2026年07月31日
こんにちは。歯科医師の堀井です。
今回は「歯周組織再生療法」についてお話しします。
「歯周病で骨が溶けています。」
歯科医院でこのように説明を受けたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
「もう抜歯しかないのでしょうか?」
患者さんから最も多くいただく質問の一つです。
もちろん、すべての歯が残せるわけではありません。
しかし、以前であれば抜歯と診断されていたような歯でも、現在では歯周組織再生療法によって保存できる可能性があります。
歯周病というと、歯ぐきが腫れたり血が出たりする病気というイメージを持たれる方が多いと思います。
しかし、本当に怖いのはその先です。
歯周病が進行すると、歯を支えている歯槽骨や歯根膜が少しずつ失われていきます。
骨が減れば減るほど歯を支える力は弱くなり、歯周ポケットも深くなります。
深い歯周ポケットは細菌が非常に住みやすい環境です。
そのまま放置すると細菌による炎症が続き、さらに骨が溶けるという悪循環に入り、最終的には歯が大きく揺れ、抜歯が必要になることも少なくありません。
だからこそ、深い歯周ポケットを改善することが歯を長く残すために非常に重要になります。
歯周組織再生療法とは?
歯周組織再生療法は、失われた歯を支える組織をもう一度作り直すことを目指す治療です。
歯ぐきを開いて感染した組織や歯石を徹底的に除去した後、再生を促す薬剤を使用し、骨や歯根膜が再びできる環境を整えます。


当院では症例に応じてエムドゲイン(EMD)やバイオオス(Bio-Oss)を使用しています。
エムドゲインは、歯が生えてくる時に働くタンパク質を応用した薬剤です。
身体に「もう一度歯を支える組織を作ろう」という信号を送り、歯槽骨・歯根膜・セメント質の再生を促します。
さらにバイオオスは、新しい骨ができるための「足場」となる材料です。
特に骨の欠損が大きい場合では、エムドゲイン単独よりもバイオオスを併用した方が、骨の回復量が増え、歯ぐきの退縮も少なくなることが報告されています。
「骨を作る」と聞くと、本当にそんなことができるのか疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。
実は歯周組織再生療法は、多くの臨床研究によって効果が確認されています。
通常の歯周外科手術と比較すると、
・歯周ポケットはさらに浅くなる
・歯を支える組織がより多く回復する
・治療後に5mm未満まで改善した歯周ポケットは約94%
という良好な結果が報告されています。
さらに長期経過を見ると、
5年後で約92%、10年後でも約88%の歯が保存されていた
という報告もあります。
つまり、適切な症例では非常に長期間にわたって天然歯を維持できる可能性があるのです。
「残す」ということには大きな価値があります
もし歯を抜けば、インプラントやブリッジ、入れ歯という選択になります。
もちろんどれも優れた治療法ですが、天然歯に勝るものはありません。
天然歯には歯根膜という組織があり、食べ物の硬さや噛む力を感じ取ることができます。
さらに長期的には、再生療法の方がインプラント治療より合併症が少なく、10年間の総費用も抑えられるという報告があります。
「抜く」のではなく「残す」。
それが歯周組織再生療法の最大の魅力だと私たちは考えています。
しかしながら歯周組織再生療法は万能ではありません。
骨の形や歯の状態によっては適応できないこともあります。
また、治療後も毎日の丁寧な歯磨きや定期的なメインテナンスが欠かせません。
喫煙や糖尿病は治療に影響することも知られています。
だからこそ、治療前の診査・診断が非常に重要になります。
「歯周病だから仕方ない」
「骨が溶けてしまったから抜歯しかない」
そう考えられていた時代から、歯科医療は大きく進歩しました。
もちろんすべての歯を残せるわけではありません。
しかし、残せる可能性がある歯を、最初から諦める必要もありません。
ご自身の歯で長く食事を楽しみ、いつまでも快適に生活していただくために、私たちは「歯を残す治療」を大切にしています。
2026年07月18日
こんにちは、歯科医師の飯田です。
最近は温度が高くなってきているのにまだジメジメして過ごしにくい日が続いています。
疲れなどが溜まりやすいので、健康管理には気をつけてください。
今日はよく歯科に来院する一歩目で多いのではないかと思う被せ物が取れたについてお話ししていきます。
「食事中に急に被せ物が取れてしまった。」
「痛みはないけれど、このまま様子を見ても大丈夫?」
「被せ物が取れたということは、この歯はもう抜かなければいけないの?」
被せ物が取れると、不安になってしまいますよね。

実際に診療をしていると、「もう抜歯しかないと思っていました」と来院される患者さんも少なくありません。
しかし、被せ物が取れたからといって、必ずしも抜歯になるわけではありません。
一方で、「痛みがないから」と様子を見てしまうことで、歯を残せる可能性が低くなってしまうこともあります。
まずは、被せ物が取れた原因を調べることが大切です。
被せ物の下の歯はどうなっているの?
被せ物は、ご自身の歯を削って形を整え、その上から装着しています。
そのため、外れた後は小さく削られた歯や土台だけが見え、「歯がほとんどなくなってしまった」と驚かれる方もいらっしゃいます。
しかし、見た目だけで歯の状態を判断することはできません。
被せ物の下では、
* 虫歯が再発している
* 歯が欠けたり割れたりしている
* 土台が外れている
* 根の先に炎症が起きている
など、さまざまなことが起こっている可能性があります。
そのため当院では、まずレントゲンや必要に応じてCT撮影を行い、「なぜ被せ物が取れたのか」を確認したうえで治療方針を決めています。
被せ物は、そのまま戻せることもあります
被せ物が取れた原因が、接着剤(セメント)の劣化だけであれば、状態によってはそのまま装着し直せることがあります。
一方で、被せ物の下で虫歯が進行していたり、歯が欠けていたりすると、付け直すだけでは再び外れてしまう可能性があります。
「被せ物が取れた」という出来事は、歯からのサインかもしれません。
だからこそ、ただ元に戻すのではなく、原因まで確認することが大切です。
歯を残せる可能性がある場合
虫歯が大きく進行すると、被せ物を支える歯の高さが足りなくなることがあります。
以前は抜歯が選択されることも多かったケースでも、現在では歯の状態によって保存できる可能性があります。
例えば、エクストリュージョンでは、歯の根を少しずつ引き上げ、歯ぐきの中にある健康な歯質を利用できる状態を目指します。
また、クラウンレングスニングでは、歯ぐきや骨の形を整え、被せ物を安定して支えられる環境を作ることがあります。

さらに、根の中に感染が認められる場合には、マイクロスコープやラバーダムを用いた自費根管治療をご提案することもあります。
もちろん、これらの治療がすべての方に必要なわけではありません。
歯の状態や噛み合わせ、ご希望などを踏まえ、その歯にとって最適な方法を一緒に考えていきます。
残念ながら抜歯をおすすめすることもあります
私たちは、できるだけご自身の歯を残したいと考えています。
しかし、すべての歯を無理に残すことが良いとは考えていません。
例えば、
* 歯の根が縦に割れている場合
* 歯を支える骨がほとんど失われている場合
* 虫歯が深く進行し、長期的な保存が難しい場合

このようなケースでは、無理に歯を残すことで、周囲の歯や骨に負担をかけてしまうことがあります。
そのため、将来のお口全体の健康を考えた結果として、抜歯をご提案することもあります。
大切なのは、「残すこと」そのものではなく、患者さんにとって最善の治療を選択することです。
被せ物が取れたら、まずはご相談ください
被せ物が取れても痛みがないことは珍しくありません。
しかし、その間にも虫歯や歯の破折が進行し、治療の選択肢が少なくなってしまうことがあります。
被せ物が取れたときは、「付け直せるかな?」だけではなく、「今の歯の状態はどうなっているのか」を確認する良い機会でもあります。
当院では、現在の状態を丁寧に診査し、付け直しで対応できるのか、歯を残すための治療が必要なのか、あるいは抜歯を含めて考えた方が良いのか、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすくご説明しています。
被せ物が取れてお困りの方や、他院で抜歯と言われて悩まれている方も、お気軽にご相談ください。
2026年07月4日
こんにちは。市川ビルさとう歯科・矯正歯科 船橋の坂牛です。
私は最近ベランダの家庭菜園がブームです。
毎朝水や液体肥料をやったり、つる植物の誘導などの世話をします。少しずつミニトマトやナスの実が大きくなるのを見ていると心癒されます☺️
今日は歯髄保存療法のお話です。
「虫歯が深くて、神経を抜かなければいけないと言われた…」 そんな経験をされた方や、今まさに不安に思っている方はいらっしゃいませんか?
かつては、歯の深い部分まで進んでしまった虫歯は、痛みを止めるために「神経を抜く(抜髄:ばつずい)」のが一般的な治療でした。
しかし近年、歯科医療の進歩にともない、「できる限り歯の神経を残す」ための画期的な治療法が注目を集めています。
それが、Vital Pulp Therapy(バイタル・パルプ・セラピー:歯髄保存療法)です。
今回は、大切なご自身の歯を長く守るためのこの最新治療について、臨床研究のデータも交えながら、分かりやすく解説します。
そもそも「歯の神経」を残すのはなぜ重要?
「神経を抜いてしまえば、もう虫歯の痛みを感じなくて済むからいいのでは?」と思われるかもしれません。しかし、歯の神経(専門用語で「歯髄(しずい)」と言います)には、単に痛みを感じるだけでなく、非常に重要な役割があります。
* 歯に栄養を届ける: 神経の周りには血管が走っており、歯に水分や栄養を供給しています。
* 細菌の侵入を防ぐ: 歯の防御反応として、虫歯菌に対して抵抗する力を持っています。
研究データによると、神経を失った歯は、神経がある歯に比べて将来的に抜歯(歯を失うこと)になってしまうリスクが数倍高まることが分かっています。
つまり、歯を長持ちさせるためには、神経を残すことが何より大切なのです。
1. Vital Pulp Therapyの「適応症例」:どんな歯にできるの?
この治療は、すべての深い虫歯に適応できるわけではありません。治療が成功するかどうかは、「まだ神経が生きていること(回復可能な状態であること)」が条件になります。
【適応となるケース】
* 虫歯は非常に深いが、冷たいものや熱いものが一時的にしみる程度で、激しい痛みが持続していない。
* 何もしていなくてもズキズキ激しく痛むような状態(急性歯髄炎)になっていない。
* レントゲン検査や電気刺激テストなどで、神経の生存と一定の健康状態が確認できる。
* 虫歯を除去している最中に、神経の一部が露出してしまった(偶発性露髄)。
逆に、すでに神経が完全に死んでしまっている場合や、夜も眠れないほどズキズキとした痛みが何日も続いている場合は、残念ながら神経をすべて取り除く治療(根管治療)が必要になります。
2. 治療方法:マイクロスコープと最新素材「MTA」の力
Vital Pulp Therapyは、非常に精密で繊細な治療です。当院では、臨床研究で高い成功率が証明されている手法と最新の材料を用いて治療を行います。

① ラバーダム防湿(無菌状態の確保)
治療する歯以外をゴムのシートで覆います。お口の中の唾液には無数の細菌が含まれているため、治療中に唾液が1滴でも神経に触れると失敗の原因になります。徹底的な無菌環境を作ることが最重要です。

② マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)による精密な虫歯除去
肉眼の数十倍に視野を拡大できるマイクロスコープを使い、健康な歯の構造を傷つけないよう、虫歯に感染した部分だけを精密に削り取ります。

③ 高性能な生体親和性材料「MTAセメント」による封鎖
虫歯を取り除き、露出した神経の表面に「MTA(Mineral Trioxide Aggregate)」と呼ばれる特殊なセメントを塗布します。MTAは強アルカリ性を持ち、高い殺菌効果と優れた密閉性(フタをする力)があります。さらに、体が本来持っている「歯を再生させる力」を促す効果があり、神経の表面に新しい硬い組織(二次象牙質)を作ってくれます。
④ 最終的な詰め物・被せ物
MTAが完全に固まった後、再び細菌が侵入しないよう、セラミックやコンポジットレジンなどで隙間なく精密に修復します。
3. 治療の「予後」:成功率はどのくらい?
患者さんにとって一番気になるのは、「本当に神経を残せるの?」という点ですよね。
近年の多くの臨床研究(海外および国内の論文)において、MTAセメントを使用したVital Pulp Therapyの予後は非常に良好であると報告されています。
* 一般的な成功率: 適切なステップ(ラバーダムの使用、マイクロスコープによる除去、MTAの適用)を踏んだ場合、約80%〜90%以上の確率で神経を残すことに成功しているというデータが多数発表されています。
ただし、治療直後は一時的に「冷たいものがしみる」「噛むと違和感がある」といった症状が出ることがあります。これは神経が回復しようと頑張っているサインであることも多く、数週間〜数ヶ月かけて徐々に落ち着いていくのが一般的です。定期的なメインテナンスで経過を追っていく必要があります。
4. この治療を受ける「メリット」
Vital Pulp Therapyを選ぶ最大のメリットは、一言で言えば「ご自身の歯の寿命を圧倒的に延ばせること」です。具体的には以下のような利点があります。
* 歯が割れるリスクを減らせる: 神経(血管)を残せるため、歯が脆くならず、将来的な歯根破折(歯の根元が割れること)を防げます。
* 治療回数・期間を短縮できる: 通常の「根の治療(根管治療)」になると、何度も通院が必要になることが多いですが、この治療法はスムーズにいけば少ない回数で終わります。
まとめ:あなたの歯の可能性を諦めないために
Vital Pulp Therapy(歯髄保存療法)は、科学的根拠(エビデンス)に基づいた、患者さんの未来の健康を守るための先進的な治療です。
「深い虫歯があるけれど、神経は抜きたくない」「自分の歯を1年でも長く持たせたい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。マイクロスコープをはじめとする充実した設備と確かな技術で、あなたの大切な歯の神経を守るお手伝いをいたします。
2026年06月20日
こんにちは!歯科衛生士の嶋です🦷
今回は、成人歯科健診、妊婦歯科健診についてお話しします。
【成人歯科健診・妊婦歯科健診とは?】
自治体が実施しているお口の健康づくりのための制度です。
むし歯や歯周病を早期に発見し、治療や予防に繋げることを目的としてます。対象となる年齢の方に受診券や案内が送付されます。
当院では、妊婦歯科健診と成人歯科健診、後期高齢者歯科健診などを実施しています。

【妊婦歯科健診について】
妊娠中はホルモンバランスの変化やつわりの影響により、お口の環境が変化しやすくなります。
特に妊娠中は歯肉炎や歯周病のリスクが高まるため、早めのチェックが大切です。また、歯周病は早産や低体重児出産との関連があるといわれています。

健診では、以下の内容をチェックします。
・むし歯の有無
・歯ぐきの状態
・お口の清掃状態
受診は、体調が安定している時期におすすめします。
【成人歯科健診について】
歯周病は、成人の約6割以上の人が罹患しているといわれています。気づかないうちに進行していく感染症の病気のため、歯を失うリスクも高まります。
また、虫歯は一度歯を削ってしまうと元の健康な状態には戻せません。歯を繰り返し削るたびに、歯の寿命も縮まります。

健診では、以下の内容をチェックします。
・むし歯チェック
・歯周病検査
・顎の状態
・かみ合わせの確認
・お口の機能の状態(対象65歳以上)
飲み込みの力、お口周りの筋肉の状態など
定期的な健診を受けることで、お口のトラブルを未然に防ぎ、健康な歯を長く保つことに繋がります。また、食事や会話を楽しむためだけでなく、生涯にわたって全身の健康維持にも深く関わっています。
この機会にぜひ、妊婦歯科健診・成人歯科健診などご利用ください。受診方法については、お住まいの自治体から届く案内をご確認いただき、お気軽に当院までお問い合わせください。
スタッフ一同、皆さまのご来院をお待ちしております!
2026年06月7日
こんにちは!
歯科衛生士の阿部です🐥
当院では、ご高齢の方やお身体が不自由な方、病気や障がいなどにより歯科医院への通院が難しい方を対象に、訪問歯科診療を行っております。
歯科医師や歯科衛生士が患者さまのご自宅や介護施設へお伺いし、医院と同様にお口の健康をサポートいたします。

「入れ歯が合わなくなったけれど通院できない」
「歯が痛いけれど外出が難しい」
「お口の中をきれいにしてほしい」
などのお悩みはありませんか?
訪問歯科診療では、むし歯や歯周病の治療、入れ歯の調整・修理、抜歯などの歯科治療に加え、専門的な口腔ケアも行うことができます。
近年、お口の健康は全身の健康と深く関わっていることが知られています。
お口の中が不衛生な状態になると、食事がしづらくなるだけでなく、細菌が気管に入り込むことで誤嚥性肺炎を引き起こすリスクも高まります。
また、お口の機能が低下すると食事量が減り、低栄養や体力低下につながることもあります。
そのため、定期的な口腔ケアやお口の機能管理はとても重要です。
訪問歯科診療では、歯や歯ぐきの状態を確認するだけでなく、お口の清掃方法のアドバイスや、飲み込みの状態の確認なども行っています。
患者さま一人ひとりのお身体の状態や生活環境に合わせて診療を進めるため、ご本人だけでなくご家族や介護スタッフの皆さまとも連携しながらサポートいたします。
「歯科医院へ行けないから仕方がない」と諦めてしまう必要はありません。
お口の健康を維持することは、毎日の食事や会話を楽しみ、生活の質を高めることにつながります。

訪問歯科診療をご希望の方や、ご家族・ケアマネジャー・施設職員の方からのご相談も受け付けております。気になることがございましたら、お気軽に当院までお問い合わせください。皆さまが安心してお口の健康を維持できるよう、スタッフ一同サポートいたします。
2026年05月25日
こんにちは!
歯科医師の村上です。
入れ歯を作るときによく聞かれるのが、「保険の入れ歯と自費の入れ歯って何が違うの?」という質問です。
どちらにもメリットはありますが大きな違いがあります。
今回はその違いを、わかりやすくご紹介します。
① かけられる時間の違い
保険診療では、治療内容や費用が国によって細かく決められています。
そのため、どうしても限られた時間の中で治療を進める必要があります。一方、自費の入れ歯は制限が少ないため、
* 噛み合わせの細かい調整
* 見た目の確認
* 装着感の微調整
* 型取りの精密な工程
などに、しっかり時間をかけることができます。
入れ歯は「作って終わり」ではなく、
実際に使いながら調整していくことがとても大切です。
② 材料の違い
保険の入れ歯では、基本的に使用できる材料が決まっています。
一般的には「レジン」と呼ばれるプラスチック素材が中心です。
そのため、
* 厚みが必要になる
* 熱が伝わりにくい
* 割れやすい場合がある
といった特徴があります。
自費の入れ歯では、
* 金属床
* シリコン素材
* 目立ちにくいバネ
* 磁石
* インプラント
など、さまざまな材料を選択できます。
特に金属床の入れ歯は薄く作れるため、
「違和感が少ない」「話しやすい」と感じる方も多いです。
③ 精度の違い
入れ歯は、ほんの少しのズレでも
* 痛い
* 外れやすい
* 噛みにくい
といった不具合につながります。
自費の入れ歯では、
* 精密な型取り
* 咬み合わせの細かな調整
* 技工士立ち合いの元調整
などを行えるため、より精度の高い入れ歯を作りやすくなります。
④ 値段の違い
保険の入れ歯は、健康保険が適用されるため費用を抑えられます。
「まずは入れ歯を作りたい」という方にとって大きなメリットです。
一方、自費の入れ歯は材料費や製作工程に制限がないため、
費用は高くなります。
ただしその分、
* 見た目
* 装着感
* 耐久性
* 噛みやすさ
などを重視した選択が可能になります。
「保険だからダメ」「自費だから絶対良い」というわけではありません。
大切なのは、
* 何を重視したいか
* どこまで快適さを求めるか
* ご予算
* お口の状態
を踏まえて、自分に合った入れ歯を選ぶことです。
まずは保険の入れ歯から始めて、
必要に応じて自費を検討する方も多くいらっしゃいます。
気になる方はぜひ相談しに来てくださいね!
2026年05月25日
無料矯正相談
始めました!
お口のお悩み、まずはご相談ください
無料相談の
ご予約はお電話で
📞047-401-1191
こんにちは。市川ビルさとう歯科・矯正歯科 船橋です。
当院のHP・ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
この度、皆様の美しい歯並びと健康的な笑顔をサポートするため、新たに「矯正の無料相談」をスタートいたしました!
🦷 こんなお悩みはありませんか?
☑ 八重歯・乱杭歯(叢生)が気になっている
☑ 前歯が閉じない・オープンバイトを治したい
☑ かみ合わせがずれている(交叉咬合)
☑ 深いかみ合わせ(過蓋咬合)を改善したい
☑ すきっ歯(空隙歯列)がコンプレックス
☑ 上下の歯の中心の不一致が気になる
どんな些細なことでも構いません。まずは患者様のお悩みやご希望をしっかりとお伺いし、最適な治療への第一歩を一緒に考えてまいりますね。🤝
📋 無料相談から治療開始までの流れ
STEP 1:無料相談 無料
口腔内の状態を確認して、お悩みの相談に乗り、矯正治療のご説明などを行います。
STEP 2:矯正の資料取り
より詳しい診断のため、お口の中の型取りやレントゲン撮影などの精密検査を行います。
(※保険の初診料として約4,000円程度かかります)
STEP 3:矯正コンサルティング
取得した資料を元に、詳しい治療方針と費用などのご説明をさせていただきます。
(ここで実際に矯正を行うかどうかをご検討いただきます)
治療開始・インビザラインの型取り等へ
矯正治療を行うことになりましたら、実際の治療ステップ(インビザライン専用の型取りなど)へと進んでいきます。
▼ 当院の矯正治療や、料金についてはこちら
▶ 当院の矯正治療の特徴についてはこちら
当院の矯正治療の詳細はこちら
▶ 矯正治療の料金表
各治療費用の詳細はこちらをご確認ください
⚠️ 【重要】ご予約方法について
「矯正の無料相談」につきましては、
お電話でのご予約のみの対応
となっております。
※WEB予約やメールからの受付は行っておりませんので、あらかじめご了承ください。
\ お気軽にご相談ください /
【 ご予約・お問い合わせ窓口 】
📞
047-401-1191
※スマートフォンの方は、上記ボタンを
タップして直接お電話いただけます
皆様の健康なお口づくりを、スタッフ一同全力でサポートさせていただきます。
お電話でのお問い合わせ、心よりお待ちしております!
市川ビルさとう歯科・矯正歯科 船橋 矯正相談
2026年05月8日
皆さんこんにちは!歯科衛生士の沖村です!
新生活が始まって少しずつ慣れてくるこの時期は、生活リズムや食生活が変わる方も多いのではないでしょうか?
実は、お口の環境も毎日の生活習慣と深く関わっています。
今回は、むし歯予防でよく耳にする「フッ素」についてお話していきます!
フッ素とは、自然界にも存在するミネラルの一種です。
実は、海水・魚・お茶など、私たちの身近な食べ物にも含まれています。
歯科では主に「むし歯予防」のために使われていて、歯を強くする働きがあります。
ここでフッ素の3つの働きについて紹介します!

① 歯を強くする
歯の表面のエナメル質を強化して、酸に溶けにくい歯にしてくれます。
むし歯は、細菌が出す酸によって歯が溶かされることで始まります。
フッ素を取り入れることで、“むし歯に負けにくい歯”を作ることができます。
② 初期むし歯を修復する
食事をすると、お口の中は酸性になり、歯の表面からカルシウムなどが溶け出します。
これを「脱灰(だっかい)」といいます。
でも実は、唾液には歯を修復する力があり、これを「再石灰化(さいせっかいか)」と呼びます。
フッ素は、この再石灰化を助けてくれるため、初期のむし歯を進行しにくくしてくれます。
③ むし歯菌の働きを弱める
フッ素には、むし歯菌が酸を作る働きを抑える作用があります。
このようにフッ素は虫歯予防にとても効果的なのです!
フッ素は市販の歯みがき粉にも配合されていますが、歯科医院で使うフッ素はより高濃度なため効果的に歯を強くできます。
特に、
- むし歯になりやすい方
- 生えたての永久歯があるお子さん
- 矯正中の方
- 唾液が少ない方
には定期的なフッ素塗布がおすすめです。
フッ素はメンテナンスの際、塗布することができますのでご気軽にお声がけください!
2026年04月24日
こんにちは!
歯科助手・トリートメントコーディネーターの髙橋です☺︎
4月も半ばを過ぎ、だんだん暑くなる日々がやってきますね💧こまめな水分補給を行って対策をしていきましょう。
今回のブログはタバコと歯の関係についてです。
日本の成人喫煙率は2024年時点で全体で約14.8%と言われており、減少傾向が続いていますが皆さんはどうですか?
タバコと聞くと正直良いイメージを持たないと思います。(私は良いイメージはないです。笑)
実はタバコとお口の中はとても関係性が強いんです!
タバコの煙には数千もの化学物質が含まれており、そのうちニコチンや発癌性物質などの有害物質が200とも300とも言われます。
喫煙者はお口が臭い・ヤニがついて汚いだけではなく、歯周病の最大のリスク要因であり、喫煙者は非喫煙者より歯周病にかかる危険が約2〜5倍高まり、重症化しやすいと言われています。
なぜ歯周病の最大のリスク要因と言われているかというと、タバコに含まれているニコチンによる血管の収縮で歯肉の血流が悪化し、炎症の自覚症状が出にくいため、気づかないうちに歯周病が進行しているケースが多いです。

また、タバコを吸うことで上記の症状が起きてしまうため、当院ではインプラントなどの治療をする方には完全禁煙を推奨しています。
禁煙をすることで、歯周病リスクは劇的に低下し、数週から数年で歯肉の健康状態は非喫煙者レベルまで回復すると言われています。
危険因子となる歯周病が改善されるだけではなく、禁煙することでお口以外の全ての臓器も同様に色々な病気のリスクが減少します。
さらに受動喫煙がなくなることで、周りにもメリットが生まれます!
今回のブログを読んでタバコと歯の関係を知っていただけたら幸いです。
もし、なにか喫煙に関して気になることがございましたらスタッフや先生にお聞きください!

2026年04月21日
こんにちは!歯科医師の坂牛です。
新年度が始まり3週間あまり。慣れない環境で日々新しいことに挑戦している方も多いと思います。環境が変わることをきっかけに顎関節症を発症することがありますので、思い当たる方はぜひお気軽にご相談ください🦷
先日、私は岡山県倉敷市でセミナーを受講してきました。木原敏裕先生による診断力アップセミナーの第二回目です。
このセミナーでは臨床手技のハンズオン実習は一切ありません。
初診でお会いした患者様のお悩みとご希望に対し詳しく医療面接を行い、適切な診査方法を選び正しく診断し、治療方針を立案する。
この考え方を、受講生のケースプレゼンを元にしながら徹底的に学んで行きます。
受講生は、実際に担当する症例について診査診断と治療案をスライドにまとめて発表します。
診査の資料が足りなかったり、患者様のご要望を把握しきれていなかったりすると、木原先生から鋭いご指摘をいただきます。
今回は私の発表の番でした。前回のセミナーでは講師の先生から辛口コメントをもらってしまった受講生もおられましたので、何とかお叱りを受けないように…!🙏と、教科書で知識のアップデートと発表資料作りを頑張りました!
医院内研修の日には予演会もさせていただき、当法人のDrからアドバイスを元に修正。前日はホテルで1人リハーサル…と、できる限り準備をして臨みました。
ありがたいことに、木原先生からはスライドプレゼンなかなか良いよとお言葉をいただきホッとしました🙌
私の治療方針に対して指摘修正案と、先生の類似症例からご解説をいただき発表は終了です。

発表前の坂牛です↑
船橋森谷歯科クリニック院長の丸林先生が撮影してくださいました!先生、ありがとうございます☺️
今回は大阪SJCDの小林実先生による根管治療のご講義もありました。
日本の保険制度は、1950年代に国民の命を最低限保証するために作られた医療制度です。それはQOLの向上を考えた制度ではありませんでした。
矯正治療は見た目のきれいさ(エステティック)なことだと見なされ保険に入りませんでした。しかし、実際には歯並びと噛み合わせが良ければ、歯の大きな問題は起こらないことが多いのです。
また、インプラントやセラミック治療は長生きしてよく噛めるためにとても有効な治療法ですが、保険診療の適応外です。
患者さまが長生きして元気にQOLを保つための健口作り、そのためには何が必要なのか。お一人お一人にとって最良の治療をご提案し、ご提供できるよう、今後も学んで行きたいと思います。