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口腔機能低下症とは?

2024年04月12日

みなさんこんにちは!歯科衛生士の嶋です。

4月は新年度に入り、新しく新生活を迎えた方も多くいらっしゃると思います!

おめでとうございます🌸

 

今回は日常生活で起こる可能性がある口腔機能低下症についてお話しします。

 

日常生活でこのような症状のある方はいませんか?

・口の中が乾く

・硬いものが食べにくくなった

・飲み込みにくい

・滑舌が悪くなった

・お口が汚れている

・食事中にむせることが増えた

・食事が柔らかいもの中心

これらの症状がある場合、口腔機能低下症の可能性があります。

 

さて、この口腔機能低下症とはどんな病気でしょうか?

お口の機能は、「話す」「食べ物を口の中に入れる」「食べ物を噛む」「味わう」「飲み込む」「呼吸する」「顔の表情を作る」など重要な役割を持っています。

この機能が加齢や疾患、障害によって少しずつ低下していくことが口腔機能低下症です。

 

口腔機能低下症を放置しておくと…

咀嚼障害(食べ物を上手に噛めない)、摂食嚥下障害(食べ物や飲み物が上手に飲みこめなくなる)などお口の機能の障害が起こり、低栄養やフレイル(虚弱)、サルコペニア(筋力低下)を進めてしまい全身の健康や寝たきりの状態になるリスクがあります。

 

では、口腔機能低下症を引き起こす原因とは何でしょうか?

一番の原因は加齢です。

年齢を重ねると、お口の中の「食べ物を噛む」「感覚」「飲み込み」「唾液の分泌」が少しずつ低下します。

また、加齢だけでなく、虫歯や歯周病などで歯を失ったりすることも原因の一つとして挙げられます。

全身のさまざまな病気によって、お口の中の機能が低下したり、投与された薬の副作用なども関係します。つまりお口の中の機能低下は、さまざまな要因が複合的に関係しています。

虫歯や歯周病を予防しながら歯を維持することに加え、「口腔機能」にも着目する必要があります。

 

お口は全身の健康の入り口です。

歯やお口の機能を維持することは、長い目で見て健康に生きていくためにとても大切です。

お口の中で気になる症状がある場合、まずは検査を受けて原因を知ることや早期発見で治療・定期的なメインテナンスに通うことです。

お口の中のリスクを知って頂き、患者様一人ひとりがお口の予防をしながらリスク管理・維持できるように各職種が連携をとり、患者様のお口の健康づくりをサポート致します。

 

上記のお口の症状やそれ以外に気になることがあれば、ぜひ当院にお越し下さい!

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