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開咬訓練と筋膜ストレッチ

2017年12月25日

おはようございます。
受付の片岡です❗
今年もあと数日ですね。
お世話になりましたm(_ _)m
来年もよろしくお願い致しますo(^o^)o

さて、今回は「開咬訓練と筋膜ストレッチ」についてお話させていただきます。

まず開咬とは?
開咬(かいこう、英:open bite)とは、歯科における不正咬合の一形態で、 上下歯列の垂直方向での不正咬合です。 上下の歯を噛み合わせた時に、前歯部が離開する前歯部開咬と、臼歯部が離開する臼歯部開咬がある。 通常、前歯部が噛み合わない前歯部開咬を指します。

歯科矯正治療の最も困難な咬合形態の一つであり、咬合の歪みから将来的に顎関節症を誘発し、頭痛・肩こり・腰痛などを併発することが多いとも言われています。なぜか女性に多いのです。

普通、歯はどんなデコボコでもどこか咬んでいるものなんです。
そこで原因として考えられるのは骨格もありますが、機能なんです。
話し方、舌の位置、そして食べ方、飲み込み方です。
これを指導し正しい動作を練習するのが筋機能訓練法です。

人は一日に800回から1000回は飲みこむと言われています。
もちろん食事だけではなく、唾液の嚥下も入っています。
なのでこれを治療するのはとても難しいのが容易に想像できると思います。

嚥下をする時に舌が上下の歯の間に出て来ます。これで閉鎖した空間を作り飲み込むのです。
前歯があいているのでは舌が閉鎖した口腔を作るのに押し出してくる必要があるのです。

そこで、筋機能訓練です。

舌の位置、飲み込み方などのトレーニングをすることをしながら歯も並べていきます。

まず歯の矯正をするよりも、口唇の筋肉を鍛えたり、舌の正しい位置覚えてもらったりすることの方がむしろ先決である場合が多くあります

私たちの歯の並ぶ位置はどのように決まっているのでしょうか?歯列の内側には舌があり外側には口唇や頬がありますが、歯は舌と口唇(頬)の中間の、内外からの力の釣り合いがとれたところに並ぶようになっています。この力の釣り合いが一方に偏っている場合、歯並びは不正になってしまいます。例えば、いつもお口がポカンと開いている人に出っ歯の人が多いと思ったことはありませんか?口唇は本来、歯が前方に飛び出すのを防いでいるのですが、口唇の力が弱く締まりが悪くなると、歯は舌に押されるがままになり、だんだん飛び出してきます。いったん歯が飛び出すと、口唇を閉められなくなるので、ますます歯は飛び出てくるという悪循環におちいります。
また、口唇の力が弱い人は、いつも口がポカンと開いており、たいてい口呼吸をしています。本来、人は鼻呼吸をするのが正常なのですが、口呼吸すると汚れた空気を直接のどから取り込むため、扁桃腺が腫れたり、すぐに風邪を引いたりします。つまり、正しく口を閉じて鼻呼吸することが、歯並びだけでなく身体の健康にとってとても大事なのです。

舌の位置によっても歯並びは影響を受けます。つばを飲み込んだり、おしゃべりしたりするときに、上下の歯の間から舌が出てくる人がいますが、実はこれは不正咬合を引き起こすとても厄介な悪習癖です。また、舌の位置が低すぎても問題になります。舌が平坦で低い位置にあり、先端が下顎前歯の裏側にあるような場合、上顎前歯より下顎前歯が突出し、上下の前歯の関係が正常な状態とは逆になってしまいます。

それでは、正しい舌の位置とはどこにあるのでしょうか?

お口の中の天井部分を口蓋というのですが、正しい舌はしっかりと持ち上がっており、その先端が上顎前歯の裏側あたり(歯に触らない程度のところ)の口蓋としっかり接触するようになっています。舌がこの正しい位置にあると、歯列に悪影響を及ぼさないだけでなく、口から息を吸い込むことができませんので自然と鼻呼吸になります。
口唇の力が弱くなると、その周囲の筋肉のバランスが崩れて、舌を支える筋肉も緩んできます。その結果、舌の位置も下がってしまいますので、口が閉じにくくポカンと開いてきます。したがって、口唇と舌の両方を鍛えることが重要で、また相乗効果も期待できます。
まずは、舌が正しい位置にあるか確認してみてください。

次に筋膜ストレッチについてです。

全身のこりの原因にも改善にも関係している「筋膜」。筋膜とは、筋肉の中で筋肉を覆っているのが筋外膜と呼ばれるもので、繊維の束がバラバラにならないように筋肉を包み込んでいる膜です。そしてその筋外膜の上に深筋膜という全身をボディースーツのように覆っている膜のことです。

ストレッチについてご案内します。

肩こりを改善するストレッチです。
左足を前に出し、右手をテーブルにつく。
後ろ足(右足)は曲げずにしっかり伸ばす。
左腕を天井に向かって伸ばし15秒キープする。
15秒キープしたら、上げている腕の方向に顔と身体をひねり、気持ちよく感じるところで15秒キープする。
上げている腕の指先を見るようにすることで首周りまで効果的に伸ばせる!
15秒キープしたら、そのままの姿勢で右ひじをテーブルにつけ15秒キープする。
テーブルについたひじは肩の内側に入るくらいまでひねる。
左右ワンセットで1日3セット行います。慣れてきたら秒数を増やすと効果的。

この動きはお腹を引き締めて代謝をUPしてくれます。肩こり改善には15秒ずつ、ダイエットには30秒ずつ行い、慣れてきたら1動作につき45秒ずつ行いましょう。③の動きで体をひねることで背中や腰などの大きな筋肉が動かしやすくなりますよ!

他にも沢山のストレッチがあるので試してみてください‼

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