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呼吸について(’-’*)♪

2018年03月11日

こんにちは!歯科衛生士の川嶌です(^-^)/

まだ寒い日もありますが、少しずつ寒さが和らいできましたね⭐

今回は『呼吸』について、
呼吸の中でも、歯科に関係がある『口呼吸』『鼻呼吸』のお話をしたいと思います!

気がつくと、口をあけっぱなし。口だけでハアハアと息をしていた・・・
そんなことはないでしょうか。「呼吸は鼻で」実はコレが正しい呼吸の大前提なのです。

私たちは普段、無意識に息をしています。しかし、呼吸とは生きている間、絶え間なく続けるものです。
人は一生の間に、なんと6~7億回も息をすると言われています。呼吸の仕方ひとつで、心身の健康は大きく左右されるのも道理です。
「たかが呼吸」と侮らず、ぜひ正しい方法を身につけて、元気度をアップしてみましょう!

※口呼吸が危険な理由とは?
鼻呼吸と口呼吸の違い

鼻水は1日に約1ℓも分泌されています。そのうち約7割は、鼻を通る空気を加湿するのに利用されます。鼻水が取り込んだ空気に湿り気を与えることで、体内に入る空気の湿度は90%以上に高められます。しかし口呼吸では、これほど湿度を上げることができません。鼻呼吸の場合より口呼吸のほうが口腔内を乾燥させてしまいます。

口腔内が乾燥すると、細菌が繁殖しやすくなり、歯肉炎や虫歯、口臭がきつくなりやすくなるとも言われています。

鼻は、空気をきれいにする働きも持っています。まず、ホコリなどが体内に侵入するのを防ぐのが鼻毛です。そして鼻粘膜に生えている微細な線毛と粘液層が、細菌やウイルスなどを捕獲します。鼻から入った空気はこれら異物の多くが除去され、空気清浄器から放出された空気のような状態になっているのです。

また、粘液には抗体があるため、細菌やウイルスが粘膜の細胞に付着したり侵入するのを防ぎます。風邪やインフルエンザは、病原体が細胞内や粘膜で増殖することで発症しますので、鼻から入った空気は、口から入る空気より、感染症にかかるリスクが少なくなるのです。

鼻から呼吸することで、空気が温められます。その温度は35~37度にもなります。口呼吸ではここまで温められることがなく、冷たいまま肺に届けられてしまいます。すると、肺の免疫力が低下するリスクにつながったり、肺にかかる負担が大きくなってしまいます。

このように、鼻は加湿器、空気清浄器、エアコンの3台を合わせた機能を持っています。だから、健康のためには鼻呼吸が重要なのです。

鼻の穴の奥にある鼻粘膜には、細かい繊毛がじゅうたんのようにびっしり生えていて、そこからつねに粘液を分泌し、外界から入ってくる異物を排除してくれるます。
ところがこれが口だと、そうはいきません。排気ガスやホコリ、ちりなどがいくらでも肺に吸い込まれてしまい、結果的に風邪、肺炎ばかりでなく、健康状態によっては深刻な疾患も引き起こしかねないのです。

さらに、免疫力が低下し、アレルギー症状が起こることもあります。
アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎などは、口呼吸が一因となっているケースも少なくありません。

※子どもの口呼吸のリスク
子どものころから口呼吸が当たり前になってしまっていると、さまざまな心配ごとが出てきます。
起きているときに口呼吸が癖になっていると、睡眠中にも口呼吸をしがちになります。空気が乾燥する冬の時期には、睡眠中の口呼吸によって咽頭内が乾燥し、朝起きてからのどの痛みを訴える子どもが増え、病院を受診することが多いといいます。こういった症状の場合は、普段の呼吸を鼻呼吸に戻すだけで、再び通院する必要のないケースもあるようです。

口呼吸の場合、歯列や咬合が正常でなくなることがあります。口呼吸で口を開けている時間が長くなるために、口輪筋による前歯の舌側への作用が弱くなり、歯がくちびる側へ傾斜するようになります。これは乳歯だけでなく、永久歯でも起こります。
また、口呼吸をしていると咀嚼機能が低下します。そのため嚥下障害や消化障害も引き起こしかねません。また、咀嚼しているときにくちびるが開いているため、音を立てて食事をするというマナー上の問題もあります。給食中にクチャクチャ音を立てて食べていると、同級生からの視線がどんなものか、親でなくても心配になってしまいます。

口呼吸が当たり前になってしまうと、常にくちびるが開き気味になってしまいます。すると、周囲の人から集中力が欠けているように見られたり、やる気がなさそうな印象を持たれてしまうという危険性もあります。
子どものころから口呼吸が習慣化してしまうと、必要性のない病院通いをしなければならない場合があります。また、学校生活にも悪影響を与えます。さまざまな弊害から子どもを守るため、いち早く鼻呼吸の習慣を取り戻させてあげましょう。

皆さんは口呼吸をしてはいないでしょうか?
下のチェック項目で3つ以上当てはまると、口呼吸の可能性大です!

当院では、今後、呼吸改善に特化したプログラムに取り組んで行く予定です!

ご興味がある方は、是非、お尋ね下さい(^^)d

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