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手の骨でだいたいの年齢がわかる?

2025年03月28日

こんにちは!

歯科助手の長岡です!

今回は手の骨についてお話します🙇‍♀️

 

さっそくですが、歯の治療と手の骨って関係ある?と思いますよね🤔

歯科では小児矯正を行う際に、手のレントゲン写真を撮ります。

実は手を詳しく調べることで骨の年齢を割り出すことができます。

小児矯正の目標は当然歯ならびを整えることもあるのですが、「成長を阻害する原因を排除し、成長を誘導してあげる」ことが最大の目標となります。

大人の矯正との最大の差は、「成長の有無」です。

この成長を見守って適宜、矯正装置を追加していくことが小児矯正では重要になります。

 

手の骨は年齢によって成長の度合いがほぼ決まっているため、手の骨の形や数を調べることで全身の骨の成長段階を知ることができますが、人の骨はいろいろな要因から実年齢とはズレが生じることがあります。

お子さまの成長は一人ひとりで異なる為、ある時急に背が伸びることもあれば、しばらく停滞期間があることもありますよね。

骨年齢と実年齢を比べれば、身体の成長の度合いを導き出すことが可能です。

では、実際にどうやって成長具合を判断しているのか見ていきましょう!

 

 

① 骨端線(こったんせん)

こどもの足や腕の骨の端には、すき間があります。これを骨端線と呼びます。

思春期の後半になると、骨は成熟が完了しておとなの骨になり、骨端線は見えなくなります。

そして身長の伸びも止まります。

骨端線の状態から、骨の成長段階を知ることができます。

② 手根骨(しゅこんこつ) 

手首のすぐ上(手根部)には、手根骨という小さな骨がいくつか集まっています。

1歳では、手根骨は2個くらいですが、10歳くらいで7個に増え、大人になると8個になり、

それぞれの骨が大きくしっかりします。手根骨の状態を調べ、骨の成長段階を判断することもできます。

 

いかがでしたか?

手の骨のレントゲンでまだ小児の矯正ができるのか、もう大人と変わらない矯正になるのかがわかりやすくなりますね。

当院でもお子さまから大人の方まで矯正治療を行っていますので、少しでも気になる事があればお気軽にスタッフにお声がけください☺️

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