2020年01月19日
     	皆さんこんにちは!歯科衛生士の嶋です。
今回は歯ブラシの意義とその磨き方についてお話ししていまきす。
 
皆さん、歯ブラシは何のためにやっていますか?歯
ブラシは単に食べ残しである食片をとるためだけで
なく、本来の目的は虫歯の元であるプラーク(細菌
の塊)を取り除くことです。歯ブラシで磨かないと
プラークはどんどん貯まっていき、歯ブラシでは取
ることのできない固い歯石というものが沈着しま
す。歯石自体からは悪い毒素を出すことはありませ
んが、歯石を住み家に細菌が繁殖し、悪い毒素を出
します。その毒素が歯茎を腫らせたり、虫歯・歯周
病の原因となるのでしっかりとプラークを落とすこ
とが大事になります。
 
現在歯医者で歯ブラシ指導を一対一で行うことがあ
りますが、なぜ行なっているかというと、人それぞ
れ虫歯の出来やすさ、歯の本数、歯並びが違います
ので個々に合った正しい歯ブラシ指導が必要になり
ます。そこで、歯ブラシの正しい磨き方をお話しし
ていきます!
 
 
①歯の表側
歯ブラシを歯に対して直角にあて、   横に小刻
みに動かします。

 
 
 
 
 
 
 
②奥歯の溝
前にかき出すようなイメージで小刻みに動かしま
す。

 
 
 
 
③奥歯の裏側
歯ブラシを斜めに45度に傾けると届きやすくな
ります。

 
 
 
 
④前歯の裏側
歯ブラシを縦に当てて、汚れをかき出すように磨
きます。

 
 
 
 
 
基本的な歯ブラシの当て方をご紹介させて頂きまし
たが、こういった様々な指導を定期的に受けて頂く
ことによってお口の中の環境をよい状態に保つこと
ができます。
当院では歯ブラシだけではなく、様々な補助用具を
取り扱っており、1人1人のお口の状況に合った歯
ブラシ指導を行っています。ぜひ、当院にお越しい
ただき、定期的に歯ブラシ指導を受けて、一緒にお
口の健康を守っていきましょう!
     
      
      
	  2019年09月16日
     	こんにちは。歯科医師の堀井です。今回は知覚過敏症についてお話します。
皆さんは冷たいものや歯ブラシをしたときに歯がしみることはありませんか?
冷たいものだけでなく甘いものがしみる場合や、治療した歯がしみてしまったり、
奥歯で硬いものを咬んだ時にピリっと感じるなど知覚過敏症にはいろいろなケースがあります。
知覚過敏症の原因は生活習慣に非常に密着しています。
炭酸飲料などの酸性飲食物の頻繁摂取や、
歯ぎしり、食いしばりによって歯に強い咬合力が加わることが、
知覚過敏症の発症、悪化、再発に大きくかかわってきます。
知覚過敏症の主な原因には
①不良なプラークコントロール(細菌の産生する酸)
②酸の過剰摂取・頻繁な嘔吐
③歯頚部実質欠損
④咬耗による象牙質露出
⑤歯ブラシによる摩耗(荒い研磨剤)
⑥歯石付着抑制歯磨剤(ピロリン酸ナトリウム)の使用
⑦その他(プール中の塩素等)
などがあげられます。
知覚過敏症は一種の生活習慣病ととらえることができます。
したがって知覚過敏の症状を改善して原因を除去するためには、生活習慣の改善が必要になる場合があります。
知覚過敏の発生機序として現在、一般に考えられているのは動水力学説という、
1890年代に窩底の液体の動きを観察したGysiの臨床報告に基づいたものです。
露出した象牙質に開口した、象牙細管の管内組織液がさまざまな刺激によって動くことで、
鋭敏となった神経終末や象牙芽細胞が興奮して痛みが生じます。
また知覚過敏発症のプロセスの一つとして
歯面へのプラークの滞留
↓
歯周病の進行
↓
歯肉退縮
↓
象牙質露出
↓
知覚過敏発症
↓
痛みによるブラッシング不良
↓
さらなるプラークの滞留
↓
歯周病・知覚過敏のさらなる進行
という悪循環があります。
知覚過敏症を改善するためにまず行うことは、口腔内を酸性状態にしないことです。
①食べたり飲んだりしたらすぐに水で口をよくゆすぐ
②食後3分以内にできれば歯を磨く
③酸性食品の習慣性摂取をやめる
等のホームケアが有効です。
食後三分ほどで口腔内は酸性に傾き、歯の表面のエナメル質が溶け出してしまう臨界pH(pH5.5)
に達します。
なので、できる限り食後早めにブラッシングを行いましょう。
ただし荒い研磨剤入りの歯磨き粉は歯を摩耗させてしまうので、
歯磨剤をつけずに磨くか、研磨剤の入っていない知覚過敏症に対応した歯磨剤を使用してください。
知覚過敏用の歯磨剤には
シュミテクトシリーズ
システマセンシティブ ソフトペースト
メルサージュヒスケア
チェックアップ ルートケア
GUM Pro’sデンタルジェル センシティブ
などがあります。
これらの知覚過敏用の歯磨剤を用いた日常的なケアは、
知覚過敏症の発症予防を含めて非常に効果的です。

     
      
      
	  2019年07月24日
     	皆さんこんにちは!歯科衛生士の吉田です(*^_^*)
今回は保険診療で使われる詰め物、被せ物についてお話します!
虫歯治療における詰め物や被せ物というのは、保険診療でも実施することができます。詰め物は比較的小さな虫歯に対して行われる治療で、被せ物はかなり重症度の高い虫歯に対して行われる治療です。
専門的には詰め物がインレー、被せ物がクラウンと呼ばれています。
 
▷詰め物(インレー)
 
①銀色の金属素材

 
主に奥歯の詰め物として使用される銀色の金属のインレー。
「金銀パラジウム合金」という金属が使用される。
<メリット>
・金属なので強度が強く、強い力のかかる部位にでも使用できる
・保険適用の場合は安価
<デメリット>
・金属なので見た目が良くない
・時間が経つと金属が錆びて溶け出し、歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーなどを引き起こす可能性が高い(錆びにくい金属である貴金属は、保険では使えない)
 
▷被せもの(クラウン)
①硬質レジン(歯科用プラスチック)
<メリット>
・色が歯に似ているので見た目が良い
・金属を使用しないので、金属の溶け出しによる歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーがない
・保険適応なので安価
<デメリット>
・時間が経つと変色する(見た目が悪くなってくる)
・強度が強くないので、奥歯など強い力のかかる部位には向かない場合がある
・すり減りやすい
・汚れ(プラーク)が付きやすい
・保険の適応範囲は前歯・犬歯のみで、奥歯には適応されない(ただし、歯科医師が噛み合わせの力に耐えうると判断した場合に限り小臼歯まで可能)
 
②金属冠(銀歯)

金属冠(銀歯)冠全体が金属で出来ている、いわゆる「銀歯」。保険でクラウン(差し歯)を作る場合には、基本的に前から4番目以降の歯はすべてこの金属冠(銀歯)
<メリット>
・金属なので強度が強く、強い力がかかる部位にでも使用できる
・保険適応なので安価
<デメリット>
・金属なので見た目が良くない
・時間が経つと金属が錆びて溶け出し、歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーなどを引き起こす可能性がある
 
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
詰め物、被せ物でお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度当院にてご相談ください!
     
      
      
	  2019年07月20日
     	皆さんこんにちは!歯科衛生士の嶋です。
今回はマイオブレースについてお話します!
お子様の歯並びが心配ではありませんか?
近年ではなんと4人のうち3人に顎の発育に問題があり歯並びが悪いといわれています。歯並びや噛み合わせの原因は遺伝だけではありません。発育不良や口呼吸、べろのクセや指しゃぶり、頬杖、噛みしめなどさまざま考えられます。頬やべろ、唇を含めたお口まわりの筋肉の使い方が顎の発育に大きく影響するのです。
船橋こども歯科ではお口まわりの筋機能トレーニングによるマイオブレースという矯正治療を導入しています。
マイオブレースとは?
お口まわりの筋機能を改善してバランスよく健やかな顎や歯の成長を促すためのシステムです。着脱可能なマイオブレースを装着してトレーニングします。マイオブレースで直接歯を動かすのではなく、筋肉の機能を改善することで結果的に歯や顎、そして顔のバランスを整えていきます。
 

<適応年齢>
5〜10歳
<マイオブレースの特徴>
・後戻りしない
・歯を抜く必要がない
・べろの位置を安定させ、口呼吸から鼻呼吸へと促す
・正しい飲み込みができるようになる
<使用内容>
・日中1時間と就寝時に装着
・保護者の方と一緒に毎日の自宅でのトレーニング
・月に1回歯科衛生士によるトレーニングの確認と
Drによるお口の中の確認
マイオブレース・アクティビティーズとは?
マイオブレース・アクティビティーズとはお子様専用の教育プログラムを使用し、歯や顎の成長の発達を妨げるお口の習癖を正していくトレーニングです。アクティビティを継続して行っていくと、お口まわりの筋肉が正しく動くようになります。上下左右のバランスが整い、べろや頬、唇の筋肉のバランスも整います。そのためしっかり飲み込むことができるようになり、いつの間にか鼻呼吸ができるようになっています。姿勢も正しくなるので、お口まわりだけでなく全身の健やかな成長にも繋がります。
 

 
お子様に「いつも口を開けている」「口呼吸をしている」「飲み込んだ時唇が閉じていない」などの気になる症状がありましたら、お気軽にご相談下さい!
     
      
      
	  2019年06月8日
     	皆さまこんにちは!
歯科衛生士の小網です。
関東も梅雨入りしましたね!
さて今回は当院の初診から治療までの流れについてお話しさせていただきます!
当院では初めて来院された患者様にはカウンセリングと検査を中心に行ない、お口の中の状況把握をさせて頂きます。
まずはカウンセリングルームで、お話を聴かせて頂きます。時間や周りの雑音を気にする事なく、あなたの思いをお聞かせ下さい。その後、診療室にご案内します。
最初に、お口の中の写真、レントゲン写真、そして、お口の中全体のチェックを行います。その資料を元に説明をさせて頂き、診断をさせていただいてます。
基本的に、その日から診療することはありません。
お口の中の写真を撮ることで私達は以下の事を読み取っています。

① 歯肉の色
(淡いピンク、発赤、メラニン色素沈着)
② 歯肉の形態(退宿、腫脹、肥厚)
③ 歯肉の質(浮腫性、繊維性)
④ 歯肉の硬さ・緊張度
(軟らかい、硬い、引き締まっている)
⑤ 付着歯肉の幅(正常、狭い、広い)
⑥ 歯肉の損傷(擦過傷、クレフト)
⑦ 歯根露出状態(歯頸線の位置)
⑧ 歯面の状態
(プラーク、歯石、外来性沈着物)
⑨ 歯質の損傷(摩耗、楔状欠損)
⑩ 歯列の状態
(正常、叢生、転位、捻転、離開など)
⑪ 補綴装置(適合、不適合、破損)
このような情報を読み取り、より正確な診断ができるようにするためにお写真を撮らせて頂いてます。
また、レントゲン写真の撮影は目では確認できない虫歯の有無、顎の骨の状態、親知らずの存在、歯周病の程度などを確認するための欠かせない検査項目となっています。

このようにして当院は患者様により良い治療を提供するために様々な検査を行い、皆様にご協力いただいています。患者様を知ることにより、初めてその方にあった診療計画を提案することが出来ます。患者様へ満足と安心を与えることが私たちの最も大切にしていることです。
何か気になることやお口のことでお悩みの皆様、ぜひ当院に一度お越しください!
心よりお待ちしております。
     
      
      
	  2019年05月27日
     	こんにちは。歯科医師の堀井です。今回は型取りに使う材料についてお話します。
虫歯の治療に使う被せ物や詰め物は、歯の形態を再現した模型をつかって製作します。
この作業を行う模型を作るためにお口の中の型取り(印象採得)をします。
型取りは被せ物の製作過程における最初のステップであり、またよい型を取ることが治療の成否を左右する大変重要なステップでもあります。
よい印象の条件は歯の形を変形させることなく、寸法の変化もなく表面の性状を細部まで正確に再現していることです。これを実現するため、力を加えたときには変形し、力を取り除けば形が元に戻ろうとする弾性という性質が必要です。材料が固まった後に歯の凹凸を乗り越えて外す必要があるからです。
初めて歯科で弾性のある印象材が導入されたのは、1937年A.W.Searsによる寒天印象とされています。その後、寒天と同じハイドロコロイド系印象剤であるアルジネートや、
ポリサルファイド、シリコーンおよびポリエーテル系などのラバー系の材料が登場しました。
当院では現在、付加型シリコーンラパー印象材による二重同時印象法(ダブルミックス印象法)と寒天とアルジネートを使用した連合印象法で型取りを行っています。
付加型シリコーンラパー印象材はラパー系印象材としては最も新しいもので、固まってからの経時的な寸法安定性がとても優れているため、精度のいい模型を歯型材の注入時期に左右されることなく得ることができます。
二重同時印象法では流動性の違う二種類のタイプを同時に使う方法です。
印象採得にかかる時間が短く、苦痛が少ないメリットがあります。
寒天印象剤は歴史的に最も古い弾性印象剤で、温度変化によって固まるゾル-ゲル反応を利用しています。
精度はいい材料ですが、空気中では乾燥により収縮し水中では吸水により膨潤するため、変形が生じやすいです。
寒天アルジネート連合印象は、印象精度に優れた寒天印象材と精度としては不十分ですが
操作性、経済性に優れたアルジネート印象材の両者の特徴を利用した印象法です。
印象の大部分はアルジネート印象材であるため、ラパー系の印象材による印象法に比べて印象精度は低いものの経済的であるため保険診療において広く使われています。
またラバー系の印象材と、水分を多く含むハイドロコロイド系印象材では模型を作る際に使用する石膏との馴染みが違います。被せ物を作る模型に使用する石膏には硬石膏と、より精度の高い超硬石膏があります。膨張量の小さな超硬石膏によるものが硬石膏によるものより10マイクロメートル程誤差が小さくなります。
ラバー系印象材は超硬石膏も硬石膏も使えますが一般に、ハイドロコロイド系印象材には超硬石膏は適さず、硬石膏を用います。
どちらの印象材を用いた場合も基本的な術式を忠実に守ることが、精度の高い模型を得るうえで重要です。
     
      
      
	  2019年05月24日
     	
こんにちは!
歯科衛生士の平田です。今回は当院で1番オススメしているポイックウォーターについて
分かりやすく説明させて頂きたいと思います。
POICウォーターとは 不純物を極限まで取り除いた「超純水」と、純度99.9%の「塩」を混合し「電気分解」した薬品を全く使用しない、殺菌水です。
しかも市販されている洗口液と比べると安全性と殺菌力は一目瞭然。
 (さらに…)
     
      
      
	  2019年04月14日
     	 
こんにちは。管理栄養士の布施です。
 
4月も半分が過ぎようとしていますね。みなさん新年度、新生活には慣れてきましたか?市川ビルさとう歯科医院では5名のスタッフを新たに迎えました!今回は私たち医院のスタッフについて簡単にお話ししたいと思います。
 
市川ビルさとう歯科医院には様々な職種のスタッフが在籍しています。歯科医師、歯科衛生士、トリートメントコーディネーター、保育士、管理栄養士、歯科助手、総勢28名でみなさまのお口の環境のサポートをしています!
 
 
●歯科医師
2名のドクターが加わり、8名となりました!(常勤、非常勤含む)
患者様にとって何が1番ベストか常に考えて治療しています。そして患者様が安心して治療できるように、丁寧な説明を心がけています。最近は人数も増えたので、診療の合間をみて先輩ドクターの治療を見学したり、後輩ドクターへ指導する姿をよく目にします。とても勉強熱心なドクターたちです!
 
 
●歯科衛生士
こちらも新たに2名が加わり、9名になりました。主に2階でお口のメンテナンスを行っています。1階では治療のアシスタントとしてドクターのサポートも行います。丁寧な施術のためにセミナーに参加したり院内の勉強会があったり、診療時間外の取り組みも印象的です!
 
 
●トリートメントコーディネーター
他の職種と兼任で3名のトリートメントコーディネーターがいます。治療前のコンサルが主な仕事です。患者様1人1人に合わせた治療プランを提示してわかりやすい説明を心掛けています。事前準備からコンサル後のドクターへの引き継ぎまで、患者様の不安が取り除けるような対応をしています!
 
 
●保育士
受付も兼任していて笑顔が魅力的な2名です!お父さんお母さんが治療している間はお子様をお預かりしています。アシスタントとしてドクターの治療のサポートをしたり、船橋こども歯科では週に2回モーモークラブにも参加しています。臨機応変に対応できるスタッフです!
 
 
●管理栄養士
3名在籍していて、市川ビルさとう歯科医院では歯科助手としてドクターの治療のサポートをします。管理栄養士としては船橋こども歯科での保健指導に力を入れています。食育や小児の口腔機能について勉強するために外部のセミナーにも積極的に参加しています!
 
 
●歯科助手
新人スタッフ1名が加わり、3名になりました!ドクターのアシスタントとして治療の準備やサポートをしています。積極的で努力家なスタッフたちです!スムーズな治療のためにドクターとのコミュニケーションをとても大切にしています。
 
 
各職種の個性を活かしながら、患者様により良い医療を提供できるよう日々取り組んでおります。今後も新体制となった市川ビルさとう歯科医院をどうぞよろしくお願いいたします!
 
     
      
      
	  2019年03月18日
     	皆さまこんにちは!
歯科衛生士の宮内です。
最近は徐々に暖かくなってきて、春の匂いがしてきました!
さて今回は歯ブラシについてのお話をさせていただきます。
いきなりですが皆様が毎日使用している歯ブラシ、本当に自分に合ったものを使えていますか?歯ブラシ選びを間違えると磨き残しをしてむし歯を作ってしまったり、歯茎を傷つけたりしてかえって逆効果になる事もあります。毎日使用するものだからこそ、自分に合った歯ブラシを選び、いつまでも健康な歯を目指しましょう!
歯ブラシを選ぶ時のポイントは3つです。
①毛先の形態
②毛の硬さ
③ヘッドの大きさ
①の毛先の形態は一般的にはラウンド毛という先端が丸みを帯びているものがおススメです。歯肉炎や歯周病が進行している方には極細毛や、超極細毛などの毛先が細いもの選ぶことによって歯茎の中まで歯ブラシの毛を届ける事ができます。
②の毛の硬さは硬すぎると歯茎を傷つけてしまい、やわらかすぎると汚れを落としきることができません。歯茎の状態、磨く時の力の入り具合に合わせて自分に合った歯ブラシの硬さを選択しましょう。
③のヘッドの大きさは自分の磨き方から選択します。歯磨きをする際に1本ずつ細かく磨くことができる人や、お口が小さい人にはヘッドが小さいものがオススメです。また、細かく磨くことが苦手な人はヘッドが大きいものがおススメです。

 
そこで当院でオススメさせていただく歯ブラシが歯医者のメーカー「GC」から販売されている「ルシェロ」の歯ブラシです!

 
ルシェロ歯ブラシは虫歯予防から歯周病予防までバリエーションが幅広く、患者さまのお口の状態に合わせた歯ブラシを選択することができます。また、ルシェロ歯ブラシは日本人のお口のカーブに合わせて作られているため、角度をつけて当てなくてはならない奥歯も歯ブラシを当てるだけで簡単に歯面にフィットします!
ルシェロ歯ブラシは主に虫歯予防や歯肉炎に効果的な「ルシェロB」と歯周病に効果的な「ルシェロP」があります。

ルシェロBの歯ブラシの特徴は、短い毛と長い毛が使われていることです!短い毛が歯面の汚れを、長い毛が歯と歯の間の汚れをかき出してくれるので、歯ブラシを横に動かすだけで誰でも効率的に汚れを落とすことができます!

ルシェロPの歯ブラシの特徴は、毛先がGCオリジナルの極細毛になっているため炎症を起こしている歯茎にも入り込み汚れをかき出すことができます。
ルシェロ歯ブラシは他にもヘッドの大きさ、毛のかたさもにも様々な種類があります!
また、歯ブラシを使用する上でもうひとつのポイントは歯ブラシの交換時期です。1ヶ月を過ぎると歯ブラシの毛が開いていなくても毛のコシや張りは徐々に落ちてきます。汚れをしっかり除去するためにも、歯ブラシは1ヶ月で交換することをオススメします。
当院では患者さま一人一人に最適な歯ブラシを処方させていただきます。私に合った歯ブラシがわからないという方は、お気軽にスタッフにお声掛け下さい。
     
      
      
	  2019年03月11日
     	皆さまこんにちは!
歯科衛生士の小網です。
今回はメインテナンスの内容
などのお話です!
皆さんは最近いつ、歯科医院に行きましたか?歯の痛みやムシ歯など、何か不調が起こってからでないと行かないという方は要注意です!健康のためには、日頃から定期的に歯科医院で歯科健診を受けることが大切です。
歯科健診では、
ムシ歯のチェック
ハグキのチェック
ブラッシング指導
プラーク(歯垢)の染め出しチェック
プラーク(歯垢)や歯石の除去
歯科相談
お口の中の粘膜の病気チェック
噛みあわせのチェック
などをしてもらえます。
ちなみに当院でのメインテナンスの内容は
虫歯チェック
歯石除去
PMTC
ブラッシング指導
を主に1時間かけて丁寧にやらせて頂いてます。
歯や歯肉の状態を診察してもらうのはもちろんですが、歯科衛生士が機械や器具を使って、自分では落とせない歯の汚れをクリーニングをしたり正しいブラッシング方法の指導を受けることもできます。歯ブラシ指導では歯の磨き方だけではなく患者様一人ひとりのお口に合わせて歯ブラシを歯科衛生士が選ばせて頂く歯ブラシ処方もやっています!
また当院では希望される方は唾液検査、細菌検査、口臭検査、光殺菌治療、歯肉マッサージを受けることができます!
さらに1か月に1回メインテナンスに来て頂いている方にはプチホワイトニングと高濃度水素吸引を受けることもできます。

定期的に歯科健診を受けるメリットは
かかりつけの歯科医院を作り、定期的に通院していると、お口や歯の小さな変化も見逃さず、ムシ歯・歯周病の予防や早期発見などにつながるというメリットがあります。
歯やお口の状態にもよりますが、通院の頻度は当院では綺麗な方でも3か月に一度のクリーニングをお勧めさせて頂いてます。
ムシ歯や歯周病になってしまってから治療に通うよりも、予防することで結果的に医療費が安く済むというメリットもあるのです。「治療よりも予防」が健康のためにも、費用の面でもお得なのです。
予防とは、「虫歯や歯周病を防ぐこと」です。しかし、当院ではもう一歩先の「予防」を実践しています。一歩先とは、「長期にわたってお口の健康を維持し、かつ、患者様の生活の質を向上させること」。ぜひ皆さまも当院で定期健診・定期クリーニングを受けてくださいね!