2023年08月19日
- 暑い日々が続きますが、お身体はいかがお過ごしですか?
こんにちは!歯科衛生士の沖村です!
突然ですが、皆さんは人間が歯を失う原因で一番多い病気をご存知ですか?
歯の病気というと、虫歯が注目されがちなので虫歯と思われた方が多いのでないでしょうか!
実は虫歯よりも歯周病が原因になる事が多いのです😳
歯周病は、「歯の周りの病」と書くので歯自体の病気ではなく歯を支える骨や歯茎の病気です。
では普通に口を開けて見ただけでは見えない骨の状態が、歯周病になっていないかをどのように検査するかご存知ですか?
今回は歯周病の検査について、お話します!
①レントゲン検査
レントゲン検査では、歯を支えている骨・歯槽骨の状態、歯周病の原因となる歯茎の下の歯石がどこに付いているのかなどが分かります。
この情報を元に、歯周病の検査・治療をするので歯科医師・歯科衛生士には必要不可欠な情報となります!
②プロービング検査
プローブとよばれる器具を歯肉溝に入れて、深さを調べる検査です。
健康な方の場合、歯肉溝の深さは2〜3mm程度で、それ以上になると病的な状態として「歯周ポケット」と呼び方が変わります。
歯周ポケットが深くなれば深くなるほど、歯を支える歯槽骨が失われていることになります。
この検査では他にも、歯石の付いている場所や歯茎が炎症を起こしている場所も把握する事ができます。
チクチクと少しお痛みが生じる事があるので苦痛に感じてしまうかもしれませんが、この検査をしなければ治療が始められないので、一緒に頑張っていただきたいです😢
③歯の動揺度の検査
ピンセットを使用し、歯を揺らして検査をします。
歯周病が進行すると、骨が溶けて歯の支えがなくなっていくので歯がグラグラ揺れてきます。
これらの検査を行い総合的に歯周病の診断を行っていきます!
いかがでしたか?
正しい検査を行い、責任を持って歯科医師・歯科衛生士が治療を行っていきます。
是非一度検査にいらしてください!