保険診療に関する院内掲示について
当院は保険医療機関として、厚生労働大臣が定める基準に沿って診療を行っています。
保険医療機関は、法令により、次の3つを院内に掲示し、ウェブサイトにも掲載することになっています。このページでは、その内容と、それぞれの届出によって患者様が受けられる診療をご説明します。
- 地方厚生局へ届け出ている施設基準
- 明細書の発行状況
- 保険外負担(保険が使えない費用)
届出を行っている施設基準
当院が関東信越厚生局へ届け出ている施設基準は、次の28項目です。内容ごとに8つに分けています。見出しを押すと、正式な名称と、届出によって患者様が受けられる診療が開きます。「略称」は厚生局の名簿での表記、日付は算定を始めた日です。
基本の体制・感染対策と安全5項目
初めての診療から、治療中の安全までを支える体制です。
初診料(歯科)の注1に掲げる基準
治療に使う器具を患者様ごとに交換・滅菌するなど、院内感染を防ぐ体制を整えています。院内感染防止対策の研修を受けた歯科医師が在籍しています。
歯科外来診療医療安全対策加算1
治療中の急な体調の変化に備えて、自動体外式除細動器(AED)や、血液中の酸素の量を測る機器などを備えています。緊急時に連携する医療機関を決めています。
歯科外来診療感染対策加算2
院内感染を防ぐための設備と人員の体制を整えています。あわせて、新型インフルエンザなどの感染症が発生したときに備えて、院内を区分けして診療できる体制、診療を続けるための計画、医科の医療機関やほかの歯科医療機関との連携を整えています。
歯科診療特別対応連携加算
障害などにより歯科治療を受けることが難しい方を、地域のほかの歯科医療機関と連携して受け入れ、診療する体制を整えています。
歯科治療時医療管理料
高血圧症や心臓の病気などをお持ちの方の治療で、血圧・脈拍・血液中の酸素の量を機器で確かめながら治療を行う体制を整えています。
かかりつけ・予防の管理3項目
むし歯や歯周病の重症化を防ぎ、お口の機能を保つための継続した管理です。
小児口腔機能管理料の注5に規定する口腔管理体制強化加算
むし歯や歯周病の重症化を防ぐための継続的な管理と、かむ・飲み込むなどのお口の機能の管理を行う体制について、基準を満たして届け出ています。歯周病の治療後の継続的な管理、むし歯のなりかけ(エナメル質初期う蝕)や歯の根元のむし歯(根面う蝕)の管理などを、定期的に行います。それまでの「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」に代わった基準です。
口腔機能実地指導料
お口の機能が十分に育っていないお子様や、お口の機能が低下してきた方に、歯科衛生士が専用の診療台で直接指導を行う体制を整えています。
歯科口腔リハビリテーション料2
顎関節症の方に、療養上必要な指導や訓練を行います。あごの関節の治療用の装置を使っている方も対象です。
訪問・在宅の診療3項目
通院が難しい方のご自宅や施設に伺う診療の体制です。
在宅療養支援歯科診療所2
通院が難しい方の歯科訪問診療について、研修を受けた歯科医師の配置、訪問診療の実績、地域の医師や介護の関係者との連携などの基準を満たしている診療所です。
歯科訪問診療料の注16に規定する基準
通院が難しい方のご自宅や施設に伺って、歯科診療を行う体制を整えています。
在宅患者歯科治療時医療管理料
訪問診療で、全身の病気をお持ちの方の治療を行うときに、血圧・脈拍・血液中の酸素の量を機器で確かめながら治療を行う体制を整えています。
検査・治療の設備と技術7項目
歯科用CT・手術用顕微鏡・レーザー機器を使う治療です。
手術用顕微鏡加算
歯科用CT(歯科用3次元エックス線断層撮影装置)と手術用顕微鏡を備えています。歯の根の治療などで、患部を拡大して確かめながら処置を行います。
歯根端切除手術の注3
歯の根の先にできた病巣を取り除く手術(歯根端切除手術)を、歯科用CTと手術用顕微鏡を使って行います。
歯周組織再生誘導手術
歯周病で失われた、歯を支える骨などの組織の再生を促すために、専用の膜を使う手術を行います。
手術時歯根面レーザー応用加算
歯周病の手術の際に、レーザー機器を使って歯の根の表面の歯石などを取り除きます。
レーザー機器加算
口の中のできものを取り除く手術などで、レーザー機器を使います。
う蝕歯無痛的窩洞形成加算
むし歯の部分を取り除く処置を、レーザー機器を使って、痛みを抑えて行います。
口腔粘膜処置
口の中の粘膜の処置に、レーザー機器を使います。レーザー治療の専門の知識と3年以上の経験がある歯科医師が在籍しています。
被せ物・入れ歯・歯科技工6項目
詰め物・被せ物・入れ歯を作る工程と、作った後の管理です。
CAD/CAM冠及びCAD/CAMインレー
コンピューターで設計して削り出す白い被せ物・詰め物(CAD/CAM冠・CAD/CAMインレー)を、保険診療で提供します。
光学印象
口の中を専用の機器で読み取って、歯の型を取ります。CAD/CAMで作る詰め物・被せ物の型を、型取りの材料を口に入れずに取ることができます。
クラウン・ブリッジ維持管理料
保険診療で入れた被せ物(冠)やブリッジについて、入れた日から2年以内に当院で同じ部分を作り直すときは、作り直しの費用を改めていただきません。外れたものを付け直すときも同じです(対象には条件があります)。
歯科技工加算1及び2
院内に歯科技工士と歯科技工室があります。壊れた入れ歯の修理や、入れ歯の内側の調整を院内で行い、ご希望に応じて、お預かりした当日または翌日にお渡しします。
歯科技工士連携加算1
被せ物や入れ歯を作る際に、歯科技工士が診療室に立ち会い、歯の色や形を患者様のお口で直接確かめます。
歯科技工士連携加算2
被せ物や入れ歯を作る際に、歯科技工士がビデオ通話などでお口の様子を確かめ、歯の色や形の確認に加わります。
オンライン・情報の連携1項目
オンライン資格確認と、診療情報を電子的に連携する体制です。
電子的歯科診療情報連携体制整備加算1
オンライン資格確認で得た情報を診療に生かし、ほかの医療機関などと診療情報を電子的に連携する体制です。くわしくは「電子的歯科診療情報連携体制整備加算1」をご覧ください。
職員の賃金の引き上げ2項目
医療の担い手の賃金の引き上げに充てるための届出です。
歯科外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)の注5
当院で働く職員の賃金の引き上げに充てるための評価料について届け出ています。
歯科技工所ベースアップ支援料
被せ物や入れ歯を作る歯科技工所で働く歯科技工士の、賃金の引き上げを支えるための届出です。
その他1項目
酸素の購入価格の届出
治療で使う酸素の費用を、当院が購入した価格をもとに請求するための届出です。
この一覧は、関東信越厚生局が公表している「届出受理医療機関名簿(千葉県・歯科)」の令和8年9月1日現在の内容に基づいています。名簿は関東信越厚生局のページで確認できます。
電子的歯科診療情報連携体制整備加算1
令和8年6月1日から、それまでの「医療DX推進体制整備加算」に代わった基準です。
当院では、デジタル技術を活用して他の医療機関や介護事業者との連携を深め、患者様により質の高い歯科医療を提供できるよう、次の体制を整備しております。
オンライン資格確認等の活用
当院はオンライン資格確認システムを導入しています。患者様の同意を得たうえで、受診時に過去の薬剤情報や特定健診情報等を正確に取得・確認し、重複投薬の防止や、お身体の状態を考慮した治療計画の立案に役立てています。
診療情報の電子的な連携
他の医療機関や介護施設などと、診療情報を電子的に共有・連携できる体制を整えています。
| 電子処方箋の発行 | 電子処方箋を発行できる体制を整えています。 |
|---|---|
| 電子カルテ情報共有サービスの活用 | 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制を整えています。 |
患者様へのお願い
質の高い医療の提供、およびスムーズな受付手続きのため、ご来院の際はマイナ保険証(マイナンバーカード)をご持参いただき、受付での資格確認にご協力をお願い申し上げます。
明細書の発行状況
当院は、医療の透明化と患者様への情報提供を進めるため、領収証をお渡しする際に、診療報酬の項目が分かる明細書を無料で発行しています。公費負担医療を受けていて自己負担のない方にも、明細書を無料で発行しています。
明細書には、使用した薬剤の名称や行った検査の名称が記載されます。ご家族などが代わりにお会計をする場合も含め、明細書が不要な方は、お会計の際に受付へお申し出ください。
保険外負担(保険が使えない費用)
当院では、次の項目について、実費のご負担をお願いしています。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 診断書の作成 | 3,300円(税込) |
| 各種証明書の作成 | 2,200円(税込) |
| 診療録(カルテ)の写しの作成 | 実費 |
衛生材料など、治療やそれに密接に関わるサービス・物の費用を、別にいただくことはありません。また、「施設管理費」「雑費」などのあいまいな名目で費用をいただくことはありません。
自費診療の料金は、料金・お支払いのページに掲載しています。
このページの内容は、令和8年9月1日時点の関東信越厚生局の届出受理名簿に基づいています。