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神経のある歯と無い歯の違いについて

2021年07月26日


みなさんこんにちは歯科衛生士の浜永です!

空の青さが真夏の到来を告げ、連日厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?☀️

今回は『神経のある歯と無い歯の違い』について お話しします!

まずヒトの歯は、エナメル質 象牙質 セメント質という3つの硬い組織と歯髄という軟らかい組織からなります。

その中で象牙質の中にある『歯髄 しずい』が歯の神経です。

《歯髄とは》

歯の中心部にある軟らかい組織で血管、リンパ管、神経に富んでいます。

《歯髄の役割》

  1. 歯髄を通して歯に栄養や酸素を送る。
  2. 外からの温冷刺激を痛みとして感知し、中枢に伝える。
  3. 細菌感染に対して免疫反応を起こす。

このように歯髄は健康な歯を維持する為に、大切な役割を担っております🦷✨

しかし、歯の外側から虫歯がどんどん進行し、細菌が神経まで達するとズキズキと何もしなくても痛むようになり、神経を取る処置が必要になります🤕

 

 

 

 

 

 

《神経の無い歯に起こること》

・歯が脆くなる 

神経を取ったり、虫歯を取りきる為に歯を多く削ることが必要になります。そのために元の歯よりも神経を取った歯は、かなり小さくなってしまいます。しかしその歯には健康な時と同じ強さの力が今までと変わらず掛かる為、残っている歯の量が少ないとその負担に耐えきれず歯が割れてしまったりする事があります。

・再び虫歯になっても気づかない

神経を取ってしまうと虫歯による痛みなどにも気づく事ができない為、気づいた時には歯を抜かないといけない程、虫歯が進行している事があります。

・歯が変色する

神経を取り、時間が経つと神経がある時は健康だった歯に細菌が感染してしまい、歯はくすんだ茶色から黒っぽい色に変色してしまいます。神経を取る際の組織の取り残しや、出血した血が残っていると変色の原因となります。

・歯の寿命が低下する

神経を取ると上記に記載した要因が重なり、歯の寿命が約10年短くなり生存期間は5年から30年短くなると言われています。

 

このように神経のある歯と無い歯では神経がある歯の方が長く健康な歯を保つ事ができます💪✨その為に、定期的なメインテナンスでお口の中を清潔に保ち虫歯や歯周病を予防していきましょう!

 

 

 

 

 

 

また、もし虫歯になってしまい本来ならば神経を残せない歯でも、当院が行なっているMTAセメントという神経を保護する材料を使った治療を行うと神経を残す事が出来る可能性があります!

ご興味ある方は是非ご相談ください😊

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