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治療計画

2020年11月23日

こんにちは。歯科医師の堀井です。

今回は治療計画の立案について説明していきます。

虫歯などで損なわれてしまった歯を補う治療を、修復治療といいます。

修復治療は治療が必要な範囲や、失われた歯が多いほど

診査・診断とそれに基づいた治療計画、術式の選択など選択肢が複雑になります。

患者様の主訴や問題が一見同じように見えても、詳しく診査していくと原因や病態が異なることもあります。

一本の歯の不調を主訴に来院されても、お口の中全体に大きな問題を有していることもあります。

そのため適切な治療計画の立案のためには、的確な診査・診断が必要です。

修復治療を行うにあたり、必要な治療を分類して分析していきます。

 Class1 保存修復

・歯、歯列、修復  個々の歯の単純な修復治療

(詰め物、知覚過敏処理など)

・歯周組織  臨床的に健康なものから中程度の歯周病までの状態

・咬合    生理的咬合または咬合調整によって改善できる状態

Class2クラウン・ブリッジ

・歯、歯列、修復  クラウン・ブリッジやインプラントによる修復治療

・歯周組織  臨床的に健康なものから中程度の歯周病までの状態

・咬合    生理的咬合または咬合調整によって改善できる状態

Class3オクルーザルリコンストラクション

・歯、歯列、修復  過度の咬耗、多数歯にわたる不適合補綴装置、齲蝕、欠損歯及びこれらが組みあわっさった状態。顎関節症を伴い歯列のリコンストラクションを必要とする。

・歯周組織  臨床的に健康なものから中程度の歯周病までの状態

・咬合   修復治療で前歯部、臼歯部共に咬合の再構成が必要な状態

Class4歯周補綴

・歯、歯列、補綴、咬合

高度な歯周組織の破壊の結果、びまん性の動揺が起こり、二次性咬合性外傷を併発しスプリンティングによる歯列の固定を必要とする状態。

このような分類ごとに必要な診査を追加して行ないます。

通常行う一般診査は全身的因子と局所的因子に分かれます。

全身的因子は  年齢・性別

全身的既往歴

家族歴

生活環境・生活習慣・性格等

局所的因子には 主訴の診査・現病歴

歯科的既往歴

①歯科的病歴の問診

②X線写真審査

③歯周病の検査

④触診による筋の診査

⑤触診・問診による顎関節の診査

⑥咬合診査

⑦早期接触の有無の診査

⑧スタディモデルでの診査

⑨口腔内写真・顔貌写真の診査

⑩唾液の検査

などがありこれらの診査を行いながら口腔内の問題点を把握し、総合的に診断・治療計画の立案を行います。

実際の治療は、治療計画のいくつかの選択肢の中から、患者様の都合も踏まえて実践可能なものを相談しながら進めていきます。

歯周病の原因について

2020年09月14日

皆さんこんにちは!歯科衛生士の嶋です。
少しずつ秋の訪れを感じる頃となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今回歯周病の原因についてお話ししていきます!現在日本人の80%以上は歯周病に罹患していると言われています。何が原因で歯周病になるのかくわしく聞いたことがない人もいるのではないでしょうか。まず、歯周病とは歯と歯茎の間から侵入した細菌が、歯茎に炎症を引き起こし、さらには歯を支える骨を溶かしてグラグラにさせてしまう病気を歯周病といいます。虫歯とは異なり痛みが出ないことの方が多いのですが、気づかないうちに進行し歯茎からの出血などが起こった後、歯が自然に抜け落ちるほどの重症になることがあります。歯を失う80%以上の原因は歯周病もしくは虫歯によるものです。

①プラーク(歯垢)
歯周病の直接の原因はプラークです。プラークは 多くの種類の細菌増殖して塊となったものです。特に歯周病細菌は酸素の少ない場所を好むため、主に歯と歯茎の間(歯周ポケット)の中に存在し、毒素や酸素を放出して歯周組織を破壊します。

②局所的なリスクファクター(お口の中の環境など)
○歯石
プラークを放置すると、唾液中のカルシウムなどが沈着して歯石になります。歯石表面には細菌が住み、プラークが増殖しやすいため、歯周病を更に悪化させる要因になります。


○歯並び
歯並びが悪いところは歯磨きが不十分になりがちでプラークが増殖して炎症が起こりやすくなります。
○不適合な修復物など
歯にあっていない修復物などの周りにはプラークがたまりやすくなります。


○口腔習癖
口呼吸:口で呼吸する癖がある場合、口の中が乾燥しプラークがつきやすくなります。また、歯茎の抵抗力が弱まり炎症が起きやすくなります。
歯ぎしり:歯周組織は歯ぎしりのような横から加わる力には極めて弱いため歯周病が悪化します。

③全身的なリスクファクター(生活習慣病など)

○喫煙

喫煙は歯周病を悪化させる大きなリスクファクターです。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させて歯茎の血行不良を引き起こします。更にタバコには一酸化炭素も含まれており、歯周組織の酸素欠乏を引き起こします。そのため、歯周組織は栄養不足になり、歯周病細菌に対する抵抗力が低下し歯周病を重症化させます。

○ストレス

精神的なストレスによって体の抵抗力が弱くなったり、生活習慣(歯磨き、喫煙、食生活など)が変化したりすることで歯周病が悪化しやすい状態になります。

○食習慣

甘いもの、柔らかいものを多く食べる習慣は、歯周病の原因であるプラークを増殖させやすくします。また、不規則な食事、栄養の偏りは歯周組織の抵抗力を弱め、全身の健康に悪影響を与えます。

④全身の健康への影響

○糖尿病

糖尿病は、すい臓から分泌されるホルモン「インスリン」の働きが阻害される病気です。インスリンが正常に働かないと、血液中の栄養(ブドウ糖)を全身の細胞にうまく取り込めなくなります。血液中のブドウ糖を「血糖」と言いますが、糖尿病になると、血液中のブドウ糖を処理しきれなくなって、血糖値が上がります。糖尿病と歯周病は相互に関連しています。歯周病菌が出す毒素の影響でつくられる炎症物質「サイトカイン」が血管を通じて全身に放出されると、インスリンが効きにくくなって、糖尿病が発症・進行しやすくなります。

○誤嚥性肺炎

歯周病菌を含むお口の中の細菌が気管に入り込み、肺炎を発症する恐れがあります。高齢者や寝たきり、なんらかの後遺症で飲み込む力が低下していると起こりやすくなります。

○狭心症・心筋梗塞

歯周病の原因となる細菌の毒素が血流に入り動脈効果やその他の心臓疾患を引き起こします。

○心内膜炎

心臓の弁に歯周病菌が感染しておこることがあります。心臓弁膜症など基礎的な疾患がある人は要注意
です。

○胎児の低体重・早産

妊娠中は歯茎の炎症が起こりやすく、歯周病になる人が多くいます。歯周病の炎症に出てくる物質が胎盤に悪影響を及ぼすためだと考えられています。

さまざな疾患が関連していることがわかります。基本的には歯周病となる菌を減らすことです。第一にブラッシングになります。磨いていると磨けているは大きく違います。お口の中は複雑な構造をしているためその部分にあった手法、デンタルフロスや歯間ブラシなどの道具を使用して磨き残しがないように行わなければいけません。また、歯周病菌の活動を活発にする生活習慣(間食が多い・よく噛まずに食べる・喫煙・毎食後すぐ磨かない)などの改善が大切になります。また、歯周病を防ぐために効果的なのは歯科医院でメインテナンスを受けて頂くことです。的確な診断をしてもらい、個人にあったブラッシング手法を習得したり、定期的に自分自身では取り除けないプラークや歯石などを除去してもらいましょう。歯周病と診断された場合は早期の治療が必要になります。現在歯周病で悩まれている方がいましたらぜひ当院にお越し下さいませ。

 

  


2020年03月29日

皆さん、こんにちは!歯科衛生士の小網です。

季節外れの雪が降り、体調を崩されたりしていませんか?また、新型ウイルスも流行しており、不安な日々が続きますね。まずは手洗いうがいを徹底するようにしましょう!
さて、今回は当院のクラブ活動についてです!
クラブ活動はいわゆる、同好会みたいなものです。当院には登山部と辛い部があります!
先日は登山部が筑波山に登ってきました。
かなり本格的に活動しております。笑
本年度は初登りで張り切っていましたが、前日の雪の影響もあり過酷な登山となりました( ; ; )
山頂での1枚!
山頂での素晴らしい景色を見ると疲れも吹っ飛びますね!
この他にも高尾山や、鍋割山など多くの山に登っております!
2つ目の辛い部は当院の辛い物好きが集まり、船橋周辺の辛い料理店に行っています。ちなみに私も辛い部の一員です(^^)/
先日は岩丸先生と事務の青木さんと一緒に習志野にあるどてちんという激辛ラーメンを食べに行きました。
見た目もインパクトがありました(°_°)
青木さん、かなり苦戦していました笑
私が今まで食べたラーメンの中で1番辛かったですが、全員完食しました!ちなみに岩丸先生はぺろりと平らげていました!
皆様もぜひ、挑戦してみてください!
このように今は2つのクラブが主に活動しており、今後、増えていくかもしれません!
クラブ活動の様子などは当院のインスタグラムにもアップされておりますので、ぜひそちらでもご覧ください!

エピオスエコシステム

2020年03月17日

こんにちは。歯科医師の堀井です。

今回は当院で感染予防対策として導入しているエピオスエコシステムについて説明します。

エピオスエコシステムとは給水ユニット内、ユニットから出る水の残留塩素濃度を適切に保ち衛生的な環境で歯科治療を可能にするシステムです。

歯科治療では大量の水を使って、切削時や超音波器具を使用する際に発生する熱を冷却しています。

スケーリングや形成(型取り前に歯の形を整える処置)など、通常行うほとんどの処置が観血的なものです。(血が出る処置)

この際に使用する水は細菌の少ない綺麗なものが望ましいです。

1990年代ごろから、歯科ユニットの給水管内に形成される『バイオフィルムによる汚染』が注目されるようになりました。

バイオフィルムとは細菌が集まって形成される膜状のものです。

バイオフィルムを伴う細菌汚染がなぜ歯科ユニットの給水管内で起こってしまうのでしょうか。

考えられる原因はいくつかあります。

1つは歯科ユニットの給水系は長いため、切削器具や洗口用の水の注ぎ口までに接合部が多く経路が複雑であることです。

2つ目は診療後、一晩経つと歯科ユニットの給水系チューブ内に貯留している水の遊離残留塩素が減少してしまうことです。

歯科ユニットの汚染の原因にはもう一つ、サックバックという器械が水を吸い上げてしまう現象もあります。

日本では、平成19年に厚生労働省が設けた水質基準に関する省令によって水質管理目標設定項目に従属栄養細菌(Heterotrophic Plate Count)が追加されましたが、その目標値は、「1mlの検水で形成される集落数が2,000以下」となっています。

しかし現状では多くの歯科ユニットにおいて、水質管理目標設定項目の目標値を大幅に上回る従属栄養細菌が検出されているという報告があります。

通常使用される一般水道水は水道局によって、残留塩素濃度を必要最低限の 0.1 mg/L 以上 0.4 mg/L 以下に保つように規定されています。

エピオスエコシステムでは純水とNaCl(塩)の混合物を電気分解することで次亜塩素酸を生成します。これが水に溶け込むことで得られる次亜塩素酸水を、リアルタイムで濃度調整してユニットへ供給しています。そのため最終塩素濃度を1020mg/Lに維持することができ、効果的に給水系を殺菌することができます。

次亜塩素酸水は、大腸菌や黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌などの微生物に対する殺菌効果が認められ、平成15年に食品添加物として厚生労働省により指定を受けました。

人体に害がないことから、食品工場や飲食店で野菜や厨房機器の殺菌などにも広く利用されています。

当院では、患者様だけでなくスタッフも含めた歯科医院にかかわるすべての人のため衛生管理の一環として、院内で使用する「水」にこだわっています。

また、安心安全な歯科治療を提供できる水質基準を満たしている「歯科治療水安全認定施設」として登録されています。

歯ブラシの正しい磨き方と意義について

2020年01月19日

皆さんこんにちは!歯科衛生士の嶋です。

今回は歯ブラシの意義とその磨き方についてお話ししていまきす。

 

皆さん、歯ブラシは何のためにやっていますか?歯

ブラシは単に食べ残しである食片をとるためだけで

なく、本来の目的は虫歯の元であるプラーク(細菌

の塊)を取り除くことです。歯ブラシで磨かないと

プラークはどんどん貯まっていき、歯ブラシでは取

ることのできない固い歯石というものが沈着しま

す。歯石自体からは悪い毒素を出すことはありませ

んが、歯石を住み家に細菌が繁殖し、悪い毒素を出

します。その毒素が歯茎を腫らせたり、虫歯・歯周

病の原因となるのでしっかりとプラークを落とすこ

とが大事になります。

 

現在歯医者で歯ブラシ指導を一対一で行うことがあ

りますが、なぜ行なっているかというと、人それぞ

れ虫歯の出来やすさ、歯の本数、歯並びが違います

ので個々に合った正しい歯ブラシ指導が必要になり

ます。そこで、歯ブラシの正しい磨き方をお話しし

ていきます!

 

 

①歯の表側

歯ブラシを歯に対して直角にあて、   横に小刻

みに動かします。

 

 

 

 

 

 

 

②奥歯の溝

前にかき出すようなイメージで小刻みに動かしま

す。

 

 

 

 

③奥歯の裏側

歯ブラシを斜めに45度に傾けると届きやすくな

ります。

 

 

 

 

④前歯の裏側

歯ブラシを縦に当てて、汚れをかき出すように磨

きます。

 

 

 

 

 

基本的な歯ブラシの当て方をご紹介させて頂きまし

たが、こういった様々な指導を定期的に受けて頂く

ことによってお口の中の環境をよい状態に保つこと

ができます。

当院では歯ブラシだけではなく、様々な補助用具を

取り扱っており、1人1人のお口の状況に合った歯

ブラシ指導を行っています。ぜひ、当院にお越しい

ただき、定期的に歯ブラシ指導を受けて、一緒にお

口の健康を守っていきましょう!

知覚過敏

2019年09月16日

こんにちは。歯科医師の堀井です。今回は知覚過敏症についてお話します。
皆さんは冷たいものや歯ブラシをしたときに歯がしみることはありませんか?
冷たいものだけでなく甘いものがしみる場合や、治療した歯がしみてしまったり、
奥歯で硬いものを咬んだ時にピリっと感じるなど知覚過敏症にはいろいろなケースがあります。

知覚過敏症の原因は生活習慣に非常に密着しています。
炭酸飲料などの酸性飲食物の頻繁摂取や、
歯ぎしり、食いしばりによって歯に強い咬合力が加わることが、
知覚過敏症の発症、悪化、再発に大きくかかわってきます。

知覚過敏症の主な原因には

①不良なプラークコントロール(細菌の産生する酸)
②酸の過剰摂取・頻繁な嘔吐
③歯頚部実質欠損
④咬耗による象牙質露出
⑤歯ブラシによる摩耗(荒い研磨剤)
⑥歯石付着抑制歯磨剤(ピロリン酸ナトリウム)の使用
⑦その他(プール中の塩素等)

などがあげられます。
知覚過敏症は一種の生活習慣病ととらえることができます。
したがって知覚過敏の症状を改善して原因を除去するためには、生活習慣の改善が必要になる場合があります。

知覚過敏の発生機序として現在、一般に考えられているのは動水力学説という、
1890年代に窩底の液体の動きを観察したGysiの臨床報告に基づいたものです。

露出した象牙質に開口した、象牙細管の管内組織液がさまざまな刺激によって動くことで、
鋭敏となった神経終末や象牙芽細胞が興奮して痛みが生じます。

また知覚過敏発症のプロセスの一つとして
歯面へのプラークの滞留

歯周病の進行

歯肉退縮

象牙質露出

知覚過敏発症

痛みによるブラッシング不良

さらなるプラークの滞留

歯周病・知覚過敏のさらなる進行
という悪循環があります。

知覚過敏症を改善するためにまず行うことは、口腔内を酸性状態にしないことです。

①食べたり飲んだりしたらすぐに水で口をよくゆすぐ
②食後3分以内にできれば歯を磨く
③酸性食品の習慣性摂取をやめる
等のホームケアが有効です。

食後三分ほどで口腔内は酸性に傾き、歯の表面のエナメル質が溶け出してしまう臨界pH(pH5.5)
に達します。

なので、できる限り食後早めにブラッシングを行いましょう。
ただし荒い研磨剤入りの歯磨き粉は歯を摩耗させてしまうので、
歯磨剤をつけずに磨くか、研磨剤の入っていない知覚過敏症に対応した歯磨剤を使用してください。

知覚過敏用の歯磨剤には

シュミテクトシリーズ

システマセンシティブ ソフトペースト

メルサージュヒスケア

チェックアップ ルートケア

GUM Pro’sデンタルジェル センシティブ

などがあります。

これらの知覚過敏用の歯磨剤を用いた日常的なケアは、
知覚過敏症の発症予防を含めて非常に効果的です。

詰め物、被せ物について

2019年07月24日

皆さんこんにちは!歯科衛生士の吉田です(*^_^*)

今回は保険診療で使われる詰め物、被せ物についてお話します!

虫歯治療における詰め物や被せ物というのは、保険診療でも実施することができます。詰め物は比較的小さな虫歯に対して行われる治療で、被せ物はかなり重症度の高い虫歯に対して行われる治療です。

専門的には詰め物がインレー、被せ物がクラウンと呼ばれています。

 

▷詰め物(インレー)

 

①銀色の金属素材

 

主に奥歯の詰め物として使用される銀色の金属のインレー。

「金銀パラジウム合金」という金属が使用される。

<メリット>

・金属なので強度が強く、強い力のかかる部位にでも使用できる

・保険適用の場合は安価

<デメリット>

・金属なので見た目が良くない

・時間が経つと金属が錆びて溶け出し、歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーなどを引き起こす可能性が高い(錆びにくい金属である貴金属は、保険では使えない)

 

▷被せもの(クラウン)

①硬質レジン(歯科用プラスチック)

<メリット>

・色が歯に似ているので見た目が良い

・金属を使用しないので、金属の溶け出しによる歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーがない

・保険適応なので安価

<デメリット>

・時間が経つと変色する(見た目が悪くなってくる)

・強度が強くないので、奥歯など強い力のかかる部位には向かない場合がある

・すり減りやすい

・汚れ(プラーク)が付きやすい

・保険の適応範囲は前歯・犬歯のみで、奥歯には適応されない(ただし、歯科医師が噛み合わせの力に耐えうると判断した場合に限り小臼歯まで可能)

 

②金属冠(銀歯)

金属冠(銀歯)冠全体が金属で出来ている、いわゆる「銀歯」。保険でクラウン(差し歯)を作る場合には、基本的に前から4番目以降の歯はすべてこの金属冠(銀歯)

<メリット>

・金属なので強度が強く、強い力がかかる部位にでも使用できる

・保険適応なので安価

<デメリット>

・金属なので見た目が良くない

・時間が経つと金属が錆びて溶け出し、歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーなどを引き起こす可能性がある

 

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

詰め物、被せ物でお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度当院にてご相談ください!

マイオブレースについて

2019年07月20日

皆さんこんにちは!歯科衛生士の嶋です。

今回はマイオブレースについてお話します!

お子様の歯並びが心配ではありませんか?

近年ではなんと4人のうち3人に顎の発育に問題があり歯並びが悪いといわれています。歯並びや噛み合わせの原因は遺伝だけではありません。発育不良や口呼吸、べろのクセや指しゃぶり、頬杖、噛みしめなどさまざま考えられます。頬やべろ、唇を含めたお口まわりの筋肉の使い方が顎の発育に大きく影響するのです。

船橋こども歯科ではお口まわりの筋機能トレーニングによるマイオブレースという矯正治療を導入しています。

マイオブレースとは?

お口まわりの筋機能を改善してバランスよく健やかな顎や歯の成長を促すためのシステムです。着脱可能なマイオブレースを装着してトレーニングします。マイオブレースで直接歯を動かすのではなく、筋肉の機能を改善することで結果的に歯や顎、そして顔のバランスを整えていきます。

 

<適応年齢>

5〜10歳

<マイオブレースの特徴>

・後戻りしない

・歯を抜く必要がない

・べろの位置を安定させ、口呼吸から鼻呼吸へと促す

・正しい飲み込みができるようになる

<使用内容>

・日中1時間と就寝時に装着

・保護者の方と一緒に毎日の自宅でのトレーニング

・月に1回歯科衛生士によるトレーニングの確認と

Drによるお口の中の確認

マイオブレース・アクティビティーズとは?

マイオブレース・アクティビティーズとはお子様専用の教育プログラムを使用し、歯や顎の成長の発達を妨げるお口の習癖を正していくトレーニングです。アクティビティを継続して行っていくと、お口まわりの筋肉が正しく動くようになります。上下左右のバランスが整い、べろや頬、唇の筋肉のバランスも整います。そのためしっかり飲み込むことができるようになり、いつの間にか鼻呼吸ができるようになっています。姿勢も正しくなるので、お口まわりだけでなく全身の健やかな成長にも繋がります。

 

 

お子様に「いつも口を開けている」「口呼吸をしている」「飲み込んだ時唇が閉じていない」などの気になる症状がありましたら、お気軽にご相談下さい!

当院の初診〜治療開始まで

2019年06月8日

皆さまこんにちは!
歯科衛生士の小網です。
関東も梅雨入りしましたね!

さて今回は当院の初診から治療までの流れについてお話しさせていただきます!

当院では初めて来院された患者様にはカウンセリングと検査を中心に行ない、お口の中の状況把握をさせて頂きます。
まずはカウンセリングルームで、お話を聴かせて頂きます。時間や周りの雑音を気にする事なく、あなたの思いをお聞かせ下さい。その後、診療室にご案内します。

最初に、お口の中の写真、レントゲン写真、そして、お口の中全体のチェックを行います。その資料を元に説明をさせて頂き、診断をさせていただいてます。
基本的に、その日から診療することはありません。
お口の中の写真を撮ることで私達は以下の事を読み取っています。


① 歯肉の色
(淡いピンク、発赤、メラニン色素沈着)
② 歯肉の形態(退宿、腫脹、肥厚)
③ 歯肉の質(浮腫性、繊維性)
④ 歯肉の硬さ・緊張度
(軟らかい、硬い、引き締まっている)
⑤ 付着歯肉の幅(正常、狭い、広い)
⑥ 歯肉の損傷(擦過傷、クレフト)
⑦ 歯根露出状態(歯頸線の位置)
⑧ 歯面の状態
(プラーク、歯石、外来性沈着物)
⑨ 歯質の損傷(摩耗、楔状欠損)
⑩ 歯列の状態
(正常、叢生、転位、捻転、離開など)
⑪ 補綴装置(適合、不適合、破損)

このような情報を読み取り、より正確な診断ができるようにするためにお写真を撮らせて頂いてます。
また、レントゲン写真の撮影は目では確認できない虫歯の有無、顎の骨の状態、親知らずの存在、歯周病の程度などを確認するための欠かせない検査項目となっています。

このようにして当院は患者様により良い治療を提供するために様々な検査を行い、皆様にご協力いただいています。患者様を知ることにより、初めてその方にあった診療計画を提案することが出来ます。患者様へ満足と安心を与えることが私たちの最も大切にしていることです。

何か気になることやお口のことでお悩みの皆様、ぜひ当院に一度お越しください!
心よりお待ちしております。

型取りについて

2019年05月27日

こんにちは。歯科医師の堀井です。今回は型取りに使う材料についてお話します。
虫歯の治療に使う被せ物や詰め物は、歯の形態を再現した模型をつかって製作します。
この作業を行う模型を作るためにお口の中の型取り(印象採得)をします。
型取りは被せ物の製作過程における最初のステップであり、またよい型を取ることが治療の成否を左右する大変重要なステップでもあります。
よい印象の条件は歯の形を変形させることなく、寸法の変化もなく表面の性状を細部まで正確に再現していることです。これを実現するため、力を加えたときには変形し、力を取り除けば形が元に戻ろうとする弾性という性質が必要です。材料が固まった後に歯の凹凸を乗り越えて外す必要があるからです。
初めて歯科で弾性のある印象材が導入されたのは、1937年A.W.Searsによる寒天印象とされています。その後、寒天と同じハイドロコロイド系印象剤であるアルジネートや、
ポリサルファイド、シリコーンおよびポリエーテル系などのラバー系の材料が登場しました。
当院では現在、付加型シリコーンラパー印象材による二重同時印象法(ダブルミックス印象法)と寒天とアルジネートを使用した連合印象法で型取りを行っています。
付加型シリコーンラパー印象材はラパー系印象材としては最も新しいもので、固まってからの経時的な寸法安定性がとても優れているため、精度のいい模型を歯型材の注入時期に左右されることなく得ることができます。
二重同時印象法では流動性の違う二種類のタイプを同時に使う方法です。
印象採得にかかる時間が短く、苦痛が少ないメリットがあります。
寒天印象剤は歴史的に最も古い弾性印象剤で、温度変化によって固まるゾル-ゲル反応を利用しています。
精度はいい材料ですが、空気中では乾燥により収縮し水中では吸水により膨潤するため、変形が生じやすいです。
寒天アルジネート連合印象は、印象精度に優れた寒天印象材と精度としては不十分ですが
操作性、経済性に優れたアルジネート印象材の両者の特徴を利用した印象法です。
印象の大部分はアルジネート印象材であるため、ラパー系の印象材による印象法に比べて印象精度は低いものの経済的であるため保険診療において広く使われています。
またラバー系の印象材と、水分を多く含むハイドロコロイド系印象材では模型を作る際に使用する石膏との馴染みが違います。被せ物を作る模型に使用する石膏には硬石膏と、より精度の高い超硬石膏があります。膨張量の小さな超硬石膏によるものが硬石膏によるものより10マイクロメートル程誤差が小さくなります。
ラバー系印象材は超硬石膏も硬石膏も使えますが一般に、ハイドロコロイド系印象材には超硬石膏は適さず、硬石膏を用います。
どちらの印象材を用いた場合も基本的な術式を忠実に守ることが、精度の高い模型を得るうえで重要です。

個別相談へのご案内

診療時間
午前: 9:00~13:00×
午後:14:30~18:00×
  • ※ △土曜:9:00~17:00
  • ※ 日・祝日は休診

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