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顎関節症について

2023年06月18日

こんにちは!歯科衛生士の田村です。

今回は、「顎関節症」についてお話していきます。

「顎関節症」とは?
あごが痛くなり口を開けることができなくなったり、あごを動かすと変な音がしたりするなどの症状が出る病気の総称です。
顎関節症の原因や対策について、これからお話していきます!

○顎関節症の原因
顎関節症の原因は、歯ぎしりや食いしばりなどの噛み合わせに関するもの、猫背や頬杖などの全身的な姿勢に関するもの、精神的なストレスなど多く存在します。

・急激なストレスにより筋肉が緊張し、歯ぎしりが起こる
・何かに熱中することで歯をくいしばる
・頬杖、うつ伏せ寝、猫背などの不良姿勢
・噛み合わせが悪い
・硬いものをよく食べる
・左右どちらか一方で噛む癖がある

色々な原因が考えられますが、上下の歯の噛み合わせの異常による場合が多いようです。
また精神でストレスがあご回りの筋肉を緊張させ噛み合わせがアンバランスになり、無理な力がかかり顎関節に負担をかけることもあります。

○顎関節症の症状
顎関節症にも色々な種類があり、それによって症状も変わってきます。
顎関節症の代表的な症状としては、

・顎関節やその周辺に異常を感じる。食べ物を噛む時に痛みを感じる。

・口を動かすと顎関節が痛い。噛みしめる時も顎関節が痛む。

・口を開けたり閉じたりする時に、カクカク、パキパキというような音がする。

・口が開けにくい、スムーズに開け閉めできなくなる。

・あごがよく外れる。

以上の症状のうち少なくとも一つ以上が当てはまる場合は、顎関節症にかかっている可能性が疑われます。

○顎関節症の治療
主な治療には、次のような方法があります。

・薬物療法
あごの痛みを薬で抑えます。また、筋肉の緊張が強い場合にも薬を用いたりします。

・理学療法
電気を流したり、マッサージをしたりしてあご周辺の筋肉の緊張を改善します。筋肉をほぐして血流を改善することで、痛みを軽減します。

・スプリント療法
スプリント療法とは、マウスピースを使用した方法です。マウスピースを装着して、顎関節をリラックスした状態にします。夜間に使用するため、寝てる時に歯ぎしりをしている場合、歯への負担を軽減することができます。

その他にも咬筋マッサージや、顎に負担がかかる食べ物を控えるなどセルフケアで顎関節症の症状を軽減させることができます。

当院では顎関節症の方に筋膜ストレッチの動画をご用意しております!

気になる方は是非、当院へお越しください!

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