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☆術者磨きについて☆

2021年03月8日

歯科助手・トリートメントコーディネーターの川上です。

今回は、「術者磨き」についてお話します。

術者磨きとは、簡単に言うと歯科衛生士が行うブラッシングです。

子供の時以来、誰かに歯を磨いてもらう機会はほとんど無かったのではないでしょうか。

たかが歯磨きですが、正しいブラッシングをしようと思うとなかなか難しいと思います。

術者磨きの目的は、歯科衛生士が術者磨きをすることで、快適な口腔内を体感することと、力加減や当て方、歯ブラシの使い方など参考にしてもらい、セルフケアの向上に繋がればいいと思ってます。

正しいブラッシング方法をご存知でしょうか?

ブラッシングのやり方とポイントをお伝え致します。

◎ブラッシングのやり方◎

・バス法

歯周ポケットの汚れをかき出す磨き方です。

歯ブラシの毛先が歯茎に接するように当てます。歯ブラシを歯茎と歯の境目に向け、45度の角度にあて、小刻みに横に動かし磨きます。小刻みに動かすことで、歯と歯茎の歯垢を除去し、歯茎をマッサージする効果があります。

歯周病や歯肉炎でポケットが深い所や出血、腫れている歯肉のケアに向いています。

・スクラッピング法

歯ブラシの毛先を使って磨く方法です。

歯と歯茎の境目に90度の角度で歯ブラシの毛先をあて、小刻みに動かします。噛む面も直角にあて小刻みに往復運動させます。動かす幅をを大きくすると、横磨きになってしまうので小刻みに振動させながら(毛先が動かないように)磨きます。少なくとも10回以上は動かしましょう。

この磨き方は、動かし方が簡単で清掃効果も高い為、子供から大人の方までオススメです!!

 適切な歯磨きのコツは、歯を磨き始める順番をきちんと決めて、順序よく歯ブラシを動かしていくことです。

お口の状態や磨く部位によってバス法やスクラッピング法を使い分けてみるといいです。一番大切なのは、毛先をしっかりと歯面にあてることです。

◎ブラッシングのポイント◎

・歯ブラシの持ち方

ペングリップ(鉛筆持ち、ペンを持つように軽く握る)

・歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目、歯と歯の間にあてる

・軽い力で動かす(歯ブラシの毛先が広がらない程度の力)

・小刻みに動かす(5㎜〜10㎜の幅を目安に小刻みに動かし、1〜2本ずつ磨く)

磨き方や磨き方のポイントをお伝えしましたが、口頭で「こうやって磨いて下さいね。」と言われても、微妙な感覚までは掴みにくいですよね。

術者磨きは、歯ブラシがしっかり当たる感覚、

適切な力加減、バス法やスクラッピング法でのブラッシングを術者磨きで体感し理解していただければと思います。

治療によって歯周病が改善した後は、良い状態を維持することが大切です。当院では、治療後の継続したメインテナンスまでしっかりと行っておりますので、ご不明な点がございましたらお気軽にお声掛け下さい。

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