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歯肉退縮について

2023年05月20日

 

こんにちは!歯科医師の津田です!

みなさん5月病にならず元気にお過ごしでしょうか?私はおかげさまで元気です✌️

歯周病で歯肉が下がってくるのは知っている方も多いと思いますが、矯正治療でも歯肉が下がってくることをみなさんご存知でしょうか? 

今回は歯肉退縮についてお話していきます。
歯肉退縮とは、歯肉の位置が根尖方向へ移動し、根面が露出した状態をいいます。
それにより歯根面が露出し知覚過敏が生じることが多いです。

歯肉退縮の主な原因としては
①加齢変化
②不適切な歯磨きのやり方
③歯周炎より骨が吸収し歯肉も下がる
④噛み合わせの異常や歯ぎしり
⑤歯の位置異常
⑥小帯の付着異常
⑦歯周炎の治療による偶発症
⑧矯正治療で骨が吸収したことによる偶発症などがあります。

歯肉退縮の検査としてプローブと呼ばれるもので歯肉の退縮具合を見ます。
またレントゲンで骨が吸収してしまっているかどうかも確認していきます。
それらの検査により歯肉退縮状態のタイプを分類し治療法を決定していきます。

治療としてまずは原因となっているものを取り除いてあげたりと原因へのアプローチをしていきます。
また歯肉退縮の処置は歯肉退縮のタイプによって様々な術式があります。
たとえば歯肉結合組織移植術という術式や歯肉弁側方移動術という術式があります。

 

 

このような治療を行うと写真のようにきれいな歯肉の位置に仕上がります✨

他にも術式は様々ありますが、患者さんの歯肉退縮のタイプにあった治療法を提案していきます!

冒頭でもお話しした通り、矯正治療でも歯肉退縮が起こります。当院ではインビザライン矯正をしております。矯正治療をする場合、歯並びだけではなく歯肉の状態を確認し、矯正治療によって歯肉退縮が起こりそうな場合、歯肉の厚さを増す処置をしてから矯正治療に入ります。よって歯が綺麗に並ぶのはもちろん、歯肉退縮せずにきれいな歯並びが仕上がるように治療します!

歯肉退縮でお困りの方や矯正治療をお考えの方など当院にぜひいつでもご相談ください!

妊婦と歯周病の関係について

2023年05月13日


こんにちは!
歯科助手の若生です✨

みなさんGWはどこかに出かけたりしてリフレッシュできましたか?
GWは終わってしまいましたが、気持ちを切り替えて一緒に頑張っていきましょう!

突然ですが、みなさんは妊娠すると歯周病になりやすいことをご存知ですか?

今回は、「妊婦と歯周病の関係について」についてお話しします。


▶︎歯周病とは

まず歯周病とは、細菌感染によって炎症が起こることにより、歯肉や歯根膜、歯槽骨などの歯周組織が破壊されてしまう病気です。
そして、炎症が歯肉にとどまっている歯肉炎と、歯根膜や歯槽骨まで広がる歯周炎の二つに分類されます。

歯周病について詳しくは、前回盛松さんがお話ししているので、そちらをぜひご覧ください!


▶︎妊婦さんがかかりやすい妊娠性歯肉炎とは

妊婦さんに起こりやすい歯周炎を妊娠性歯肉炎といいます。
妊娠中は、ホルモンバランスの変化だけでなく、つわりによる吐き気がひどくなることで、食生活が不規則になったり、歯磨きが不十分になったりして、結果的に歯肉炎のリスクが高くなります。

また、歯肉炎のほかに、妊娠中は妊娠性エプーリスと呼ばれる良性の腫瘍が歯茎にできやすいため注意しましょう。
妊娠性エプーリスは歯肉炎と違い、放っておいても出産後に自然になくなっていることが多いのですが、悪化すると歯肉や歯槽骨の切除が必要になることもあります。


▶︎歯周病がお腹の赤ちゃんに与える影響

妊娠中に歯周病になってしまうと、影響を及ぼすのは母体だけではありません。
早産や低体重児出産のように、胎児や出産に悪影響を与える可能性があります。

通常、出産が近くなると、プロスタグランジンという物質が子宮で分泌されることによって、分娩が始まります。
しかし、歯周病により炎症が広がると、それを抑えようとしてプロスタグランジンが作られてしまうため、分娩時と同じように子宮の収縮が促されて、早産が引き起こされてしまうのです。

また、母親が歯周病である場合、通常の出産よりも低体重児の割合が多いという調査結果があることから、お腹の赤ちゃんが正常な発育のためにも、歯周病にならないように対策を行う必要があります。


▶︎妊娠中におすすめの歯周病予防

歯周病を予防するためにはプラークコントロールが重要ですが、妊娠中は思うように歯を磨くことができないことから、お困りの妊婦さんは多いのではないでしょうか?
そのような妊娠中の方には、無理をせずに歯周病を防ぐことができる次のような対策がおすすめです!

①体調が良い時にしっかり歯を磨く

つわりがひどくて歯磨きができない場合は、体調が良い時間帯に重点的に歯を磨いておきましょう。
また、歯ブラシを口に入れると気分が悪くなるという人は、子供用の小さな歯ブラシを使うことで軽減されるほか、歯磨剤のにおいが苦手な妊婦さんには、何も付けずに磨くノンペーストブラッシングがおすすめです。

②水分をしっかり摂る

お口の中が乾燥していると、歯周病の原因となる細菌が繁殖しやすくなるため、こまめに水分を摂ってお口の中を潤しましょう。
ただし、糖分を含むジュースや炭酸飲料、牛乳などの乳飲料は、プラークができる原因となるため、お水やルイボスティーのようなカフェインを含まない無糖の飲み物がベストです。

③ガムを噛む

ガムを噛むことで、唾液腺が刺激されて唾液の分泌が促されます。
その際は、キシリトールの含有率が高い歯科用のガムを選ぶと安心です。
ただし、体調が悪くガムを噛むことが難しいという時は、顎の下などにある唾液腺を軽くマッサージするだけでも、唾液の分泌を促進する効果があるのでおすすめです。

④歯医者で歯石を除去してもらう

普段の歯磨きではお口の中の汚れを十分に取り除くことができないため、定期的に歯科を受診し、歯垢や歯石を除去してもらうことで確実に歯周病を予防することができます。受診の際は、必ず母子手帳を持参し、受付で妊娠中だということを伝えてください。


▶︎妊婦さんが歯科治療を受けられるタイミングは?

妊娠16~28週(5~7ヶ月)の妊娠中期になると安定期に入るため、通常の歯科治療が受けられます。
妊娠初期に歯周病などの気になる症状がある場合は、母体の負担にならないような応急処置をしてもらい、安定期になってから治療を始めるといいでしょう。



▶出産後に注意すること

出産後に歯周病が再発してしまった場合、赤ちゃんへの母子感染のリスクが高くなるため、妊娠中だけでなく、出産後もしっかり歯周病ケアを行う必要があります。
特に、育児に追われて歯磨きどころではなくなったり、身体の不調によって十分に歯磨きができないなど、生活環境の変化によって歯周病にかかりやすくなるため、妊娠中と同じようにオーラルケアが必要となるのです。

また、歯周病菌は親からの感染によって定着するため赤ちゃんに歯周病菌をうつさないために、「スプーンや食器を共用しない」「噛み与えをしない」などの感染予防の対策をとることに注意しましましょう。


《最後に》

みなさん「妊婦と歯周病の関係について」お分かりいただけたでしょうか?

妊娠中は歯周病になりやすく、歯周病になると母体だけでなく胎児や出産に悪影響を与える可能性があります。
歯周病を予防するために、日頃のオーラルケアをしっかりと行いつつ、定期的に歯科を受診し、お口の中の状態をきれいにして母子共に身体に悪影響が出ないようにすることが大切です。

当院への定期的な検診お待ちしております☺️

歯周病について

2023年05月6日

みなさんこんにちは!保育士の盛松です🌼
最近は日中と朝夜で気温差の激しい日々が続いておりますがみなさんいかがお過ごしでしょうか?
この度は歯周病についてお話をしていきます!

まず、歯周病とは何かについてお話ししていきます。

歯周病とは歯と歯茎の間から侵入した細菌が、歯茎に炎症を引き起こし、さらには歯を支える骨を溶かしてグラグラにさせてしまう病気を歯周病といいます。虫歯とは異なり痛みが出ないことの方が多いのです。歯を失う80%以上の原因は歯周病もしくは虫歯によるものです。

歯周病のリスクを上げる原因の一つがプラークと呼ばれる細菌の塊です。
みなさんはこのプラークと呼ばれる1gの菌塊の中にどれくらいの細菌が潜んでいるか知っていますか?
実は、1gに大して1000億を超える細菌達が住み着いていると言われています。
その細菌が活動することで歯周病は進んでいきます。
さらに歯周病の怖いところは、歯の動揺や痛みが出てきた時には、進行がとても進んでいて歯を残すのが難しかったりします。骨も歯肉も再生して戻るということが難しいので、日頃から進行しないためのメンテナスがとても重要になります。

家での歯ブラシのみを使用した場合のお口の中の汚れの落ち度は60%くらいと言われ、フロスを使用しても80%くらいまでと言われています。つまり家で100%プラークを取ることは難しく、長く残していると歯石という歯ブラシなどの器具では取れなくなってしまうものに変わっていきます。こうなってしまうと歯科で専用の器具でしか取れなくなってしまうので、日頃のメンテナンスがどれだけ重要かがわかりますね。

リスクファクター
歯周病の直接的な原因はプラークであるというお話をしてきましたが、それ以外に歯周病を助長するものもたくさんあります。
糖尿病や口腔内の環境、喫煙、噛み合わせや歯ぎしりなど歯への負担なども大きく関わります。こう言ったことから日々の歯の掃除のみだけではなく、生活習慣も歯周病のリスクを下げるにあたって見直す必要があります。
当院では長くメインテナンスに通って頂いてる患者様に向けて様々なプラスのメニューもご用意しておりますのでご興味のある方は一度当院へ来てみてはいかがでしょうか?

メインテナンスの重要性について

2023年04月29日

おはようございます☀️

歯科衛生士の田中です。

少しずつ暑くなってきましたね。
温度変化による体調不良には皆様お気をつけください🙇‍♀️

今回は「メインテナンスの重要性について」お話させて頂きたいと思います!

〇メインテナンスの目的

メインテナンスとは、治療によって得られたお口の健康な状態を持続させ、再発を防止することを目的としています。

お口の中の健康を維持していく上で、歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどのセルフケアはもちろん大切です。ですが、セルフケアでは落としきれない歯石などを取り除いたり、定期的に歯茎の状態を検査して確認することは、メインテナンスに通わなければ行うことができません。

つまり、メインテナンスはお口の中の健康を維持していくためには欠かせません

また、メインテナンスの内容はクリーニングだけではなく、お口の中の健康を維持するためのモチベーションの上がるお話や歯ブラシでの歯磨きの仕方など、お口の中をきれいにするための指導も主な内容となります。ここで正しいお口の中の知識や磨き方を学ぶことで、セルフケアの質が大きく上がり、ご自宅でも歯周病やむし歯の予防を積極的に行うことができるようになります

さらに、必要に応じてフッ化物塗布などの予防措置もメインテナンスで行うことができます🪥

〇メインテナンスの間隔

先週の医院ブログにもあった通り、当院ではメインテナンスの間隔を患者さんのお口の中の状態により決めさせて頂いております。

お口の中の状態が健康な方でも3ヶ月ごと、歯周病や歯肉炎がある方やそのリスクが高い方は、お口の中の状態により12ヶ月ごとにご来院頂くことをおすすめしております。

また、3ヶ月以内の期間で来院して頂ければもしむし歯が発生しても大きくなる前に発見することが可能になるため、むし歯の早期治療にも繋がります🦷

このように、メインテナンスはお口の中の健康を保つためにとても大切です。定期的にメインテナンスに通い、お口の中の健康を一緒に維持していきましょう!

 

 

(さらに…)

ドライソケットについて

2023年04月22日



皆さんこんにちは!
歯科衛生士の沖村です!

皆さん、歯を抜く治療、抜歯をした後に激しい痛みに襲われたことはありませんか?

今日は抜歯治療の偶発症、「ドライソケット」についてお話しします!



▶︎ドライソケットとは?

歯は普段歯槽骨という骨の中に埋まっているのですが、抜歯する事によりその骨が口腔内に晒されたままの状態になり細菌感染を起こした状態のことを言います。

激しい痛みが一週間以上続いたり、触れたら痛むなどの症状がでます。


▶︎通常抜歯した後の歯茎はどうやって治る?

抜歯した穴が治る過程で、お口の中に晒された状態になった骨の上に血餅(かさぶた)ができ、そこに歯茎がかぶさってくることで治っていきます。

しかし何らかの理由で血餅ができず、骨が曝された状態が長く続くと、口腔内は細菌が多いので、骨が細菌感染してしまいます。

▶︎ドライソケットの原因とは?

①うがいのしすぎ

血餅ができない原因で1番多いのは、うがいのしすぎです。

うがいをしすぎたり、強いうがいをしてしまうと、せっかくできた血餅が剥がれてしまい骨が口腔内に曝される時間が長くなってしまうと細菌感染も起きやすくなってしまいます。


②抜歯した穴を触ってしまう

抜歯をするとどうしても気になって、舌で触ったりしてしまいますよね!

触っていないつもりでも、無意識で触ってしまっていたり、歯ブラシなどが触れてしまうと血餅が剥がれてしまいます。


③抜歯したすぐに血流が良くなる事をしてしまう

当院では、抜歯した患者さんに注意事項をお伝えしています。

その中に運動、お酒、長風呂を避けてくださいという注意事項があるのですが、それはこれらをする事で血流が良くなり、血が沢山でて止まりにくくなってしまいます。

血が沢山出るほど血餅は出来やすいですが、血の味に不快感を感じ、うがいを多く行ってしまう可能性があります。


④喫煙

③の項目とは逆に喫煙は、血流が悪くなってしまい血がでにくく、血餅が作られにくくなってしまうためドライソケットのリスクを高めてしまいます。


▶︎治療法は??


①鎮痛剤と抗生物質を服用する。

ドライソケットは、確率された治療法がなく放置していてもほとんどが1ヶ月ほどで自然治癒します。

ただ痛みがある際は我慢をせず、鎮痛剤と抗生物質を服用していただきます。


②洗浄をし抗生物質の塗布をする

生理食塩水で傷口を洗った後、抗生物質を塗布し炎症を抑えます。

③麻酔をし再度出血させる

ドライソケットの原因の大半が血餅ができなかった、もしくは剥がれてしまったことなので、再度傷口から出血させ、血餅を再製を促します。

もし抜歯をして痛みが出た場合我慢せず、お気軽にご連絡いただければと思います!


いかがでしたか?

ドライソケットは予防することができるので抜歯する予定がある方は実践してみてください🦷

抜く親知らずと抜かなくても良い親知らずの違いについて

2023年04月15日

­こんにちは!歯科助手の永木です☺️

今回は【抜く親知らずと抜かなくても良い親知らずの違い】についてお話しします。

 

「親知らず」とは前から数えて8番目の上下左右4本の奥歯のことです。
10歳頃に骨のなかで形ができはじめ、20歳前後に生えてきます。
昔は子供が親元を離れるのが早く、親に知られずに生えてくる歯なので、親知らずと呼ばれるようになりました。

 

「親知らず」と聞くと必ず抜いた方が良いというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?
しかし、必ずしも抜かないといけないわけではありません。

抜いた方が良い親知らずと抜かなくても良い親知らずの違いを見ていきましょう!

 

《抜いた方が良い親知らず》
・親知らずがむし歯や歯周病になっている
・親知らずが横向きや斜めに生えている
・生えてきて食べ物が詰まりやすくなった
・歯並びに悪影響が出ている

《抜かなくても良い親知らず》
・綺麗にまっすぐ生えている
・歯磨きがしっかりできている
・完全に骨の中に埋まっている
・元々骨の中にもない人
・健康な親知らずを移植に使う人

 

このように抜いた方が良いものもあれば抜かなくても良いものもあり、どちらも早めの診断・対策が大切です。

親知らずの抜歯を検討されている方や、親知らずを残したいと悩んでいる方はいつでもお気軽にご相談ください✨

インビザラインについて

2023年04月8日

こんにちは、歯科医師の飯田です。
前回は歯科助手の幾田さんが歯並びについてお話してくださったのでその歯並びを治していく方法の一つであるインビザラインについて説明していきます。
突然ですが去年世界でインビザラインのスキャンされた回数を知っていますか?

そもそもインビザラインとは、口腔内スキャンでお口の中を読み取りその情報からアライナーと呼ばれる歯の形をしたプラスチックを歯にはめていく、今流行りの矯正です。
皆さんが知ってる矯正はワイヤー矯正とアライナー矯正だと思います。
ワイヤー矯正はブラケットと呼ばれる金属のワイヤーを止めるための物を歯の頬側につけて並べていく物です。頬側につけるので金属が見えてしまうのが欠点です。しかし、細かい動きをするのが得意です。
アライナー矯正は口腔内スキャンで今の歯の状態を記録し、そこからどのような歯並びに変えていくかを決めていき、最終ゴールを作ります。最終ゴールまで何枚ものアライナーを使い少しずつ動かしていきます。アライナーは透明なので傍目からは矯正していることが分かりづらいようになってます。アライナーの利点ですね!
欠点としては細かいところに時間がかかることもあります。

インビザラインはこのアライナー矯正の今最も注目されているものになります。
ここでどれくらい使われているかについて最初の質問にお答えします。
去年スキャンされた数はなんと29億回だそうです!!!
何回かスキャンする方もいるので単純な回数ではないですけど想像よりもとても多かったのではないでしょうか?
それでは大まかな順番を見ていきましょう。
①矯正するにあたって何が1番気になるか話し合いをする
②スキャンをする、その後希望に沿った最終ゴールを作っていく
実際にスキャンしている時はこういう感じです。


③最終ゴールを一緒に見てそれでいいかの確認と承認
④届いたアライナーを口の中に合わせていく
(この時口の中にアタッチメントと言われている取っ掛かりを付けたりします)
⑤アライナーは7日〜10日交換していきます
⑥一回のスキャンで終わることはあまりないのでズレの修正や最終調整でまたスキャンしたりします
⑦ゴールまで歯並びが並んで終わりになります

最後にアライナー矯正は、患者様自身が付けていないと歯は動きません。およそ20時間以上が目安となっております。
その他気になることがありましたら当院にお越しいただければ無料スキャンなども出来るのでご相談に来て頂ければと思います!

歯並びの原因とリスクについて

2023年04月1日

皆さんこんにちは🌞
歯科助手の幾田ですっ!!🫧💓
桜が満開でお花見をしている方も多いのではないでしょうか🌸
今回は歯並びの原因とリスクについて紹介します‼︎

歯並びや咬み合わせにコンプレックスを感じている方は多いと思います。歯並びの乱れは虫歯や歯周病、口臭などの口内トラブルのほか、頭痛や肩こりなどの身体の不調と関係している可能性があるといわれています。ひょっとして慢性的な身体の不調は咬み合わせの不具合が原因かもしれません。

歯並びが悪い原因は遺伝的なものや、普段の生活のクセなどさまざまあります。遺伝の場合、両親のどちらかのあごの大きさや歯の大きさ、歯並びなどが影響する場合があります。特に受け口(反対咬合)は、遺伝的要素が強いと言われています。
また、歯並びが悪くなるような生活習慣がクセになっている人は、成長過程や成人してから歯並びが悪くなることもあります。

歯並びが悪い原因

 ①虫歯・歯周病が原因

 ②親知らずが原因

 ③ストレスが原因

 ④生活習慣・癖・姿勢が原因

【大人の歯並びが悪い原因①】虫歯・歯周病
大人になってからよく耳にする、虫歯や歯周病。これらも歯並びが悪くなる原因となります。乳歯・子供の歯と同様、むし歯や歯周病により歯を抜いた後適切な処置を受けないでいると、空いたスペースに周りの歯が寄ってきてしまい、歯並びが悪くなる原因となります。
抜歯までいかなくとも、歯周病は歯を支えている骨が溶けてしまうため歯が動きやすくなります。

【大人の歯並びが悪い原因②】親知らずの存在

乳歯・子供の歯などと違い、親が生え始めを知らない・・・というこから名付けられた「親知らず」。親知らずの生え方や、親知らずを抜歯した後のスペースなどにより歯並びは変化します。これも大人になってから歯並びが悪くなる原因のひとつです。

【大人の歯並びが悪い原因③】ストレス
ストレスや精神的な苦痛を感じると、人は無意識に歯を食いしばったり噛みしめたりします。大人になってからは仕事や人間関係など、ストレスを感じる場面も多くなってきます。

この「食いしばり」「噛みしめ」は、想像以上に歯に負担がかります。見た目に変化はなくても歯や歯茎、歯を支えている骨、あごの関節にまで負担がかかります。たとえ1回あたりの力は弱くても「塵も積もれば山となる」。持続的な力は想像以上に大きなダメージを与えるのです。
これらが直接的に歯並びを悪くする・・・というよりは、この負担は歯周病や歯が揺れる原因となります。それにより歯が抜けた・抜歯が必要になることがあります。
適切な処置を受けないでいると、空いたスペースに周りの歯が寄ってきてしまい、歯並びが悪くなる原因となります。抜歯までいかなくとも、歯周病は歯を支えている骨が溶けてしまうため歯が動きやすくなります。
ストレスや歯ぎしり・食いしばりなどは、患者さんご本人でもコントロールが難しいものです。歯医者でも手助けすることはできますが、根本的な解決はご本人でないと難しいです。

【大人の歯並びが悪い原因④】生活習慣・癖・姿勢
大人になってから、幼少期のような指しゃぶりのような癖はなくてもやわらかいものばかり食べていたり、頰づえをつく癖があったり、姿勢が悪いというのはかみ合わせに影響を与えます。それにより歯並びも影響を受けることがあります。

✨まとめ✨
歯並びの原因は、生まれ持ったものと毎日の習慣によるものとがあるため、治療の方法もケースバイケースとなります。大切なのはまず精密な診断を受けることです。その上で、、最適といえる治療法を探していきましょう。

TC(トリートメントコーディネーター)について

2023年03月25日

こんにちは☀︎

歯科助手・TCの髙橋です☺︎

最近は日中の日差しも暖かくなり、花粉に悩まされている方も多いのではないでしょうか?

早いところでは桜も開花していますね🌸

そんな本日はTCについてお話をしていきます!

そもそもTCとは何なのか?と思っている方が多いのではないでしょうか?🤔

皆さんは治療をする時、『内容』や『費用』どのくらい『期間』がかかるのか気になりませんか?

また、 Dr.以外に医院でしっかりとした説明をしてくれる人がいることをご存じですか?

最近では取り入れている医院も増えてきていますがあまり耳にしたことがない方も多いと思います。

TC(トリートメントコーディネーター)とは治療者と患者様双方にとって満足のいく治療を進めるための調整を行い、双方の『架け橋』のような役割を担う人材です!

米国では(クラークとも呼ばれる)名称として確立されています。

日本には資格認定を行っている『日本歯科TC協会』があり、

  • 患者コミュニケーションの専門家として、高付加価値提案ができる人材
  • 予防や最新治療についての知識を備えた人材
  • 歯科医院院長の片腕として経営に参画し、経営面において活躍ができる人材

以上のTC人材像が挙げられています。

歯科に関わる最新知識や情報、医院で取り扱っている補綴物の種類や違いなどは患者さんに説明するためしっかりと把握しておかなければなりません。

TCは『チーム医療』のまとめ役として、スタッフみんなの中心として活躍できる資格です!

当院には現在4人のTCが在籍しています👩🏻

私たちはカウンセリングで患者様のお悩みやご希望などを丁寧にお伺いしてきちんと理解し、おすすめの治療法、最適な治療を提案するカウンセリングを心がけています!

治療内容について詳しい説明を受けたり、気軽に質問や相談が可能ですので、心配・不安、緊張が軽減されれば幸いです😊

またカウンセリングをする前には実際にDr.とミーティングする時間を設けて情報共有を行っています!

治療について何か気になることやお話したいことがあれば気兼ねなくTCにお声掛けください!

2023年03月18日

こんにちは。保育士の石野です(*^-^*)

今年は〝10年に一度レベル″と言われる大量の花粉が飛散しておりますが、皆さんはどんな対策をされていますか。また、14日には東京で「桜の開花」が宣言されましたね!こちらも統計開始以来、2020年、2021年と並び最も早い記録だそうです。

 

さて、今回は根管治療についてお話させていただきます。

私たちの歯はもともと骨に刺さっていて、そこから栄養をとることで大きくなったり虫歯菌から身を守ったりしています。栄養をとるために歯の根っこから伸びている管のことを「根管」といいます。根管には歯の神経(歯髄)が通っていて、神経があることで痛みを感じることができます。

根管治療とは、簡単に言うとこの「管」をきれいにする治療のことで、歯の根管の中にある「虫歯に感染した歯の神経」「細菌」「過去に詰めた古い充填剤」等を除去していく、歯科の治療方法です。

虫歯が進行すると、歯の神経(歯髄)まで達します。こうなってしまうと虫歯菌が感染した神経を取り除き、根管(神経が入っている管)を綺麗に清掃してから被せ物をする治療を行います。

 

治療の流れとしては…

①虫歯の部分を削り、根管内を専用の道具で清掃し、さらに殺菌します。
保険診療の場合、この清掃と殺菌は何度か通院しながら繰り返します。
自費診療の場合、1回で清掃と殺菌を終えられることもあります。

 

②清掃・殺菌した根管内に、すき間なく薬剤を充填し、封鎖します。

 

③歯の破折を防ぐため、「コア」と呼ばれる土台と、仮歯を取り付けます。

 

④型取りをし、被せ物を作製・取り付けます。

 

一見簡単な処置のように思えますが、「根管を綺麗に清掃する作業」は非常に困難を極めます。なぜなら、根管は非常に複雑に入り組んでおり、しっかり清掃を行わなければ、「痛み」「腫れ」などの原因となり、「根尖病巣」という病気にもなるためです。

 

当院ではマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を利用しており、複雑な根管内をしっかり目で確認しながら治療を行っております。マイクロスコープについては前回のブログでお話しておりますので、参考になさってください。

そして、CTを用いることで、立体的に歯根や根管の形態、根尖病巣の有無や大きさを精確に判断し根管内を隅々まで殺菌消毒することが可能になります。

 

また、再感染や再治療を回避するために「ラバーダム防湿」も行っております。

ラバーダム防湿とは、治療する歯以外を薄いゴム製シートで覆いかぶせて口腔内の唾液や細菌による治療部位への感染を防止する道具です。
ラバーダムを使用することで、様々な口腔内細菌が根管に侵入するのを防ぎ、無菌的な処置を行うことが可能になります。つまり、ラバーダム防湿は、根管治療を成功させるためには必須のものです。

 

最後に、自費診療にはなりますが月に2回、外部からの専門医による根管治療も行っております。まずはお気軽にお問い合わせください。

個別相談へのご案内

診療時間
午前: 9:00~13:00
午後:14:30~18:00
  • ※ △土曜:9:00~17:00
  • ▲日曜:9:00~12:00/13:00~16:00
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