歯磨きをする意義と歯磨きの正しいやり方について
2019年01月19日
皆さん、こんにちは、歯科医師の吉です!
今年も各所でインフルエンザが猛威を振るっているようです。手洗いうがいをしっかりして、インフルエンザの感染に気を付けて過ごしたいところですね。
今回は、歯磨きをする意義と正しいやり方について、少しお話しをさせて頂きたいと思います。
まず、人が歯磨きをする意義についてですが、歯磨きをすることには沢山のメリットがあるため、現代人に歯磨きをする習慣が定着したのだと考えられます。
歯磨きの基本は、歯ブラシで口の中をキレイにすることですが、皆さんのライフステージや状況に応じて、口の中をキレイにするメリットは変わってくると思います。
例えば、これから乳歯や永久歯が生えてくる子供にとっては、健康な歯を獲得して、しっかり成長できることが主なメリットになります。
壮年期を過ぎている方は健康寿命の維持に対して、大きな役割を果たしてくれると思います。
また、歯磨きをすることに、虫歯になりたくない、歯を白くしたい、口臭対策などのメリットを求める人もいるのではないでしょうか。
このように、各個人ごとに、歯磨きをする意義があり、まとめて表現することは難しそうな気もしますが、沢山のメリットがあることは間違いないので、やはり歯磨きをすることはオススメだと思います。
次に歯磨きの正しいやり方について少しお話しをさせて頂きたいと思います。
歯磨きの目的は汚れをとることに違いはないのですが、歯周病がない人とある人、歯がしみやすい人とそうでない人、といったように歯や歯茎の状態は千差万別です。患者さん各々に合わせて、適した歯ブラシと歯磨き方法を選ぶことが正しい歯磨きの方法と言えると思います。
誤った方法や適切でない歯磨きをつづけていると、歯や歯茎が傷ついてしまう恐れがあります。
どんな歯磨き方法にも共通して言えることは、歯ブラシを強く歯に押し付けしすぎないことと、大きく動かしすぎないことです。
当院では歯科衛生士による、患者さんの状態に合わせた歯ブラシや歯磨剤の提案や、歯磨き方法の指導など行っております。
もし、歯磨きの方法に悩まれていたり、興味がある方は、お気軽に相談して頂けたら幸いです。