隙間」に入れたら、ゆっくりと抜きます。その動作を繰り返して汚れを除去します。
※歯と歯の間が狭い部分には無理に歯間ブラシを入れず、 デンタルフロスをお使い下さい。
隙間の大きさに合った歯間ブラシを選択することが大切なのでかかりつけの歯科医院で選んでもらいましょう。

●ワンタフト歯ブラシについて
歯ブラシや歯間ブラシ以外の清掃道具としてワンタフト歯ブラシがあります。

歯と歯間のすき間、咬み合わせ、奥歯の裏側など部分的な清掃に適しています。、コンパクトなブラシのため局所的によく磨きたい所などに重宝します。その他、小さなお子さんの仕上げ磨きに、寝かせた状態で磨いてあげるのにも適しています。
初めての方は鏡を見ながらブラシの先が歯に当たっているか確認しながら磨くとよいでしょう。

使いはじめは、ちょっとしたコツが必要かもしれませんが、慣れてしまえば簡単に効率的にプラーク除去ができるようになります。

当院では、歯科衛生士によるブラッシング指導の際、患者様に合わせた補助用具をおすすめしております。

ご自身の口腔内には、どのような補助用具が良いのか?使い方がよくわからないなど、何かございましたら、どうぞお気軽にご相談ください(^-^)/

個別相談へのご案内

診療時間
午前: 9:00~13:00
午後:14:30~18:00
  • ※ △土曜:9:00~17:00
  • ▲日曜:9:00~12:00/13:00~16:00
  • ※ 祝日は休診

047-431-4721

このページの先頭に戻る