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いびきと口腔機能の関係について

2022年10月24日

皆さんこんにちは!
事務の及川です。

【いびきと口腔機能の関係】についてお話しさせていただきます。

最初に、口腔機能とはなにか?についてお話します。
口腔機能とは捕食(食べ物を口に取り込むこと)、咀嚼、食塊の形成と移送、嚥下、構音、味覚、触覚、唾液の分泌などに関わり、人が社会のなかで健康な生活を営むための必要な基本的機能のことをいいます。

次に、どんな人がいびきをかきやすいのでしょうか。
・肥満
・小さい顎
・太い首
・男性・閉経後の女性
・加齢
・家族歴
・鼻づまりなどの鼻症状
・口呼吸
・アデノイドや扁桃肥大
・仰向けでの就寝
・アルコール(飲酒)
・睡眠薬の服用
・タバコ
など
様々な原因があります。

前回のブログで「鼻呼吸と口呼吸・お口ポカンについて」でご紹介した、「お口ポカン」(口唇閉鎖不全)もいびきの原因の一つで、前々回のブログでご紹介した、口腔機能発達不全症も原因の一つと言われています。

【鼻呼吸と口呼吸・お口ポカンについて】

鼻呼吸と口呼吸・お口ポカンについて

【口腔機能発達不全症について】

口腔機能発達不全症について

そして、本日は加齢にともなう口腔機能の低下により原因となるいびきと予防についてご紹介いたします。

高齢になると口の周りの筋肉や舌の筋肉が衰えてきます。食事中にむせたり、食べ物を飲み込めなかったり、発音が悪くなったと感じる人は口腔機能の低下が原因かもしれません。
このような症状がある方は閉寒性睡眠時無呼吸症候群を発症している可能性があります。
そして、加齢に伴い増えてくる症状の一つとして「舌根沈下」という症状があります。加齢により喉や舌の筋力が低下し、仰向けに横たわった時、重力の影響で舌が喉の奥に落ち込む。
この動きにより、気道を狭くし呼吸を妨げ、いびきの原因になると言われています。
いびきの原因の約7割が舌根沈下に伴う気道の閉塞と言われているため、対処方法や口腔機能改善トレーニングをご紹介させていただきます。

対処方法
就寝時、マウスピース装着

就寝時、マウスピースを装着することでいびきだけではなく、
歯ぎしりで悩んでいる方にも効果的です。
マウスピースをすることで歯が削られるのを防ぎます。

他にもいびきを改善する治療やほぼ右方がございます。
①持続陽圧呼吸法(CPAP)と呼ばれる装置を使った治療合で、睡眠時にマスクを装着して空気を取り込む方法です。
こちらは日中に眠気が強い方や中等症~重傷の方に行われます。

②手術による治療
アデノイド肥大や扁桃肥大が原因で起動が塞がり、睡眠時に呼吸障害で起きている方にCPAP治療やOA治療ができない場合に手術を行うことがあります。

そして、前回のブログでご紹介させていただいた、「あいうべ体操」です。
いびきでお悩みの方は、耳鼻咽喉科、呼吸器内科、そして、歯医者さんにもご相談ください。

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