医院ブログ

047-431-4721

キービジュアル

唾液の大切さ

2020年12月21日

こんにちは!保育士の伊藤です。

寒い日が続いていますね。

体調には気を付けてお過ごし下さい!

 

 

今回は唾液の重要性についてお話しします!

こまめに歯磨きをして虫歯予防をしていても、虫歯になってしまう人がいます。

それに対し、適当に歯磨きを済ませているのに虫歯にならない人もいます。

虫歯になりやすい人となりにくい人の違いは、唾液の量が関係しています。

 

 

<唾液の働き>

①消化を助ける

食べ物に含まれるでんぷんを分解し、胃で消化されやすい状態にします。

②口の清潔を保つ

口の中の食べカスを洗い流し、口の中をきれいにして虫歯や口臭を防ぎます。

③味を感じやすくする

唾液が味のもととなる物質を運ぶことで、食べ物の味を感じることができます。

④食べ物を飲み込みやすくする

かたくパサパサしたものでも、唾液とまざることで、まとまって噛みやすく飲み込みやすくなります。

⑤口の健康を保つ

唾液が口の中の粘膜全体を覆って保湿・保護します。唾液に含まれるカルシウムやリンなどは、歯の再石灰化を促し虫歯になりにくくします。

唾液には、食べやすくするだけでなく、口を通して外部から入ってくる細菌などから体を守るための、免疫機能という重要な働きもあります。

 

唾液の分泌量が少ないと口の中で虫歯菌が増殖し、酸化が進んで歯が溶けてしまうので、虫歯になってしまうのです。

口が渇き気味の方や、唾液が粘ついている方は、唾液が十分に分泌されていないため、定期検診を受けることをおすすめしております!

まずは、十分な水分補給を心がけましょう。

少しずつこまめに摂ることがポイントです。

唾液は運動や刺激によっても分泌量が増えます。話す・歌う・笑うなど日常的に口を動かすことは、もっとも手軽なトレーニングといえます。

さらに、意識的に唾液の分泌を促すためには、唾液腺マッサージや舌のトレーニングも有効です。

 

〈唾液腺マッサージ〉

〈舌トレーニング〉

 

噛み合わせがしっかりできていれば、かための食品を食事に加えてみたり、するめを噛むのもいいでしょう。

酸っぱいものや辛いもので刺激する方法もあります。

水分補給だけでなく、食事による工夫(水分を多く含むメニューを加える、など)も試してみるといいと思います!

何か気になることがありましたらお声掛けください!

個別相談へのご案内

診療時間
午前: 9:00~13:00
午後:14:30~18:00
  • ※ △土曜:9:00~17:00
  • ▲日曜:9:00~12:00/13:00~16:00
  • ※ 祝日は休診

047-431-4721

このページの先頭に戻る