当院の初診〜治療開始まで
2019年06月8日
皆さまこんにちは!
歯科衛生士の小網です。
関東も梅雨入りしましたね!
さて今回は当院の初診から治療までの流れについてお話しさせていただきます!
当院では初めて来院された患者様にはカウンセリングと検査を中心に行ない、お口の中の状況把握をさせて頂きます。
まずはカウンセリングルームで、お話を聴かせて頂きます。時間や周りの雑音を気にする事なく、あなたの思いをお聞かせ下さい。その後、診療室にご案内します。
最初に、お口の中の写真、レントゲン写真、そして、お口の中全体のチェックを行います。その資料を元に説明をさせて頂き、診断をさせていただいてます。
基本的に、その日から診療することはありません。
お口の中の写真を撮ることで私達は以下の事を読み取っています。
① 歯肉の色
(淡いピンク、発赤、メラニン色素沈着)
② 歯肉の形態(退宿、腫脹、肥厚)
③ 歯肉の質(浮腫性、繊維性)
④ 歯肉の硬さ・緊張度
(軟らかい、硬い、引き締まっている)
⑤ 付着歯肉の幅(正常、狭い、広い)
⑥ 歯肉の損傷(擦過傷、クレフト)
⑦ 歯根露出状態(歯頸線の位置)
⑧ 歯面の状態
(プラーク、歯石、外来性沈着物)
⑨ 歯質の損傷(摩耗、楔状欠損)
⑩ 歯列の状態
(正常、叢生、転位、捻転、離開など)
⑪ 補綴装置(適合、不適合、破損)
このような情報を読み取り、より正確な診断ができるようにするためにお写真を撮らせて頂いてます。
また、レントゲン写真の撮影は目では確認できない虫歯の有無、顎の骨の状態、親知らずの存在、歯周病の程度などを確認するための欠かせない検査項目となっています。
このようにして当院は患者様により良い治療を提供するために様々な検査を行い、皆様にご協力いただいています。患者様を知ることにより、初めてその方にあった診療計画を提案することが出来ます。患者様へ満足と安心を与えることが私たちの最も大切にしていることです。
何か気になることやお口のことでお悩みの皆様、ぜひ当院に一度お越しください!
心よりお待ちしております。