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電動歯ブラシって使ったほうが良いの?

2024年03月1日

皆さま、こんにちは☀️
歯科衛生士の田中です。

気温の変動が大きい今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか

今回は「電動歯ブラシって実際どうなの?」「普通の歯ブラシとどっちが良いの?」という患者さんからの疑問にお答えするため、わかりやすく説明をしていきたいと思います。

💡『電動歯ブラシって実際良いの?』
結論から言うと、正しく使うことができれば綺麗にプラーク(歯垢)を落とすことができるので、とても良いものです!しかし、日本での電動歯ブラシの普及率はわずか22%と言われています。

人間の力では不可能な速さでたくさんの振動を歯に与えることができるため、短時間でしっかりプラークを除去することができます。 また歯ブラシを動かす必要がない物も多いため、手で動かす歯ブラシよりも圧倒的に清掃効率が良いです。

しかし電動歯ブラシの種類や用途をしっかり理解して正しい使い方をしなければその効果は発揮されません。
そこで今回は、電動歯ブラシの種類や使う際の注意点をお伝えしていきます!

【種類】
電動歯ブラシは3つの種類に分けられます

1.電動歯ブラシ
ブラシが振動または回転することでプラークを除去します。1分間に約数千回~1万回程度、歯ブラシのヘッド部分が振動、回転します。軽く歯面に当てて、ゆっくりと動かしプラークを除去します。手磨きの時のように細かく動かす必要はありません。

2.音波歯ブラシ
1分間に3万回程度、ヘッド部分から音波振動が発生し、その振動により発生した細かい泡がプラークを除去します。使い方は電動歯ブラシと同じで、手磨きのように細かく動かす必要はありません。

3.超音波歯ブラシ
1分間に120万回、2万Hz以上振動数を発生させ、プラークを剥がしむし歯菌を破壊する効果や、再付着を防ぐ効果があります。超音波には殺菌作用があり、メガネなどの洗浄機にも使用されています。また、電動歯ブラシや音波ブラシでは除去できない不溶性グルカン(虫歯菌が作る水に溶けないねばねばとした物質)を綺麗に除去してくれます。
ただし、他の電動ブラシとは違い、手磨きと同じように細かく電動歯ブラシを動かす必要があります。

また、製品によって電動歯ブラシのヘッドの大きさや形、動き方(振動・回転)などさまざまな違いがあり使い方はさまざまなので、詳しい使い方や歯面への当て方については担当の歯科衛生士に気軽に相談してみて下さい🪥

【電動歯ブラシを使う際の注意事項】
※表面のプラークは除去できても、歯間部の汚れは落とせません。デンタルフロスと併用しましょう。
※電動歯ブラシを使用する際の歯磨き粉は、歯への負担を軽減するため研磨剤が含まれていない歯磨き粉を使用してください。

このような注意事項があるため、しっかりと使用方法を守るということが重要ですが、実際に日本以外の国ではどれだけ使われているのでしょうか?
韓国🇰🇷‥‥22%
ロシア🇷🇺‥‥28%
アメリカ🇺🇸‥‥30%
ここまでは日本とあまり変わりませんね

では上位の国は…
3位‥‥ドイツ🇩🇪 (57%)
1位‥‥オランダ🇳🇱 (63%)
1位‥‥スウェーデン🇸🇪 (63%)

この数字でわかる通り、日本は電動歯ブラシの普及率がかなり低いことがわかります。効率よくプラークを落とすためには、正しい使い方で電動ブラシをさらに活用できるようになると良いですね!

当院でも、クラプロックスから出ている電動歯ブラシを販売しています!毛先の種類も豊富で、患者さんそれぞれのお口にあった毛先を衛生士が選び、使っていただくことも可能です✨

メインテナンスの際にお試しで使ってみることもできるので、ご興味のある方は気軽にスタッフまでお声がけください🦷🪥

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